日日不穏日記gooブログ版

戦争の「民営化」?<死の商人>から<戦争請負会社>へ

 朝、ネットのトップニュースが【イラクで日本人拘束か 武装勢力が犯行声明】「イラクの武装勢力「アンサール・スンナ軍」を名乗るグループが9日、イラク西部ヒート近くで日本人を拘束したとする犯行声明をウェブサイト上で出した。ウェブに掲載された旅券の映像によると、この日本人の名前は「齋藤昭彦」さん。キプロスの警備会社は齋藤さんとみられる日本人が同社で働いており、イラクで連絡が取れなくなっていることを確認。米軍関連の民間警備関係者とみられ、重傷を負っているもようだ・・・(中略)・・・米国防総省発行の身分証明書や武器所持の許可証とみられる写真もあり、米軍施設で警備関係者として働いていた可能性がある」←これまでの民間人を相手にした拘束でなく、米軍関係の警備を担当していた民間会社の関係者である日本人というところが今までと違う。戦争で武器を売る兵器産業を<死の商人>というけれども、各国の軍隊が削減される中で外注で業務を請け負う“戦争の民営化”が進んでると言われてる。いわゆる米軍によるファルージャの掃討作戦という名の<虐殺>は2004年3月31日、ファルージャでアメリカ軍の下請けを行う民間警備会社の社員であるアメリカ市民の民間人4人が現地武装勢力に殺害され、遺体が市民によって損傷される事件が起こると、その残虐な映像が世界中に配信されたことがきっかけだった。正規軍だけでなく、下請けである<戦争請負会社>が事件に巻き込まれるほど事態が泥沼化してるってことだろうし、それだけ深く<戦争の民営化>が進んでるということになるんだろう。とにかく一刻も早い救出を祈念(7:47更新)。

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