ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

弥彦山 山じまい

2018-12-10 | 山歩
11月30日。
おそらく俺にとって最多登頂回数を数えるであろう弥彦山。その弥彦山が今年はじめて「山じまい式」を行うというので、面白そうだから行ってみることにしました。
「山じまい」、山開きがあるのであれば、開いたら閉じる式もあるのですね。


弥彦神社拝殿。
生憎と天気悪い。
天気予報レーダーによれば、雨は降らないようだけれど、山頂に行くには低い雲(というかガス)を抜けていかなくてはいけない感じです。
一応、カメラも持って行きましたが、天気も悪いしサクッと登ってサクッと帰ってこようと、ポケットに【Cyber-shot DSC-RX0】を突っ込んで登山開始です。


表参道コースを登り始めてすぐにある「茶屋」は、この日ですでに営業終了していました。
上で知りましたが、この茶屋の夫婦も山じまい式に出席するために登っていたようです。


おひとり様登山なので、久しぶりに息が上がるペースで登ってみる。1時間ちょっとで登れればいいかと思ってスタートしたけど、意外と調子がいい。まだペースを上げられそうだ。あー、でも早く着いてしまうと式まで上で暇だ……。ということでまだペースは上げられそうだけど、時間調整のために上げきらないというちょっとモヤモヤするペースで。


さすがに登山道の紅葉も終盤過ぎ。足元は星屑のよう。濡れてはいるけどぐちゃぐちゃにはなっていなくて良かったです。


下から見上げた時は、上はガスっていない様でしたが、どんどん下から上がってきて、結局、周辺は白くなってしまいました。


1時間くらいで山頂に登頂。
上からの眺望は期待はしていませんから案の定というか、よく言えば雲海。


天候が良くなかったこともあり、山じまい式に集まったのは、どうも関係者だけみたいでした。SNSでも呼びかけがあったので、もう少し一般登山者がいるかと思いましたが、俺くらい?
ということで関係者に紛れて参加するのも申し訳ないので端で見学することに決めました。
式が始まるのを待っているうちに、ポツポツと雨が。幸い強くはないので濡れることはなさそうですが、さすがに何もしないで待っているには寒くなり、山頂をグルグルと歩き回る。不審者このうえなし。






山じまい式が執り行われました。

弥彦神社奥宮の社務所が11月末で閉じられることが多いので、それに合わせてこの日になったようですが、今年は12月の頭が休日だったので社務所はこの日には閉じられなかったようです。
山じまいとなりましたが、弥彦山ロープウェーは冬季も営業していますし、登山道も立ち入り禁止になったわけではなく、あらためて自己責任の意識を高めてもらう事を目的として、今年から「山じまい式」を行うことになったそうです。
弥彦スカイラインは通年通り、この日を最後に冬季閉鎖となりました。


年内にまた登るかはわかりませんが、今年は回数が今回を含めて登頂3回と少なかったものの、新潟市内から眺めることを含め弥彦山には楽しませていただきました。
お弥彦さま、ありがとうございました。

雨も降ってきたので、下りもササっと久しぶりにほぼ駆け下ってきて、この日はいい運動になりました。


「山じまい式」を終え、表参道コースの登山口にある鳥居には、このような看板が設置されていました。(俺が登り始めた時間には、まだ紙が貼られて看板が覆われていました)
やはり、1月の事故を受けての山じまい式開催となったんですね。なお、他の登山口にも同様の看板があるかは未確認です。


雪の弥彦山も気持ちいいですが、来シーズンはどれだけ登りに来られるかな。

【Cyber-shot DSC-RX0】

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