イカットの島 / バリ島に暮す / 風に吹かれながら

バリ島ウブドの小路は手工芸にあふれています。バリヒンドゥーの信仰に息づく暮らしに触れながら手織りの時を楽しみたい。

Back-strap Loom で織る 8作目 / 経浮織り-B

2016年03月12日 | 腰機 Back tension loom / in Bali / 2016年
腰機 ( 無機台腰機/輪状式原始機 ) で経浮織りを
織っています。

前回の作品で同色での浮織りは目立たないと
学びました。浮きの模様がはっきりするのは色を
反転することだと分かりました。

今までの経浮織りは2色で整経して、下糸を
浮織り色にしました。平織りの上糸が上の時だけ、
下糸を持ち上げて経浮織りにしていました。
"Backstrap Weaving" のブログを参考にして
下糸が上の時も浮織りを入れてみます。

整経に使う道具です。


整経。茶色を地糸にして、5色を使いました。


参考にした "Backstrap Weaving" のブログ
棒2本で上糸と下糸の綾を作る整経のようです。
下糸ソウコウは作りますが中筒は使わない織りです。


織り始め。
地糸の茶色と色糸の模様を逆に織り込んでいました。


中断して、上糸が上の状態からスタートしました。
地糸の茶色の中に色糸の模様が出ます。


浮織りは時間がかかります。
今日から一人で Dukuk Village Homestay に行くので
腰機を持っていき、続きを織ります。
また、前回板杼を作ってもらった所で刀杼を注文する
予定です。これも楽しみ。