雨が近いのだろうか、朝からどんより曇り空。
午前中はフツーに過ごし、昼は少し悩んだ末に久々の店へ。
遅い時間帯の入店だったが、店内にはだれ一人おらず、大将が暇そうに厨房の荷物に腰をおろして煙草を吸っていた。
もう、この段階でダメな店である。
しかも、中華の店を標榜していながら全くと言っていいほど活気がない。
餃子自慢の某店と比べると、祭りと法事くらいの差がある。
死に絶えたような店なのだ。
が、そんな店でありながら、時折無性に食べたくなるものがある、そう
八宝菜定食
なのだ。
自分自身どうしてなのか分からないが、数カ月に一度、禁断症状が現れて食べなくてはやっていけなくなる
カウンター席に座り、注文したのだが、それと同時に入って来たオールバックの何とも言えない風貌のヲヤヂがひと座席あけた右隣りに座った。
そして、いきなり煙草を吸い始めた。
最悪である。
慌てて新聞を取り、そのヲヤヂを遮るように体の右側に新聞を広げて読むふりをした。
左側の入口が解放してあり(節電のため店内エアコンを入れていないからだな、多分)そこから、風が少しだけ吹き込んできたので煙はこちら側に漂わなかったのが不幸中の幸いである。
こちらの露骨な煙害防止が分かったのか、そのヲヤヂは少しだけ吸って火を消した。
ホッとして新聞を前に置いたのだが、ヲヤヂはやおら立ち上がり、こっちに来た。
マヂで因縁をつけられると恐怖を感じた。
だって、風貌がまともじゃないんだもん。
ビビっていたら、背後から手が出てきた。
そして、「新聞、いいですか?」だって。
いや~、ホッとしたねぇ。
でも、震える声で「あ、あぁ、イイですよ」と返したのは言うまでもない。
ま、そんなことはドーデもいい。
しばらくして出てきた魅惑の定食は↓
八宝菜↓こうみると、なかなかじゃねーか
小鉢↓は鶏のから揚げ。
揚げ過ぎで硬いのなんの、硬い衣で口中が切れた
豆腐とナスが具材の澄まし汁↓
はっきりいって、超不味い。
よくこんなものを作るなぁと思わざるを得ない。
ま、こんなもんか
本日の天気は
のち
梅雨入りしたそうだ。
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