毎朝会社の朝礼で職場の教養を交代で輪読し、
いろいろなケースの社会人が紹介されます。
理想や目標、経験談に失敗談等
それらの全てに「確かに確かに」
と思うが一方、「その理想論は自分には難しい」など
朝から考えさせられることもたくさんあります。
8月4日(水)「与える喜び」を引用し、ここに紹介します。
>人は、いろいろな人と関わりを持って生活しています。
その中には、陰になり日向になって支えてくれる人もいます。
そのような人たちと、どう向き合っていくかで、
その後の生活も変わっていきます。
「感謝は最大の気力」という言葉があります。
人の生命・生活を大切にする心の出発点は、
自分を産み育ててくれた両親の<真実の愛>を見いだすことです。
その愛を知るためには、何か一つ親の喜ぶことをするのです。
その時の親の表情の中に、本当の愛が見えてきます。
それは、両親のためというより、自分自身の生命を強くし、
能力を高めることにもなっていくのです。
両親に対する感謝の気持ちが培われていくことで、
社会に対する姿勢も育っていきます。
例えば、お客様から寄せられるさまざまなクレームにも、
<相手が親だとしたら>と考えれば、
前向きにすばやく対処しようと思えるのです。
「お陰さまでここまで育ちました」という心で、
仕事にも対応できれば、お客様にも喜ばれ、
発展していく土壌が固まるでしょう。
(以上全文紹介)
親に対する感謝の心(気持ち)がなければまず、
お客様のクレームにもすばやく対処できないでしょう。
私の場合、母は他界して父だけですが、
その父もヘルストピアの温泉を楽しみに来ています。
81歳になり、靴箱のカギをどこにいれたか
ポケットを探し回ったり、
車のカギを閉じ込めたり、どこかに落としたりと
物忘れが最近ひどく
結構、フロント陣にも迷惑をかけていますが、
それでも父は父。
さっそうと馬にまたがり
堤防から高校野球の練習を見に来ていた“つわもの”だけに
(その“勇姿”に当時はいささか閉口していましたが)
そんな(物忘れの激しい)父でも
母の分、感謝の気持ちをもって
<真実の愛>を探す努力しなくては・・・。
お客様の声(投書)や
フロントに直接言われているさまざまなクレームも
「親心」として言ってくれていることを肝に銘ずるために・・・。