昔は馬鹿みたいに本を読んでいた。
家のあちこちに積み上がった本が蟻塚みたいだった。
数年前に瞑想を始めたら認知構造が変わったみたいで、本が読めなくなった。
去年娘の友達のタケルが貸してくれた「君の膵臓を食べたい」をなんとか読んでこれが最後の小説かもと思ったけれど、ちょっと縁もあり話題になっている「ヒッキーヒッキーシェイク」を昨日夫に渡されたので読んでみた。
うーん、うなった。
不登校、オタク、引きこもりといった100%リアルな材料を使い、ロマンスなんか目じゃない「人が人といる良さ」(まあ、ぶっちゃけ愛)を。
すれっからしとユメとキボウを。
大人が満足する深い味わいを結果的に感じさせる軽妙なタッチで。
良質なエンタメ性はもちろんありつつ安易に流されず。
格好はつけず、でも格好良く、ね。
というお題があったとして。
そうそう書けないよ?
かっこいいですね、津原泰水。
家のあちこちに積み上がった本が蟻塚みたいだった。
数年前に瞑想を始めたら認知構造が変わったみたいで、本が読めなくなった。
去年娘の友達のタケルが貸してくれた「君の膵臓を食べたい」をなんとか読んでこれが最後の小説かもと思ったけれど、ちょっと縁もあり話題になっている「ヒッキーヒッキーシェイク」を昨日夫に渡されたので読んでみた。
うーん、うなった。
不登校、オタク、引きこもりといった100%リアルな材料を使い、ロマンスなんか目じゃない「人が人といる良さ」(まあ、ぶっちゃけ愛)を。
すれっからしとユメとキボウを。
大人が満足する深い味わいを結果的に感じさせる軽妙なタッチで。
良質なエンタメ性はもちろんありつつ安易に流されず。
格好はつけず、でも格好良く、ね。
というお題があったとして。
そうそう書けないよ?
かっこいいですね、津原泰水。