ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

娘さんが朝日新聞に

2009年01月24日 | その他
  

  毎日日記的にブログを続けていますが、
何も変哲のない一日を過ごして業務が終わりますと、
「しまった、ブログネタがない」となります。
と言ってネタを探すために
ブログをしている訳ではありませんが。

 「ない」ということは一日館内を巡回していない、
ということでもありますので、
4階まである当施設を歩き回ることによって
施設上に問題がないか、備品等は壊れていないか、
などチェック機能も働かせています。

 ですから「ネタがない」=「巡回が足りない」、
ということにもつながりまして、
他の仕事に追われて隅々まで見て歩けなかった時は、
それから慌てて館内を隈なく見て歩き、
当ブログの話題としています。

 夜間などカルチャーの生徒しかい居ない4階などは
不審者がいないかどうかの確認にもなりまして
防犯上にも役に立っている、
と思っています、それなりに。

 しかし、隈なく巡回していても「何もない」時は
ホント何もないものです。
そこで業務も終わる頃にさしかかると、
最初にフロント陣に
「お客様に変わった人居なかった?」とか、
「自分の周辺で変わった話題ない」
と聞くことになります。
するとフロント陣は「またですか」と言った顔しながら、
「何もありません」と。

 声掛けは売店、プール、ゲームコーナー、
神田川、浴場など順番はランダムですが
これらの部署の係員に声を掛けることにより
私なりにコミュニケーションを取っています。

 何もないことは平和なことだから良いとは思いますが、
明るい話題や楽しい話題はこちらからお願いする前に
従業員からの情報提供を呼びかけているんですがね。
なかなか、照れくさいのやら、大したことないだろう
と頭から決め付けているからオープンになりません。
埋もれた小さい話題でもユニークな話題って
結構あるもんですよね。

 浴場係のKさんの長女Sさんが朝日新聞の夕刊全国版に載った話、
「親ばかですけど」と言って控え室から新聞を取り出して来て、
「うちの娘が載っているんですよ」と私に見せてくれました。
内容は「ニッポン人・脈・記」の1面の囲み記事。
東京から取材にわざわざ延岡まで来られたそうです。
「魂の中小企業⑦」の特集記事で、
「4番サードにはない力」
ある企業の障害者雇用状況を紹介している内容でした。

 Sさんは宮崎に本社を持つ有名な洋菓子G延岡店の工場責任者で、
ろう学校を卒業したYさんの指導役を務めている人物ですが、
採用に当たってはSさんが障害者雇用を社長に働きかけ、
障害者雇用を忘れていた社長の目を覚まさせた人物でもあります。
基本的にはこの記事は社長の話ではありますが、
従業員と社長の間を取り持ち、
Yさんの個性と才能を伸ばそうとする
素晴らしい“味”を発揮しています。

 19日の朝日の夕刊でしたが、こちらにはその夕刊がなく、
郵送で届き、同僚に見せ、私にも回ってきました。
地方版にも掲載されたと言いますから
調べてみますと(一日遅れ)20日(火)の
朝刊に載ってました(夕刊の写真はカラー、朝刊はモノクロ)。

 この記事、地方の記者を使わずに
特集記事の担当記者が直接取材に来て
全国に紹介されたことにKさんは喜びを感じていました。

「素晴らしい娘さんをお持ちですね」と新聞を返すと、
大きな目がへの字になっていました。
「へ、へ、へ、へぇ」と。






最新の画像もっと見る