ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

佐渡は思っている以上に大きいのだ

2023-03-20 | 新潟の風景

とくに予定のない快晴の休日。
ブラブラと車を走らせて、日の沈む時間に合わせて海に出てきた。
胎内市の桃崎浜にある「はまなす海岸」です。


沖にあるのは岩船沖油ガス田の国内では現在唯一だという海上プラットフォーム。

アレ越しに太陽が海に沈んでいくなんて、いい感じに撮れるんじゃないかなという構想。




駐車場から波打ち際まで降りてきました。

望遠レンズ1本ですが、このレンズでこんなに玉ボケ作れるんだなぁ。
まだまだ全然、玉ボケのコントロールなんてできません。


茜色の空と、海の色がいい感じです。


新潟市方面を見ると、島の様になっている右の角田山と、左の弥彦山。
それだけでもおもしろいのに、新潟市内の高層建築物が先っぽだけ海の向こうに見えます。
弓なりの新潟県、思ってもない角度で見えるからどこがどうなっているのかわからんですね。


「はまなす海岸」のあたりは、どこからか運んできたかのようにこの一帯だけが砂利浜になっています。
まぁ端から端まで歩いたことはないのですが。
海水浴用に整備したのだろうか。


だいぶいい角度まで太陽が降りてきました。

……あれ?雲?
……え?佐渡??

降りてきた太陽が、水平線に浮かぶ島影を照らし出す。


沖には海鳥がいて、海に潜ったり、ひょこっと姿を現したり。
そんな様子を望遠レンズで覗いているのもおもしろい。


水面を駆ける海鳥。


アレ越しに海に沈む太陽を狙っていましたが、
なんとアレの向こうに見えているのは佐渡島です。
しかも太陽が沈もうとしているのは、小佐渡の先端あたりですから、
佐渡全体を考えると、真ん中くらいになるでしょうか。

でかい!
佐渡島は、おそらく県外の方が思っている以上に、大きな島です。
新潟市の浜から見ても、あ、結構大きいんだと感じられると思います。
県外の方は当然として、新潟市民が見ても思っている以上に大きいのです。


太陽、プラットフォームに着陸する。

まじか……
太陽が北側に沈む位置が移ってきたからとか、そんなレベルじゃない。
角田山の位置からして、ここから海に沈む太陽は見られないんじゃないかな。
村上の勝木から見た時も佐渡に沈んだし。
もしかして新潟市から北では山形県に入るあたりまで行かないと、
海に沈む夕日は見られないのか!?


海に沈むところは見られませんでしたが、
まぁアレの向こうに沈んでいく太陽は、コレはこれで絵になったな。
いい夕景ですね。


姫崎のあたりに太陽が沈む。


夕日が佐渡を照らし始めてから、ずっと「はぁ佐渡でかいなぁ」と感服しっぱなしの夕日鑑賞でした。
自分の足で一周走った人間として、
人より佐渡の大きさは実感しているつもりでいましたが、
うーん、やっぱり佐渡は思っている以上に大きいのだ。

【α6500】+【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】



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