感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

年に1~2度はこんな日がある・・・

2013-12-03 20:58:19 | 家族・子育て
今朝も大工さんたちは朝早くから現場へ向って出動していくのは、いつもと変わらぬ日常の当社の風景。

しかし、それでもリフォームや集合住宅の修繕工事なども手がける事が多くなってからは現場に依っては出動時間もまちまち。

私が弟子入りした頃は、どんなに遠い現場でも8時前には現場に到着しておくのがあたり前、その代わり終業は17時で片付けなど済ませて17:30頃には現場を離れていました。

当時の大工さんと言えば直帰(現場から自宅へ帰ること)があたり前、私は会社が自宅を兼ねていたので会社に戻らねば成らなかったのですが、戻れば次の日の荷積みや加工などさせられていた事に不公平感を持ちながらしていた事を覚えています。

其れでも、当時を振り返れば其れも良い経験になっていて、当時の現場と職人の関係を見直す事で弱点や問題などを浮き彫りにさせる事ができています。

もちろん今の当社の大工さんは現場から会社に戻るのは当然で、会社に帰れば次の日の荷積みや加工、そして次の日のミーティングなどもあたり前に行ってくれて、現場がひとり歩きすることなく常に細かい所まで管理する事ができるのが最大の利点でもあるのです。

さて、そんな一日は昨日、改修工事の正式な契約を済ませたお宅へ工程表をお届けして、工事の進行の説明と色決めの為のサンプルなどをお届けします。

何分、着工までに日が少ないので予めの商品や色目などの決め事は早めにお伝えして選んでもらう事を最優先。

今日は吉日という事で工事のかかり始めの日にさせていただく事にして、略式ですが清酒とお塩で家の四方をお清めさせていただき工事の無事と安全を祈願してきました。

折角なのでご近所さんにも工事前の挨拶しておこうとお尋ねしたのですが・・・平日という事でお留守のお宅も多くこちらは再度、週末にでも出直しですね。

その後は水島、連島あたりへ今年お世話に成ったお客さんにカレンダーを届けますが、随分とご無沙汰していたにも関わらず、行く先々の皆さんが「良く来てくれた」、「工事の際には本当に良くしてくれた」と労いの言葉をいただけた事に感謝です。

皆様、来年もどうぞ宜しくお願いします。

さて、午後からはデスクワークを少し進めて夕方からは岡山市北区の某施設さんにてトイレの便座取替えの工事に立会い、今回も40分ほどで取替え工事と調整作業も完了。

明日からは快適にトイレを使ってもらえる事を期待して現場を後にしようとした時・・・自動水栓のお湯の出の時間の調整が出来ないか?との問い合わせに水道屋さんと確認。

とりあえず水栓のメーカーに確認した所、「調整可能」とのことで調整の手順の説明書を送ってもらい後日、調整作業をする事になりました。

先ずは最短でお伺いできるよう予定を組みますので数日のご猶予をどうぞ宜しくお願いします。

写真は今夜の私のデスク・・・昨夜は次女と三女が嘔吐で苦しむ様子にノロウイルス蔓延の予兆もある昨夜のわが家。

先ほど19時過ぎに妻から「自分の夕飯は買ってきて」とのメールに・・・

これは家族が全滅した事を察知。

今夜は自宅での食事は危険と会社で夕飯をすませ、そろそろ危険なわが家に帰ってることに・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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