山の頂から

やさしい風

左~~ならえっ!!

2008-11-11 23:47:59 | Weblog
 
  実家の湯沸かし器が、4年間の使用に耐えず壊れた。
あの【パロマ】だ。几帳面だった父が購入日を書き記していた。
「少しづつ、お父さんの印が消えていく」と、泣き濡れた目を向けた母。
恐らく、仏壇の前で寂しくて泣いていたのだろう。
写真の脇に『お父さん、寒くなりましたね』と、
シクラメンの絵手紙が置いてあった。
絵筆を持つきになったのかしら・・・少しホッとした。

 喪中の葉書をパソコンで書いた。
昨年の年賀状で宛て名書きをする。
『よく頑張っているね。身体に気を付けて』と、
書き添えた父の字の年賀状に思わず涙が零れた。

 冷たい風、陽の差さない日々が続き気が滅入る。
休みなく働いて、働いても働いても我が家の景気は一向に良くならない。
世の中は政治のモタつきで坂道を下るような塩梅。
やけに左派が元気づいて、これからは俺達の時代みたいに、
マスコミを巻き込んで【左~~ならえっ!!】の号令。
もの言えば唇寂しの世の中。 ああ~~、厭だこと!!