感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

「隙」の大切さは全てに共通する法則なのか・・・

2013-08-20 20:21:13 | 林俊文の想い
今日も暑い一日だった岡山・倉敷、「今日も本当に暑いねー」と言うのは出会う人との挨拶の様。

そんな一日も大工さんたちは暑さに負けることなく家づくりに取り組んだ一日。

真庭市北房の古民家改修現場では大工の「しんちゃん」がひとり獅子奮迅の働きで外壁の下地作りに懸命に作業してくれている様子。

倉敷市連島の二世帯住宅改修現場でも大工の「まっちゃん」、「信くん」が二階のリフォームを着実に進めてくれています。

月末が2階へのユニットバスの設置予定日、少し早いペースで作業を進めてくれる彼ら。

この調子だと、こちらの現場は少し手が空く可能性も在りそうなので手の空いた時にできる仕事の予定を組んでおかねば・・・

そんな私の一日は倉敷市中島での壁紙貼り替えの現場へ立ち会う事からスタート、今回は玄関ホールと1・2階の廊下のクロス貼り替えの工事。

今日と明日の二日間での施工と成りますがお客様どうぞ宜しくお願いします。

午後からは岡山市中区の新築現場でインターホンの取替え作業に立会い夕方には昨日で工事が完了した倉敷市中庄の境界塀改修のお客さんの所へ集金にお伺い。

集金後に早々に室内の襖(ふすま)紙の張替えの依頼をいただけた事は昨日の施工に本当に満足してくれた証。

「急がないから時間のある時で良いよ」と言ってくれたお客さんの笑顔に次の襖紙貼り替え工事でも大きな満足と感動をお届けしたいと強く願います。

その後はデスクワークを行なう傍ら、電気屋さんとの図面打ち合わせなど会社に居てもできる家づくりも大切な業務。

今日は午前中、少し空いた時間を利用して久しぶりに散髪に倉敷市大内の美容サロンさんを訪れ、私もやっと夏らしい頭に変身。

何かと時間に追われた夏休み前とは一転して、こうした自由な時間がある事に感謝、感謝。

其れでも昨日、今日と多くの仕事の依頼や家づくりの計画などのお話をいただけた事に、年末間際の忙しさがハッキリとイメージできてしまうのは、「家づくり」を生活の糧とする私たちにとっては本当に嬉しい事。

月曜日には空白だった私のスケジュール帳も今週分は今日で予定が満タン。

ここで無理して予定を詰め込み過ぎないように肝に銘じて明日に取り組んで行かねば成りません。

写真は岡山市中区の現場で撮影した庭園。一見、乱雑に植えられている様に見える植栽ですが・・・

実は大きな石を中心にバランスよく配置されている事に気が付きます。

一番美しく見えるのは和室に隣接した広縁から見る庭園が正面だと素人ながらにも分かるのですが・・・

この庭園は、どの場所、どの角度から見ても全体のバランスを崩さない様に計画されている所は本当に見事。

これは全てが詰めすぎず、空きすぎずと「隙間」を上手く使って配置されているからのようで、「隙間」の大切さをしみじみ感じます。

これは自分のスケジュール帳にも言える事なのか?詰めすぎた予定、空きすぎた予定は時として場所と角度が変わると「吉」で在り続けないのだと改めて感じます。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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