みたび、ソウゾウノゾウ

なるか、三度目の正直。

兜岩(570m)・兜峰(670m)[単109]

2019-11-04 | 山単
09:55|林道ゲート
10:35|兜岩
10:45|兜岩
11:00|兜峰
11:40|林道ゲート

合計 1時間45分

(ゆ) 小金湯温泉 湯元 旬の御宿まつの湯



この景色、好きだな~(紅葉最盛期を見てみたい)


林道から出てほどなく登山口


今時期は安心の渡渉・・・それでもバランス感覚求められます!


渡渉後、すぐに崖ロープ(足元がかなり緩くて滑るので慎重に)


存在感あり


カラマツ黄葉と、左から豊見山・藤野富士・真簾山(兜岩山頂より)


先ほど登った藤野マナスルと反対側から藤野三山を眺める


左奥が兜峰


兜峰への道も急登


盤の沢山の展望台(兜峰山頂より)


札幌岳の手前に小さくパゴダの塔が見えた


笹は少なくシダ多し


簾舞のかなり山奥にゲートがあったが(その途中に豊平山の簾舞コース登山口あり。登山者用駐車場ができていた)、docomoの電波は山頂まで比較的良好だった。
コースの大部分が急登で足元は緩くて滑りやすかったが、たくさんの落葉がブレーキになり、木々につかまらせてもらいながら登った。

この時期だからだろうか、兜岩・兜峰ともに頂上からの眺め良し。
またお気に入りの山が増えた。

藤野マナスル(316m)[単108]

2019-11-04 | 山単
08:45|小鳥の村入口
09:00|山頂
09:05|山頂
09:25|小鳥の村入口

登り 15分
下り 20分



小鳥の村入口


これは何というキノコ?食べられるの?(いつか勉強したいと思います)


分岐標識


山頂


左から藤野富士+藤野三山(山頂より)


何というか好感の持てる、かわいらしい山だった。
ネット情報からヤブ漕ぎ覚悟で臨んだが、ヤブが濃かったのは藤野マナスルへの分岐標識が出て間もなくと、山頂が見えてからの二ヶ所くらい、それも一瞬だけのもので、基本的には踏み跡を見ながら登れるので楽だった。

山頂もこの時期だからだと思うが、木々の間から柔らかな朝の陽ざしが入っていて爽やかだった。

帰りは山頂を離れてすぐに左側に分岐する道をたどってみたが、なんだか違う方向に下りていきそうだったので、早々に元の道に戻った(この時の若干のヤブ漕ぎが今日一番)。
せっかく素敵な山なのだから、整備すれば麓の子どもたちも遊べるのになぁ(いや、むしろ自分みたいなオジサンやオバサンたちの方が遊んじゃうか)。

それにしてもこちらの文教大明清高の生徒たちだろうか、車ですれ違うと、どの子も笑顔で礼儀正しく挨拶してくれる。
「明」と「清」を体現し、素晴らしい!!
ありがとうございます、朝から大変清々しい気持ちになりました。

ところでこちらのお山、言わずと知れた世界第8位の高峰・ヒマラヤ山脈は「マナスル」に地域のお名前「藤野」をくっつけた大胆極まりない山名がついているが、またの名は「岡田の山」(このギャップがたまらない)。

1956年、日本の登山隊が初めてマナスルの登頂に成功したことを記念し、子どもたちに夢を与えようと命名されたそうだ。
同じ年、政府公表の『経済白書』には「もはや戦前ではない」という記述がある。
敗戦国の意識が薄らぎ、生活に余裕が見られるようになった多くの若者たちが山に足を向けるようになり、空前の登山ブームが訪れたというから、そんな雰囲気も手伝ってこの名前が付けられたのかもしれない。