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【G3X撮影速報】久居駐屯地創設70周年記念行事-三重県津市の普通科連隊,不確かな時代に掲げる抑止力の盾(2022-04-10)

2022-04-10 18:29:28 | 陸海空自衛隊関連行事詳報
■久居駐屯地祭二〇二二
 本日夕方は水火天満宮枝垂桜を紹介する予定でしたが変更です、久居駐屯地祭が執り行われました。行事速報ということで今回は様々な行事展示式典の内容を厳選してお送りしましょう。

 久居駐屯地創設70周年記念行事、本日挙行されましたので行って参りました三重県へ。久居市、という街は合併により現在三重県津市となっていますが、近鉄久居駅の文字通り駅前にありまして、あの守山自衛隊前駅や真駒内駅よりも駅に近い駐屯地となっています。

 2020年の自衛隊行事は唯一、空挺団降下訓練始めが執り行われまして、それ以降の行事は新型コロナウィルスCOVID-19感染拡大により今に至るもほぼ中止が続いています。こんかいも実は招待者のみの行事、いつもお世話になっている方に声を掛けて頂いたしだい。

 感謝です。そして気分は初心者、久しぶりの行事ですのせカメラの構え方を覚えていただけでも、というくらいのもので、そして久居駅は津市、いつのまにか近鉄の名阪甲特急が津駅に停車するようになっていましたので、新特急ひのとり乗車も叶いましたという。

 第33普通科連隊が駐屯、この連隊は中部方面隊で最初に軽装甲機動車が配備された普通科連隊となっています。これも2002年となりますので軽装甲機動車配備20周年、ということになるのでしょうか、連隊は対戦車中隊廃止など変革を遂げまして70周年を迎えました。

 ロシア軍ウクライナ侵攻により世界は不確かな時代へ突入しました、新型コロナウィルスCOVID-19感染拡大という一点だけでも不確かな時代となっているのですが、文明国が突如言いがかりつけ隣国へ侵攻する、いま世界は19世紀のような不安定と共存を強いられる。

 自衛隊行事は、いまこそ必要とされているように思います。それは国民が自分の国の防衛力が、妥当であるかどうかを自らの価値基準で推し量るには実際にみてみるほかないのです、そして自衛隊の駐屯地は全国に広く配置されており、その機会は実際、数多いのです。

 普通科連隊とは、旧軍でいう歩兵科部隊であり近接戦闘を担う戦闘職種です、その装備は小銃と機関銃を基本とし、対戦車ミサイルや重迫撃砲と装甲車などを装備している。本州の普通科部隊は一個中隊のみ軽装甲機動車を装備しています。そしてほかは高機動車を。

 歩兵部隊はあやゆる地形と天候を克服します、ロープが在れば日本アルプスの断崖も克服しますし、特別警報級の悪天候でも近接戦闘を遂行でき、津波と火砕流いがいにはほぼ対応できるという点がその特質です。そして火力も重迫撃砲を装備しますので、比較的高い。

 70周年記念行事、久しぶりの行事であると共に燃料費高騰の時代に、高機動車化部隊を全て徒歩部隊とするなど配慮とともにしっかりと撮影する事ができました、願わくば、次の行事では自由に多くの方が入場し見学撮影できるよう、感染拡大が終息してほしいのです。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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