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【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-河原町,高瀬川畔で旨い鮨をちょっと摘まもう

2024-09-14 14:11:05 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 夕餉が帰宅するならば用意されているという時に少し寄り道をするひとときなんてのは軽い背徳感が香辛料のようにきく。

 旨い鮨をちょっと摘まもう。こういうときに皆さんどこを思い浮かべるでしょうか。祇園という繁華街もいいのだけれども今回は河原町を。河原町、昔は河原町といえば阪急京都本線の終点を示したのだけれども、ここは先斗町にも祇園にも近く便利だ。

 ジムビームハイボールでまず乾杯、杉玉、というここは四条河原町からほど近く阪急出口から高瀬川、あの森鴎外の小説で有名な高瀬川の畔の小道は北側をみますと、居酒屋然としたお店が見えてきまして、地下へ至る階段を下りますと、チェーン展開だが。

 あんきも、先付けのような畏まった一品というよりもここは粋というものを念頭にして先ずは肴ということで御鮨よりも珍味といえるような一品を、ポン酢の酸味とともに乳脂のような滋味が口の中に広がる旨味をさっと炭酸の利いたハイボールで流してゆく。

 厚切り鮨、吟味された五点盛りを。杉玉さんというのは京都だけで3店展開している。前大阪のちがうお店で五点盛りを注文すると刺身の五点盛りになってしまったことがあるのだけれども、ここは御鮨、さあ肴としますにはこのくらいがいいのかもしれない。

 まぐろ厚切り、中トロ厚切り、ハマチ厚切り、サーモン厚切り、うなぎ厚切り、厚切りというのは無粋というひとがいるけれども、かみしめるとともに味わい深く、ぱくぱくというよりはじっくりとお酒のお供として時間を過ごす際には、いいなあ、とおもう。

 角瓶、角瓶ハイボール、これわたしの学生時代は安い庶民の味方的な、いや安い学生の見方的な手頃感でごくごくやっていた安酒という印象があったのだけれども、日本ウィスキーの世界的な人気、投機とさえ懸念する人気に押され、ちょっと高級感を帯びて。

 杉玉、実はここ、チェーン展開していて首都圏にはかなりのお店が出ているということを最近知りました。けれどもこの河原町界隈で、ちょっとなにか日常に物足りないなあ、なんてことを感じた際にすぐ立ち寄って一杯やれる、ひとときを感じられるのだ。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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