N響定期公演に行ってきました。
曲目は
ムソルグスキー(リムスキー・コルサコフ編):交響詩「はげ山の一夜」
ラヴェル:組曲「クープランの墓」
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
指揮:イオン・マリン
です。
指揮者のイオン・マリンは1960年生まれ、ルーマニア出身。
20代でウィーン国立歌劇場の常任指揮者を務め、
その後各地の歌劇場、オーケストラに出演。
現在はフリーで活躍する若き俊英だそうです。
個人的にはちょっと"消化不良"気味の演奏会でした。
演奏し辛そうな感じ・・・というのでしょうか。
金管楽器に、一つの旋律を吹いている途中で
微妙に音量を変えるよう指示しているみたいで、
それはそれで新鮮なのですが、演奏者にとっては難しそうですね。
(プロに対して失礼かもしれませんが)
結構音を外していたのはそのせいかと・・・。
ラヴェル編曲の「展覧会の絵」の見せ場(というか聴かせ場?)の一つは、
第4絵<ブイドロ>でのテューバソロだと思うので楽しみにしていました。
このテューバソロにはかなりの高音が出てくるため、
この部分だけ通常のバス・テューバからテナー・チューバ(ユーフォニアム)に
持ち替える場合もありますが、
演奏者がステージに上がる際、テューバ奏者の池田さんは
バス・テューバしか持っていなかったので「これは!」と思いました。
まあ、実際には別にいたユーフォニアム奏者がソロを吹いたのですが・・・。
第10絵<キエフの大門>のクライマックスもテンポがかなり遅めで
ティンパニ、大太鼓がタイミングを合わせるのに苦労していました。
そんなこんなが"消化不良"の原因でしょうか。
今日の演奏では第1ファゴットとコントラ・ファゴットが女性でしたが、
N響のファゴット隊はいつ聴いても安定感抜群でいいですね。
あと、第2絵<古城>にはサクソフォーンのソロが出てきます。
同じくラヴェルの「ボレロ」にもサックスソロがありますが、
何度聴いてもサックスの音はオーケストラに馴染まないなあ、と感じます。
やはりサックスはジャズのための楽器ですね。
余談ですが、私が自分で初めて買ったクラシックのLPが
おそらくこの「展覧会の絵」だったと思います。
小学校5、6年生の時でしょうか。
ショルティ&シカゴ響の演奏で、ジャケットが大変美しいLPでした。
↓これです。
(写真だと周りが灰色に見えますが実際は銀色です)
曲目は
ムソルグスキー(リムスキー・コルサコフ編):交響詩「はげ山の一夜」
ラヴェル:組曲「クープランの墓」
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
指揮:イオン・マリン
です。
指揮者のイオン・マリンは1960年生まれ、ルーマニア出身。
20代でウィーン国立歌劇場の常任指揮者を務め、
その後各地の歌劇場、オーケストラに出演。
現在はフリーで活躍する若き俊英だそうです。
個人的にはちょっと"消化不良"気味の演奏会でした。
演奏し辛そうな感じ・・・というのでしょうか。
金管楽器に、一つの旋律を吹いている途中で
微妙に音量を変えるよう指示しているみたいで、
それはそれで新鮮なのですが、演奏者にとっては難しそうですね。
(プロに対して失礼かもしれませんが)
結構音を外していたのはそのせいかと・・・。
ラヴェル編曲の「展覧会の絵」の見せ場(というか聴かせ場?)の一つは、
第4絵<ブイドロ>でのテューバソロだと思うので楽しみにしていました。
このテューバソロにはかなりの高音が出てくるため、
この部分だけ通常のバス・テューバからテナー・チューバ(ユーフォニアム)に
持ち替える場合もありますが、
演奏者がステージに上がる際、テューバ奏者の池田さんは
バス・テューバしか持っていなかったので「これは!」と思いました。
まあ、実際には別にいたユーフォニアム奏者がソロを吹いたのですが・・・。
第10絵<キエフの大門>のクライマックスもテンポがかなり遅めで
ティンパニ、大太鼓がタイミングを合わせるのに苦労していました。
そんなこんなが"消化不良"の原因でしょうか。
今日の演奏では第1ファゴットとコントラ・ファゴットが女性でしたが、
N響のファゴット隊はいつ聴いても安定感抜群でいいですね。
あと、第2絵<古城>にはサクソフォーンのソロが出てきます。
同じくラヴェルの「ボレロ」にもサックスソロがありますが、
何度聴いてもサックスの音はオーケストラに馴染まないなあ、と感じます。
やはりサックスはジャズのための楽器ですね。
余談ですが、私が自分で初めて買ったクラシックのLPが
おそらくこの「展覧会の絵」だったと思います。
小学校5、6年生の時でしょうか。
ショルティ&シカゴ響の演奏で、ジャケットが大変美しいLPでした。
↓これです。
(写真だと周りが灰色に見えますが実際は銀色です)
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