ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

長岡花火ウィンターファンタジー

2020-12-12 | 新潟の花火
有料イベントなのでこれまで避けていましたが、花火大会がなかった今年、花火が見たい!とチケットをとりました。
行こうと決めてから先日のあきはなびがあったので、初花火ではなくなりましたが。
新コロ対策のため、新潟県民限定になり、定員3,000人程に限定されての開催でした。
応募人数が定員を超えたため抽選になった時は焦りましたが、無事に当選。


正三尺玉実物大模型を使ったクリスマス飾り。

入場には、居住地確認と検温が必要でした。
ちょうど入場が始まる頃に着いたので、入場待ちの列に並ぶことなく、パパっと済ませて入場。
この日は生憎の雨。
一応、天気予報では花火の時間あたりはあがっているか少雨となっていましたので、傘も持たずに入場口へ。
この判断が間違っていました。

入場した頃から、雨は本降りに変わったのです。


花と緑の館の屋内はものすごい人口密度になっていたので、建物の外の雨の当たらないところで待機。
カメラマンスペースは高い壁があって、それを乗り越える高さがある三脚が必要な感じでした。
幸い、カメラマンスペースでなくても、目線の高さまでなら設置OKなので、小型三脚しか持っていない俺は助かりましたが。

始まる前に、ちょうどいい位置がどのへんか見極めておきたかったのですが、雨で動けず。
打ち上げ場所は緑の千畳敷の外周道路なので、目の前で打ち上がりますから、
どこから見ても特等席なのは間違いない感じでした。

開始時間直前、雨が上がりました。
よっし!と緑の千畳敷に出たのですが、始まった途端に雨が降り出しました。
雨が強くなってきたので、カメラを三脚に載せることもできませんでした。

プログラムは「新型コロナウィルスの犠牲者の慰霊と早期終息を願う花火」の青いフェニックスで始まりました。








というわけで、長時間露光ができず、手持ちでの撮影です。
今回は、ウィンターファンタジーな感じを出したくて、花火撮影にソフトフィルターを用いてみました。

カメラは防塵防滴に配慮されています。レンズはされてないけど。
まあこれまでαを雨の中で使っていて、どうにかなったことはないので信頼して運用しています。
撮影時、レンズは左手で上から覆う感じでカバーしました。


あまりに雨が強く、顔を上げてもよく見えず、マスクをしているために眼鏡が曇ります。
後で確認したこの時間帯の1時間雨量は3ミリでした。
そうとわかっていれば、傘だってカッパだって用意したのに。
天気予報を信じた俺が間違っていました。
ずぶ濡れになりながらよく見えない花火を見上げていると、
こみ上げてくるのは悲しさと、情けなさです。
せっかくの花火なのに、この日を楽しみにしていたのに。
なんでこうなるかなぁ。
妻が「建物の方に行く?」と言ってくれたので、一旦撤収して「花と緑の館」の軒下に戻りました。
うーん、木が無ければここでもいい感じだけど。




プログラムの最後はもちろん「復興祈願花火フェニックス」
雨が少し収まったように見えたので、最後だけ頑張ろうと千畳敷に突撃。

「Jupiter」が流れるなか打ちあがるフェニックスを見ながら、
来夏の長岡花火は絶対に見に来る!と決意をかためていました。


疫病にも災害にも負けずに舞い上がれフェニックス。

ただただ寒さに耐えた30分でした。
やりたかったこともできず、まともに見ることもできず、
ホント、冬の幻想のような花火でした。
もったいない。

この後しばらく、結構落ち込んでいました。写真やめようかなとまで思いました。
気持ちが落ち着いた今、まぁ、これも思い出かと思えるようになりました。
夏になったら、「冬の花火はひでー雨だったよね」と言いながら、
最高の長岡花火を見上げたいです。
もう連休を申請することは決定しました。

【α6500】+【E 10-18mm F4 OSS】



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