山の頂から

やさしい風

いったい何が・・・

2008-06-13 07:49:47 | Weblog
 ギャンブルに狂い、多額の借金を作った女には、
三人の子供がいた。何も知らぬ夫は一生懸命働いた。
しかし、家族に知られることとなっても心改めない女は離婚された。
小学生の次男は母親に付いた。
多感な盛りの長男と長女は父親の元に残った。

 数年して十代後半の長女が練炭による自殺を図った。
彼女を取り巻く、多くの人間は悲しみにくれた。
離れて暮らす母親は、その霊前で自分の罪を泣いて悔いたという。
しかし、既に取り返しは付かなかった・・・

 残された家族・父親と長男、祖父母はひっそりと生き、
漸く穏やかな日々を取り戻した。

 今朝、その家族に梅雨の闇がかかった。
20歳になった長男が山中で縊死。捜索の人によって発見された。
数日前から行方不明となり、家族が心配をし捜索を開始した矢先のことだという。
仕事が面白くないと言っていたらしい。

 近辺の事件である。想像しただけでも気の塞ぐ話だ。

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 「国内において身分差別化が進み、上流階級と下流階級とがはっきり分かれ、
国内に奴隷階級が出来てしまったのだ。」と、或るサイトに書かれている。

 また、「日本国内に植民地が出現して支配層と被支配層が出来てしまった。
このような被支配層が出来たのは2004年の人材派遣法改正で、
製造業への派遣が認められるようになってからだが、
小泉構造改革は日本国内に派遣社員という奴隷を作る事が目的だったのだ。」とも。

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 それにしても、何となく日本が壊れて行くようでならない。
国の政治は他国による傀儡で、骨のないタコが踊っているような具合。
年間に3万人もの自殺者を出す国、少子化、高齢化と、
何れをとっても【希望】が萎えるような事実ばかり。

 それでも人は生きなければならない。
生きて乗り越えていかなければならないのだ。
そう思う・・そう思う・・・そう思う!!

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