さて、今日は誕生日だ。この歳になると別に嬉しいとか、一つ歳を取ったから、どうだって感慨というものは特にナイ。
そうだなー還暦とかだったら、それなりに感じるものはあるだろうし、65歳になれば、おー待ちに待った年金が貰えるぜって思うかもしれん。
※報酬比例部分とか、ややこしい話は、ここでは略。
75歳になれば、“後期高齢者”だ。結局、お金絡みでないと、歳を一つ取ることに対する感覚を実感出来んってことやね。つまり、損得勘定だけ。
ま、とにかく・・・年金貰うまでは死ぬわけにはいかんよ、勿体ない。
さて、誕生日だし。お昼にはお寿司でも食べるくらいの贅沢をしようとは思ったのよ。あー、その前に、ずっと顔出してない“いもい野遊び塾”を覗いてみようかと思ったんやけど。
ちょい、ステント挿入部に違和感。さすがに狭窄ではなかろうが、いくら顔出しだけでも、一応は農作業。不安もあったのでパス。
お昼には、ちょっと地酒を口にしたいなぁ、と思って、すぐそこの酒屋に行ったら、顔見知りだし、試飲を勧められて、お猪口2杯ほど飲んじゃったんで、ツルヤにでも、寿司を買いに行こうって思ってたプランもナシに。
お昼は、酒屋で買ったちゃんぽんに地酒を一献。晩ご飯は赤飯。
これはもう、贅沢をするな、って言う<天の配剤>だよ、たぶん。地酒は純米だから、ちょっとだけ贅沢。
まぁ、お寿司か、刺身は、大晦日か、正月にでも食べることにしよう。あー回る寿司なら、それまでにいくとは思うけどねぇ。
根を詰めて読んでたのが、7年前に買ったまま放置してた不破哲三『私の戦後60年』(新潮社)。言うまでもなく、不破氏は、共産党の元トップ(現在は議長を引退)。
読んでみて、なるほど、戦後60年を共産党の側から、自分たちを正当化すればこうなるんだなぁ、ってのはよく分かった。そういう点では資料的な価値は一応ある。
確かに70年代までは、政治的な影響力は一定あったし、野党としての存在価値はあったと思う。ただ、「反省も検証も総括もなかった」という戦後政治への批判ってのは、そのまま自分たちにも跳ね返ってくると思うんだ。
北朝鮮の「帰国事業」に対する加担に対する沈黙と居直り、「ソ連崩壊を諸手を上げて歓迎」しつつ、その体制がいかなるものだったかの検証を放り出してるところとかね。
マニアックすぎるから、そこ辺で止めとくよ。
だから、想像以上でも以下でもなかったって本かな。凄く頭のいい人だとは思うんだけどさ。
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