日日不穏日記gooブログ版

おくりびと雑感

にほんブログ村 サラリーマン日記ブログへ
にほんブログ村

 昨日の夕方、野暮用があってカズヒロ君宅へ。そのまま、居座って晩酌に突入・・・beerって、体重制限はどうした?おいyellow7

 家庭菜園の手作り品や、彼が初チャレンジした手打ちうどんが食卓に並んだ。うん、いいじゃない・・・って偉そうだな、ん?

 彼が器用だってことはあるんだけど、家庭でも美味しい手打ちが出来るってのは驚きだねbikkuri。そばはちょっと無理だろうけど、うどんだったら、これで充分。



 プレミアムモルツを頂きながら、レンタルしてきたというDVD「おくりびと」を一緒に見る。で、泣くhorori

 コミカルな演技もあるんだけど、確かによく出来ている。伏線が張られていて、それが最後に結実するあたり、ちゃんと一本筋が通っている。映画も脚本もさすが一流。音楽は久石譲だから文句なしniko

 いろんな思いが込み上げてきたのか、彼も泣いていたしね、あれ、映画館で見たら、もっとインパクト強かったろうね。

 ただ、原作とされた青木新門『納棺夫日記』を読んでから見たので、これは全然別モノじゃないか!って思ったんだよね。確かに“納棺夫”の仕事はよく描かれてる。演技も良い。だけど、原作は富山、映画は山形と舞台が全く違うし、周囲の登場人物の設定も全く違う。

</object>

 原作では、仏教的な死生観がかなりの重きをなして描かれているのに対して、映画は近代ヒューマニズム、“人間愛”が前面に押し出されている。それゆえに多くの人に受け入れられたのであろうし、アカデミー賞trophyという栄誉も得ることが出来た。

 恐らく原作に忠実な作品であったら、商業的な成功も、アカデミー賞もあり得なかったに違いないって、僕は思う。

 著者の青木氏のサイトには、映画を“秀作”と認めつつも、「私は著作権を放棄してでも「納棺夫日記」と「おくりびと」の間に一線を画すべきと思った」って一文がある(おくりびと)。映画は映画、原作は原作。全くの別モノとして楽しむべきものだってことなんだよね。

 そんな違和感を持ちながらも泣いちゃったんだもんなぁ。涙もろくなったかな、最近。

↓違和感を持ちながら、映画に感動ちゃった僕です。最近、トシを感じる僕に応援のワンクリックを。

にほんブログ村 サラリーマン日記ブログへ
にほんブログ村

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

haikyotansaku
http://black.ap.teacup.com/niwatori/
そうですか、映画館に行きましたか。たぶん、「納棺夫日記」を読まなかったら、もっと素直に泣けたかも。

事前に情報が頭の中に入ってたから、“違い”がどうしても気になって・・・。それでも泣いたんだけど。

演技はみんな上手かったなあ。銭湯の常連さんが実は・・・というのは、良かった、うん。

ただ、僕は原作に(納棺夫の仕事が)「親族の恥」って、罵倒した叔父と死ぬ間際に和解する場面があって、そこが凄く感動的だったんだ。そこをぜひ、入れて欲しかったな・・って思ったんだ。

そここそが、作者の死生観が一番出てるところだし、映画でも見せ場になったんじゃないかって残念だったんだ。

それは無いものねだりなんだけどね。
タバ子
映画館で観ておかないと後悔しそうな予感がしたので観ておきました。
こんなに話題になる作品になるとは思いませんでした。
若い方はそうでもなかったけど、私と同年代(何歳?)以上の方は皆涙してましたね。
銭湯の常連さん・笹野高史さんが良かった!
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「趣味」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事