前略、ハイドン先生

没後200年を迎えたハイドン先生にお便りしています。
皆様からのお便り、コメントもお待ちしています。
(一服ざる)

ゆらゆら帝国 CLIPS 1998-2003

2011-01-11 00:00:01 | クラシック以外の音楽
ゆらゆら帝国のビデオクリップ集のDVD
『ゆらゆら帝国 CLIPS 1998-2003』を中古で買いました。

ゆらゆら帝国は2010年3月に残念ながら解散してしまいましたが、
一度だけライブを観る機会がありました。
(CDは今でもよく聴いています)


独特の世界観と個性的な見た目(失礼)を持ったバンドで
TV番組に出るいわゆる一般的な"ロック・バンド"とは異なりますが、
ロックファンからは絶大な支持を集めていたバンドです。

私自身もどこが"カッコいい"のかうまく説明することができないのですが、
兎に角、絶対的に"カッコいい"ことは確かです。

外見やジャンルは、
私が好きだったミッシェル・ガン・エレファントとは全く違いますが・・・。


このDVDに収められている「夜行性の生き物3匹」は
2004年「SPACE SHOWER MUSIC VIDEO AWARDS」の
「ベスト・オルタナティブ・ビデオ」賞に輝いた作品です。

初めて見た時は衝撃を受けました。

最近、YouTubeで見直して改めてその凄さに嵌りDVDを買ってしまった次第です。


曲に合わせて三人の阿波踊り隊が延々と踊り続けます。踊るだけです。
ただ、その踊りの凄いこと!(特に真ん中の人!!)

YouTubeのコメントでも、
「真ん中、段違い」「真ん中神だな」と綴られています。

私のように阿波踊りを踊ったことも間近で見たこともない人間にも
その凄さがわかります。
決して派手ではなく、ひょっとこ面を被って淡々と踊る姿の美しさ。
微動だにしない体幹。腕の振りの正確さ。

※興味がありましたら是非見て下さい。URLはココ
http://www.youtube.com/watch?v=n_dk8ChdCA8


繰り返し繰り返し、何度見ても飽きません。
・・・・と何度も見ているうちに、ふと思いました。

両脇の二人は真ん中の人を引き立てるように控えて踊っているだ、
これは踊り手三人の"フォーメーション"として完璧に完成されているのだ、と。
そう考えると尚更凄い・・・。


単調なリズムの繰り返し(の音楽)で、同じような振り付けの踊りを続ける、
という意味では、以前に書いた、ROSAS『FASE』(ローザス『ファーズ』)
を思い出します。

ジャンルも踊りも全く異なるので比較するのは無意味かもしれませんが、
私としては「夜行性の生き物3匹」に軍配を上げます。



ちなみに、阿波踊りを踊っている三人の方々は
「高円寺阿波踊り連協会所属 ひょっとこ連」の方々だそうです。
市井にも凄い人たちがいるものです。

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