北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【M-5撮影特報】カブール,C550-CAVOURハリアーとF-35B満載の横須賀寄港の風景(2024-08-26)

2024-09-07 20:15:15 | 詳報 陸海空自衛隊関連行事
■カブール俯瞰風景
 日本を訪問した史上最初のイタリア空母を高台から眺めた様子です。

 EOS-M5,標準装備のレンズは15-45mmという、京都散歩にはちょうど良いものの遠い被写体を撮影するにはちょっと難しいレンズを装着して、イタリア海軍の航空母艦カブールを撮影してみました。G3や7Dの写真に先んじて、まずはこれで速報という。

 カブール、高台からみてみました。ちょうど首都圏に所用がありましたので、これを少しだけ前倒しして横須賀に立ち寄ってみたのですが、この日も、といいますか前日か、神奈川県内の豪雨があった、いやこの日は滋賀県内の豪雨があったのだ。

 豪雨といえばカブール、なのかもしれない、日本的には。こういうのもカブール入港前日もかなりの豪雨があって新幹線が遅れて、新幹線が遅れたから乗れなかったかもしれない最終の新幹線に乗れたわけなのですが、実はこの前日の新幹線も。

 新幹線、しかしこのカブール入港の時点ですでに台風10号、東海道新幹線をまるまる三日計画運休に追い込んだ台風が南方にいまして、いや当初予報ではこのひすでに本州にきていたはずなのでしたが、難しい経路で九州へと接近していました。

 ぼなりい高台、と呼ばれていると言うよりは勝手に呼んでいるこの撮影位置は喫茶店ぼなりいさんが開業したことで一躍有名になりましたが、実はこのあたりの高台、わたしは2006年から延々稜線を散策し続けて発見した撮影場所であったりします。

 汐入駅前の喫茶店ひらばやしさんでマスターさんからこのあたりの稜線と歴史の話をいろいろお聞かせいただきまして、その際散策しました頃には蜘蛛の巣が行く手を阻むなどけっこう荒れ果てた印象がありましたが、ここに喫茶店が開業しますと。

 高台にいたる経路は、きれいになった、不思議と落ちているごみも減ったようにおもう。このあたりは私有地も入り組んでいまして、なんとか地権者の方を探し出してお願いして撮影させていただいたこともあるのですが、ここは一応公道です。

 ハリアーの並びを撮影したい、この高台、標高は42mなのですけれども撮影機材とかいろいろ担いでいると階段と坂道に日頃の運動不足を痛感させられる場所でして、もう若くないのよ、と令和生まれの子にちゃかされてしまいそうな。

 ハリアーの複座型を見るのは、正直初めてなのかもしれません、アメリカ軍は訓練用のハリアーは日本に配備していませんでしたし、海外のエアショーはちょっと敷居が高く。ただ、この日EOS-M-5に装着しているレンズは短いものだった。

 カブール飛行甲板を俯瞰風景におさめられるのはこの高台です、だからいがいと人の行き来があります、ただこの日、さすが台風、とおもうところで雲の動きが素早く、一分一秒で情景が大きく変容してしまいます、日の当たる一瞬を撮影して。

 ライトニングよりもハリアー、しかもイタリアのハリアー、アメリカ海兵隊のハリアーは何度もみていますが、イタリア海軍のハリアーをみるのは今回が初めて、イタリア空軍のF-35ライトニングはみたことありますが、ハリアー、しかも海軍機だ。

 朝一番、といいますかカブール入港の際には横浜に一泊しましたが、今回は横須賀に一泊しましたので多少こころに余裕がありました、台風が接近している以上何が有るか分らないなか、朝までに知らない内に出航しているということはなかったわけですからね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-北野白梅町,焼き鳥にはワインか串揚げにはレモンサワーか

2024-09-07 14:15:24 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 残暑というには少々酷な今日この頃、そう夕方夕暮れどきになればすずしいという季節はもう少し先なのかもしれないなあ。

 串八、久しぶりに、と円町駅前にやってきました。ここは汚点紫、というもともと北大路機関はここから始まったのだ、というなぞの深夜カフェ屋さんが堀川北大路から移転して、数年前まで営業していたところからほどちかい。

 円町、さて。うん、素で間違えた、串八さんは北野白梅町駅前だった。そういえばそうだよなあ、やっぱり物忘れというわけではないのだけれども、勘違いにしてはひどい間違えをしたなあ、チファジャの向かい側だけれども白梅町はチファジャの印象が。

 焼き鳥が音を立てて焼かれる串八は手頃な価格帯と、しかし家族であつまれる、たばこの煙の少ない開かれた店内の雰囲気とで、ちょっと油断すると30分40分は並ぶことになりまして、もともと並ぶのが好きではない当方は、しかし昔はよく行っていた。

 串揚げと焼き鳥が有名なお店で、まずは串揚げから。タマネギは新タマを串揚げでいただくことにしている故、しかしワカサギとかあげ盛りにしてあとは大将さんというかお店の見立てに任せると、さて、まだじうじう音を立てる串揚げが運ばれてくる。

 レモンサワーで、まずは。梅沢さんの五分番組にレモンサワーでおいしいものをいただくのが、少し前まで夕方の、夜の、とBSの時間合わせという幕間の時間帯に放映されていて、トリアエズビール、のようなビールから始まる晩酌に変化を与えている。

