平和エッセイ

スピリチュアルな視点から平和について考える

サトルエネルギー学会

2005年03月29日 | Weblog
3月26日、27日と新宿の工学院大学で開かれたサトルエネルギー学会に出席しました。

サトルエネルギー(subtle energy)とは、「物質や生体のもつ微細エネルギー」だそうです。具体的には、気とかオーラとか波動とかいった、何となく存在するようには思えるが、現代科学ではまだ検証できないエネルギーのことです。サトルエネルギー学会は、そういう微細なエネルギーを科学的に研究し、また実践的に応用するための集まりです。

サトルエネルギー学会のHP:http://www.subtle-eng.com/

全部の講演を聞いたわけではありませんが、いくつか印象に残った点だけを書いておきます。

(1)板倉リサさんの踊り
これは26日の夜の懇親会の席でのイベントですが、板倉リサさんの創作舞踊がありました。彼女の踊りが始まる前には、ヴェーダの詠唱があったのですが、周囲の人たちの会話や雑音で、その微妙な響きがかき消されてしまった感がありました。

しかし、板倉さんの踊りが始まると、会場はすべてあっという間に板倉さんに引きつけられました。私の周囲にすわっていた人の中には、感動のあまり涙を流している人が何名かいました。舞というのは、気によって人々の心を浄化する芸術であるということを見せてもらいました。まさに女神の舞、天女の舞でした。

(2)電磁波の影響
医学が進歩していると言われているにもかかわらず、以前にはなかったような奇妙な病気、新しい病気が増えています。色々な原因があるのでしょうが、その一つに電磁波があると言われています。

電磁波は元々自然界の中にも存在します。近年の科学技術は大量の電気製品を作り出しましたが、それらからは、一昔前までは自然界には存在しなかった様々な種類と波長の電磁波が放射されています。

電磁波の健康被害については、まだはっきりとした科学的な結果が出ているわけではありません。たとえば、携帯電話が人体にどの程度の悪影響を与えるのか、ということについては様々な議論がなされていますが、科学的に確定的な結論は出ていないようです。ただし、大きな被害がないとしても、無用な被曝を避けるにこしたことはないと思います。イギリスは、16歳以下の子供は携帯電話を使用しないように勧告しているということです。

http://babycom.net/eco/denjiha/4.html

サトルエネルギー学会である治療師の方が、金の針で体内から邪気=余分な電気を解放する治療法をビデオで紹介し、実践してくれました。アトピーや花粉症なども、体内に蓄積された過剰電気によって引き起こされている可能性があるということです。その場で治療を受けた何人かの方は、効果があった、と言っていました。

講演の中で気になったのは、携帯電話のことです。携帯電話を左胸のポケットに入れている人がいますが、これは心臓にたいへんよくないとのことです。ズボンのポケットに入れるのもよくないとのことです。携帯電話からは、使用していないときでも、微弱な電波が発せられているからです。携帯電話はバッグなどに入れるようにして、決して体に直接触れないようにしたほうがよいようです。

また、最近多くの場で使われるようになっている電気便座ですが、そこからはかなり強い電磁波が放射されているので、妊娠中の女性が使うと、胎児への被曝が避けられないということです。どうしても使いたいのであれば、便座が暖まったあと、使うときにはコンセントを引き抜いてください、ということでした。

電気毛布からも電磁波が出ており、妊婦が使うと胎児に悪影響を与えるという説もあります。

http://www.w-mama.com/ami/KORAM2/denjiha.html

今日では電気なしの生活は考えられません。しかし、電磁波の被曝を減らすように、十分に注意することが必要だと思いました。