11月も間もなく終わりを告げ、
あと3日で師も走ると言われる「師走」がやってきます。
年の瀬も押し迫りますと
家庭において師を迎えて読経などの仏事を行い、
師が東西に忙しく走り回るため
「師馳(しは)せ月」といったのを誤ったもの
-等と諸説ありますが
(ここでの師は=<僧侶>)
漢字の語源はよく分かりません。
一方、日の入りの時刻が一番早いのもこの時季で、
11月28日現在の当宮崎地方の日の入り時刻は17時10分頃。
日暮れが一番早いのは11月下旬から12月上旬
(今年は11月28日から12月9日までの約10日間が17時10分)
と言われ、暮れるのが早くなりますと、
必然的に夜の長さ(日の入りから翌日の日の出)が
冬至(今年は12月22日)まで長~くなります。
要するに一年もあとひと月で、これから忙しくなり、
夜は長くますます寒くなりますね~~って言うお話しでした。
さて、師走も日の入りの話もここまで。
話しは変わりまして、数日前、雨にたたられました。
原付き自転車通勤の私はこの雨が大の苦手です。
正面から受ける雨、メガネはこの雨で焦点がぼけてしまい
視界は狭く晴れた日と違ってタイヤの足回りも安定しません。
世のバイク通勤の人々はやっぱり雨が一番苦痛だと思います。
寒さは防寒着等で何とかしのげてます。
ところが雨の日、なかでも冬の雨は正直※“ヨダキィ”です。
11月はまだ秋を指していますが、終盤の28日
二十四節季では立冬も過ぎて「小雪」の頃。
この時季に穏やかな天気を迎えますと、
「小春日和」と言われ、ほんのちょっぴり
昼間ぽかぽか陽気な…。
またまた“歳時記”に戻ってしまい申し訳ありません。
そうそう、この晩秋?、初冬? この季節に
ヘルストピア南側、花壇脇にあります作業道路付近に
ヒマワリが3輪が咲いていました(1輪はまだつぼみ)。
今年最後の草刈りをしたその一角に
10月の台風にも耐えてここまで無事に育ち、
中輪の花を咲かせています。
多少頭が重く、地面に垂れてしまっています。
長浜、出北、浜砂、方財の近隣の方々がよく
この近辺を散歩されていますが
「この季節によく咲いたね、元気をいただく感じ」
とは散歩も日課、お風呂も日課の60歳代の女性。
「きっと昨年東側の花壇に植えた
大輪のヒマワリの種が落ちたものでしょう」
とは施設係で花壇の手入れを怠らないMさんの話。
「玄関先に黄色の花を置いていると運気アップ」
先ほどのお散歩中の女性から
そう(風水だそうです)言葉をいただきながら、
玄関ではありませんが、駐車場の入口付近と言えば、
そうそこは拡大解釈してきっと“玄関先”。
「(ヘルストピアに)運気アップ、ご利益がありますように」
解説 ※ヨダキィ=面倒くさい、かったるい、何をするにもやる気がおきない等々の宮崎県北の方言。