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前略、ハイドン先生

没後200年を迎えたハイドン先生にお便りしています。
皆様からのお便り、コメントもお待ちしています。
(一服ざる)

弦楽四重奏曲第20番変ホ長調

2009-08-26 12:05:06 | ハイドン先生の作品
弦楽四重奏曲の第0番から第20番まで
聴きました。

といっても、このうち
3曲は元々他の作品だったものの編作で
6曲は今では偽作となっており、
実際に聴いたのは12曲です。


初期の作品は全5楽章のものが多いのですが、
この時代の弦楽四重奏曲が
ディヴェルティメントやセレナードと
どう区別されていたのかよくわかりません。
まだジャンルの特徴がはっきりしていないように感じます。


モーツァルトの有名な
『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』は
セレナード(第13番)ですが、
私はコントラバスを加えた弦楽五重奏
(メヌエットの入った全5楽章版)
の演奏で聴いていますので。


そういえばバッハ大先生には
弦楽四重奏曲というのはないですね。


ハイドン先生の弦楽四重奏曲では
第19番と第20番は全4楽章になってます。
この辺りから少しずつ特徴がでてくるのでしょうか。

第20番の第三楽章アダージョは
物悲しい、メランコリック?な美しい曲です。