夕方、職員を対象にした正月料理試食会。去年のように鍋物で腹一杯にするというのでなく、商品部の担当と かまぼこメーカーさんが参加して逐一解説。グレードの違いは配合する原材料→ぐちの違い・・・ね。けど1本1000円以上の最高グレードの生のぐち100%使用のものより、澱粉を添加したかまぼこの方が弾力や甘みがあっておいしく感じるね。箱詰めされたおせちセット(1万5千円)は京風の薄味での味付けで、煮物が旨い!確かに良い原材料使ってるわ。こっちは値段の高さ、グレードの高さがストレートに伝わってきたな。商品部の甘田さんは10年来の顔見知りだし、あれこれ質問。久々に良い学習の機会になった。職員の学習に関連して長く和歌山県の生協の商品部を担当してきた渡辺宏氏のサイトにこんな記述があったので以下引用。こういうところ(消費者団体・非営利組織のサイト)の情報は結構ひどいのが多いですよ。私も消費者団体の一つである生協に長年いましたので、自信を持ってそう言えます。メーカーや一般の流通業者なら、自分の扱っている商品について勉強するのは当たり前だと思います。しかしこういう「非営利」の団体の職員で、そういう勉強をする人というのは極めて稀な存在です。(私が言うのだから間違いありません。この辺の話はいずれ報告したいと思います。) 誰かがウソを言うと、若いものはそれを無批判に繰り返すだけ。そういう風土なんです。非営利団体ほどウソがまかり通っているという事実は知っておいてもらいたいと思います。非営利団体ほど「ウソ」がまかり通っているという指摘には異議はあるものの、メーカーや一般流通業者と比べて生協職員(渡辺氏は生協だけを取り上げて言っているのではなく、消費者運動に苦言を呈しているのかもしれないが)が勉強不足であるというのは確かにそう。「自分たちのことしか知らない」「他者の検証に耐える主張ではない」という側面は生協の大きな弱点。そのことは身に沁みてわかっているので、それを克服したいという衝動もこのサイトを更新し続けている動機ではあるものの、まだまだスタートラインに立ったばかり。自分が何も知らないことは自分が一番よくわかってる。
ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!