ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

わらアート

2021-09-04 | 新潟の風景

上堰潟公園で2年ぶりの開催となった「わらアートフェスティバル」です。
イベント当日に訪ねることができたのですが、混雑を考慮して夕方に行きました。
そしたら、見事に逆光ばかりです。
何年も訪れているのに学習しないオレです。

今年は「見た人に活力を与える縁起物」というテーマとのことで、
3つのわらアートが作られていました。


今年は、公園の木々の中に存在が埋もれがちな作品が多い中、
遠くからでも視線を感じる作品が。


「アマビエ」
くちばしとヒレ、そして真っ黒な空洞の目が特徴でしょうか。
もうちょっと胴体があるとそれっぽかったのでしょうけど、
なんだあのデカい顔は!?と近づいていくと、ああ、アマビエなのか。
という感じでした。


絵はカワイイ。
関東の美大の学生さんが、作品制作のために新潟を訪れて、
地元のひとと協力して作品を作っていたようですが、
「デザインした学生さんより」とあり、今年は関東圏から来ることがまだまだ難しいですし、
学生さんはデザインするのみだったのでしょうか。


1枚目のシルエットは「三角達磨」でした。

水原の民芸品が有名ですが、あまり知られていない達磨かと思います。
三角達磨とは渋い選択したなぁ。


今年の躍動感担当と思われる「鳳凰」
「縁起物」ということで、基本、置物感が強い今年の作品の中で、
唯一、動きのある作品となっています。


2年ぶりの「わらアート」、例年よりも作品数は少なく、こじんまりとした印象を受けなくもないです。
このご時世、まだまだ製作にはいろいろと制約も多かったのではないでしょうか。
そんな中でもこうして作品を作ることができて良かったのではないかと思います。
学生さんにとっては2年間作品を作る場がないと、作品発表の機会が2年失われることになってしまいます。
大学生の2年は大きいですよね。
少しでも作品を製作する経験をすることができれば、学生さんの糧になるのではないでしょうか。
そう学生時代に4年間、別の形ですが作品制作に打ち込んできた身としては思います。

来年は羽ばたけるといいですね。

【α7 II】+【TAMRON 20mm F/2.8 Di III OSD M1:2】【SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary】



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする