ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

これが紅南高(梅)

2009年05月30日 | 売店
 

  先日も紹介しましたが、
この時季はふっくら果実が
成熟する季節でもあります。
八百屋さんの店先には
袋入り、箱入りの青梅がぎっしり。
それもそのはず、
生産農家の青梅ばかりでなく、
庭先にある梅も同時に収穫の時期に当たり、
農家に限らず、出荷される量は半端ではないはず。

 先日私も梅ちぎりの手伝いに行ってきました。
あれは不思議なもので、
実っている時は落とそうという気持ちに
ならないものですが、
いざ落としにはまってしまうと、
もう落とさないと気がすみません。
5,6個まとまってある房状の梅を見ると
なおさらです。

 で、「ほらあそこ、こっちも」と
周囲が声を掛けてくると燃えまして、
その辺りの梅は全て落とす
“使命感”にかられます。
もちろん、手の届く場所ではありませんので、
そこに脚立がなければ長い棒などを使って
落とすことになります。
棒が枝や葉に絡んだりして
目標地点に操れない時は
ぐるぐる一帯をかき混ぜたり、
結構童心に返って楽しんでしまいました。

 さて、前書きはここまで。
当館売店コーナーの青梅も連日好評販売。
そのなかで、「これはプラム、それとも梅」
と思わせるような黄色と紅色の混ざった梅を発見。
これまでこの手の種類は
あまり入荷してなかったもので、
そう気に留めていませんでしたが、
目のつくところに置かれると
これが結構気になって仕方ありません。

 「へぇ~紅南高って言うんだ」
と梅に詳しくない私も感心し、
何気にネットでこれを調べると、えっ!?

 >「紅南高梅」は南高梅の中でも、
お日様の陽を浴び、実が紅色に染まったものです。
梅の有効成分が高いといわれていますが、
収穫量は、ごくわずか。

 とありました。
また、>「紅南高梅」で梅酒を漬けると
梅酒がほんのり紅色に染まります。
梅酒用としては「最高級品」と言えるでしょう、
とありました。

 「ほぅ~。これが」
などと感心してますと、
ある農園のホームページを見てましたら
1kgなんと3,500円(送料別)で
販売されてました(すでに予約終了)。



 当売店コーナーは都農産(日向市の南)で
1kg398円の表示。
もちろん、その農園は
最高級品として丹精込めて
育て上げているとは思いますが、
それにしても価格に開きがあります。

 以前、完熟キンカンが出回っていた頃にも、
価格差が生じてました。
私も試食しましたが、糖度はさほど変わりません。
外側の皮に艶がなかったり、収穫時か栽培中かに
少し傷がついて白くなっている程度で
それだけで商品価値が落ちてしまうものも。
これはマンゴーなどもそうなんでしょう、きっと。
糖度は変わらないのに、う~この差は・・・。

 「太陽のたまご」とビッグネームを付けられた
あのブランド品、
庶民の手の届かない果物ではありますが、
先日行われた赤ちゃんハイハイ競争の優勝賞品として
この「太陽のたまご」を付けましたら、
周囲の方がびっくりしてました。
話題性に事欠かないマンゴー、
参加者も敏感なんですね、やはり。

 さて、この紅南高、お味の方はいかがでしょう。
買ってみて、漬けてみないとそればかりは
分かりませんよね。
それでも最高級品種に比べれば9分の1のお値段、
試してみる価値はありそうです。


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