前略、ハイドン先生

没後200年を迎えたハイドン先生にお便りしています。
皆様からのお便り、コメントもお待ちしています。
(一服ざる)

ヤナーチェク 『グラゴル・ミサ』

2009-12-12 23:07:39 | NHK交響楽団
N響定期公演で
ヤナーチェクの『グラゴル・ミサ』を
聴きました。

指揮は久しぶりのシャルル・デュトワです。

ヤナーチェクは現在のチェコ出身の作曲家です。
『グラゴル・ミサ』とは
スラブ語(グラゴル文字)に訳された
典礼文を用いたミサ曲、という意味です。


同じヤナーチェクの「シンフォニエッタ」
ほどではないですが、金管楽器は12人。
それに独唱4人、混声合唱、
チェレスタ、ハープ、パイプオルガンと
大編成です。

ヤナーチェク独特の民族風の旋律や
金管のファンファーレ、迫力ある合唱、
そしてパイプオルガンのソロまであり
もり沢山のお得な作品です。

全部通して聴いたのは初めてでしたが、
大変面白かったです。


全8曲で
最後に「イントラーダ(序曲)」がくるという
変わった構成です。

初演時は最初と最後に「イントラーダ」を
おいた9曲構成だったようで、
私が以前にTVで観た演奏もその構成でした。

最後が終わったのかどうか
ちょっとわかりづらい曲なので、
9曲版の方がいい気がしますね。

テノールのサイモン・オニールが
いい声してました。
オペラで活躍中だそうで、
一度聴いてみたいですね。

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