「イオル(アイヌ語で「狩場」)の森」入口で開会式
カムイノミ(アイヌ語で「神に祈る」)。ヨモギとタバコの灰を撒いた
オオウバユリの鱗茎。茎と根をナイフで落とす
オオウバユリ。茎の途中で枝分かれしたものは採らない
キナオハウ(アイヌ語で「山菜汁」)
山菜のことを知りたくて、平取町のこのイベントに参加した。
9時に二風谷生活館集合、イオルの森に移動して1時間ほど山菜採りをし、その後に二風谷ダムを見学。最後に伝統料理「キナオハウ」等を試食し、13時前に解散、といった内容だった。
移動はマイクロバスを使い、試食会にはキナオハウ(超ヒンナ!)のほかにごはんと和え物、ペットボトルのお茶までついて、なんと参加費無料。
こんなありがたい話があるだろうか。参加費500円なら、気持ちよく払えるなぁ。
山菜採りには数人の指導スタッフが帯同してくれた。
その人たちにしつこくつきまとい、9種類の山菜を丁寧に教えてもらった。
アズキナ、ミツバ、イタドリ、イラクサ、モミジガサ、ニリンソウ、ヨブスマソウ、ハンゴンソウ、オオウバユリ
この日に備えて入手したオピネルのナイフも役に立った。
絶好のコンディションの中、貴重な1回分の登山を返上しても後悔のないイベントだった。
関係者の方々には心から感謝を伝えたい。