 串揚げは、百万遍のあたりに、ここの支店も百万遍にあるのだけれどもそことは別の、おいしいお店があって。ただ、このところ手頃な串揚げのお店は行列も多くなりまして、それでも余ほどのことがなければ予約して店に行くことはない当方は困っていて。

 炭酸の利いたレモンサワーで揚げ物をがしがしやりたいだけなのに、オーバーツーリズムの特需、特需だとわかったのはCOVID-19で来客が激減したことによる、その混乱とともに残る数少ない昔ながらの価格帯のお店が撃こみするのは、ちょっとなあ。

 焼き鳥は、一斉に注文しても焼き上がり次第五月雨式にあつあつのままお皿に載って今日されるので、あちち、と熱さにおどろきながらもその熱々をレモンサワーとともにいただく。部位により、味わいか歯ごたえか含んだ感じが全部個性あって、いいね。

 人気店なので手際がよい、ここはアルバイトから焼き場の職人さんまで合理的に動いていて、無駄な動きがないので、注文した品物が少々時間がかかっても、ちびりちびりとお酒を口にふくませて焼き場の様子をみているだけでも飽きないのはおもしろい。

 数本一斉におなじものを注文しますと、同時に焼けるのでにぎやかな皿がすぐにやってくる。いっぽんいっぽんかみしめて、と書きたいのだけれども、がしがし数本同時に平らげるような食べ方もしたいものですよ、気分だけはまだ若いのだから。

 周りが注文するものも気になりますが、ここは人気店なので、時間帯がよくてすぐに座れた当方は幸いだったようで、すぐうしろの入り口付近に並べられた行列用のいすはすでに満員で、またしてしまっているなあ、という気持ちはじらされるようで。

 ワインロッシ、ようするに氷を入れたワイン、ふつうは入れないのだけれども、昔、再開発前の広島駅前、ここで、もう何年前だろうか、勧められて飲んでみておいしかったので。赤ワインは焼き鳥によく合う、炭酸も入っていないので何杯でもいけるか。

 焼き鳥を楽しみつつワインもたしなむ。目の前の焼き台で何本も焼きあがるようすとともに少しすこしといただいてゆきまして、さてそろそろ頃合いか、と会計に進みますと二千円前後、こういう手頃さが、このお店のおもしろいところなのです。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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ウクライナ情勢-ロシア軍八月毎日平均死傷者数1187名とクラクフーブ近郊機械化部隊攻撃実施とその失敗

2024-09-07 07:00:21 | 防衛・安全保障
■防衛情報-ウクライナ戦争
 自衛隊は来年度予算に退役装備品の保管を開始しますが装備が枯渇したままの軍隊の現状をロシアが示しています。

 ロシア軍の平均死傷者数は1187名に増加している、イギリス国防省9月5日付ウクライナ戦況報告によれば、ウクライナ軍参謀本部発表による2024年8月の一日あたりのロシア軍平均死傷者数は1187名と前月より増加しており、これにより2022年2月のロシアウクライナ戦争開戦以来のロシア軍死傷者数は合計で61万名を超えたものとみられています。

 クルスク戦線とポクロウシク攻略、イギリス国防省の分析ではロシア軍の死傷者が増大した背景には、新しい攻略目標としてのポクロウシクへの攻撃圧力増大とともに、ウクライナ軍が実施したロシア本土クルスク州への逆攻撃が背景にあると分析、またイギリス国防省は今後一ヶ月間は戦線全体へのロシア軍圧力、そして高い死傷者数が続くと分析します。

 ロシア軍は現在、戦車や装甲車などの装備品が極端に不足した状態となっており、しかしこの状況でも人員という物量に依存している状況で、その代償は人員の犠牲とともに一部地域での前進を実現したとしても、そこから戦果拡張という戦術的成果に結びつけることは不可能であろう、とイギリス国防省は分析しています。
■防衛情報-ウクライナ戦争
 機械化装備が枯渇している為に十両単位の装甲車両による攻撃も稀有となっていますがウクライナ軍も弾薬が枯渇した状況のままです。

 ロシア軍はクラクフーブ近郊において機械化部隊による攻撃を実施し失敗した。ISWアメリカ戦争研究所ウクライナ戦況報告9月4日付情報によれば、ウクライナ軍はドネツク市西方のクラクフーブ近郊においてロシア軍が3方向から合計10両の装甲車両により攻撃を加えてきたと発表しています。ウクライナ軍は無人機及び小火器で防御を行いました。

 クラクフーブへの機械化部隊攻撃に対して防御戦闘が行われた結果、10両のうち6両を破壊もしくは損傷させ、また別の1両が防御陣地前の地雷により損傷、ロシア軍の攻撃は撃破されたとのこと。ロシア軍の装甲車両などの機械化装備はこれまでの損耗により著しく不足しており、この規模の攻撃も希有な状況となっている事を示しています。

 戦況全般ではISWの報告では同日、ポクロウシク近郊のノヴォロディフカ南方とムイコラーイフカ西方において前進したとともに、ヴフレダール西方のプレチシュティフカでも前進が確認されています。いっぽうウクライナ軍もドネツク市西方で反撃に成功しており、マクシミリャフカ東方においてロシア軍陣地を攻撃、奪還したのことでした。

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