日日不穏日記gooブログ版

前提は“清浄国”。出発点の過ちは全てに通ず

 風邪はほぼ回復。昨日、なぁんもせんかったおかげだろう。昨日の午後に行くつもりだった平安堂長野店での勝谷誠彦さんのミニトーク&サイン会も散々迷った末パスしたしね。会場は盛況だったようで今日の日記には「せめて私が出来ることはどういう外道がこの国を売っているかを話すことだと思い30分ほど行ったトークショウに熱が入った」と拉致問題をメインの話になったらしい。遠くから駆けつけた人もいる中、歩いて行けるオレは結局、その時間ベッドで身悶えていたのだ・・・情けない限りだわ。で、風邪は良くなったが、右腕はダメ!配送での痛みより、画面に向かってる時の方がキツイ、キーボードを打つたびに右手に電気が走るし、指先の感覚が麻痺してる。結局、接骨院に行く時間がなかったので明日はサポーターとコルセットで腕と腰を固定して一日を凌ごう。それでもダメなら、明後日の朝、中野へ直行だ。近着の「生活と自治」7月号には再び福岡伸一青山学院大教授が登場し、「安易にリスク論を用いて輸入再開することは食の安全に重大な禍根を残す」と警告している。全頭検査でわからないことがあるのなら、<精度を向上させるべき>で<検査範囲を緩和するべきではない>と言う。確かにそうだとは思う、ただリスク論を“死者の数”の比較って物言いには余りに物事を単純化しすぎてないかって気はするけどね。問題は米国産牛肉の安全を担保する姿勢が先方にあるかどうかだと思う。アメリカは自身をBSE汚染国と見做さず、“清浄国”として輸入解禁迫ってる んだもんなあ。【アメリカ農務省の狂牛病対策(未対策)最新事情】「米農務省は7ヶ月前(昨年11月)BSE感染の疑いがある牛の検査を内密に行い感染を確認したが、検査結果のネガティブ面を米国内で公表していなかった・・・(中略)・・・2004年度に米国では38万8,000頭について狂牛病感染検査を行ったが、最近までジョハンズ長官は検査頭数を4万頭に削減するよう検討させていた(中略)ジョハンズ長官の代理を務めるチャールズ・ランバート氏とデイル・ムーア氏はいずれも全米肉牛生産者・牛肉協会出身者。(業界団体の人間が官僚になるのは米農務省の通例のようになっている。) 」←こんな輩、信じられるかぁ!何度でも繰り返すが、特定危険部位さえ取り除けば、BSEリスクはゼロに近くなると今でも思ってる。ただ、自分たちの問題点を直視するという出発点が、根本から間違ってた場合、解決策もまるっきり誤ったものになる。いくら何でも最低限のモラルを持ってると思ってたんだけどさ。だって誰もアメリカの感染牛が2頭しかいないなんて思ってないし、単にサンプルの少なさと検査法の問題だってのは常識の範疇のこと。それを政府は【輸入再開論議に影響なしとの見方 BSE問題で官房長官】「細田官房長官は27日午前の記者会見で、米国で確認された2例目の牛海綿状脳症(BSE)の感染牛について「少なくとも(生後)94カ月以上たっている。現在、日本の食品安全委員会で議論しているものとはかけ離れた条件のものだ。直接には関係ない」と述べた」 ←いやいや迅速な判断ですね。いつもと違って。

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