◆高山散策記
新春旅行、自衛隊行事では旭川から那覇まで足を延ばす当方ですが、純粋な旅行となりますとなかなかないところです。
そこで毎年一月に、富山金沢散策記や岡山四国散策記などなど足を運び、純粋に旅行を楽しんでいるのですが、本年は岐阜県神山市高山市へと散策へ行ってまいりました。
高山市は、某京都アニメーションの作品に影響を受けた関係で幾度か散策しまして、元日記事でもその様子が背景写真として用いているのですが、一泊するのは初めて、大昔にスキーで近くに一泊したくらいです。
雪国の夜景を心行くまで撮ろう、と雪景色をめざし、まさか京都にこんな大雪が降るとは全く考えずに計画を立てまして準備しました。宿は築180年という古民家を改装した趣のあるところ、普段はBSデジタル放送受信がホテル選定の条件なのですが、正月は特番が多く、雰囲気をBSデジタルよりも優先した、というところ。
高山駅に到着しましてまず驚いたのは、高山駅の駅舎が解体工事を始めており、完全に取り壊して新駅舎に建て替える、とのこと。岩国駅や大村駅に諫早駅のような古い風格が好きな駅舎なのですが、これは残念のひとこと。
とりあえず、予定よりも到着が諸般の事情で遅れ、宿に展開しまして何とか夕食に間に合い、浴場が2300時までという制限つきなのですが、その時間に間に合うように夜景撮影へ向かった、というかたち。
鍛冶橋のあたりの夜景を、と考えたのですが、とりあえず時間もあるので市街地全体をゆっくりと夜景を撮影しつつ散策することに。転倒が怖いので戦闘靴にスパイク(ミサイルじゃない滑り止めの方)を装着して散策することに。
高山市内の風景は、京都の哲学の道を思い出す風景があり、此処が雪景色というのは貴重だと、京都市内に現在進行形で大雪が降っていなければ思うところをじっくりと夜景撮影です。
そして古い町並み、ここにしんしんと雪が降り積もる様子を三脚の上にEOS-7Dを載せて撮影です。日中は雑踏と喧騒の観光地ですが、夜が深まると此処を行き来するのは同じように夜景撮影に臨む方たちばかり。
長時間露光の写真にもしっかりと写っているのは降り積もりゆく雪の残像で、この写真を撮影している最中も降り積もり続けていました。空気が乾燥しているというか風がないことから不思議と寒さは感じません。
しかし、降雪の勢いが強くなればなるほど、写真は長時間露光ですので視界を雪が覆ってゆき、早い話が情景が雪により不明瞭になっていくのがちょっと残念だった、という。
当方と同じように夜景撮影へ臨まれる方は、自然とカメラを設置しつつ会話が生まれるもので、幾人かと御話ししていますと、意外にご近所の方がいらしていたり、も。
雪道の中を撮影し続け、そろそろ宿の門限が近づいてきましたので、雪の勢いも強くレンズに雨滴ならぬ雪滴が張り付くようになってきましたので撤収することに。
宿に戻り浴場で心の芯まで温まり、囲炉裏端にて読書を楽しみつつ、高山の夜は更けてゆきました。
北大路機関:はるな
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
新春旅行、自衛隊行事では旭川から那覇まで足を延ばす当方ですが、純粋な旅行となりますとなかなかないところです。
そこで毎年一月に、富山金沢散策記や岡山四国散策記などなど足を運び、純粋に旅行を楽しんでいるのですが、本年は岐阜県
高山市は、某京都アニメーションの作品に影響を受けた関係で幾度か散策しまして、元日記事でもその様子が背景写真として用いているのですが、一泊するのは初めて、大昔にスキーで近くに一泊したくらいです。
雪国の夜景を心行くまで撮ろう、と雪景色をめざし、まさか京都にこんな大雪が降るとは全く考えずに計画を立てまして準備しました。宿は築180年という古民家を改装した趣のあるところ、普段はBSデジタル放送受信がホテル選定の条件なのですが、正月は特番が多く、雰囲気をBSデジタルよりも優先した、というところ。
高山駅に到着しましてまず驚いたのは、高山駅の駅舎が解体工事を始めており、完全に取り壊して新駅舎に建て替える、とのこと。岩国駅や大村駅に諫早駅のような古い風格が好きな駅舎なのですが、これは残念のひとこと。
とりあえず、予定よりも到着が諸般の事情で遅れ、宿に展開しまして何とか夕食に間に合い、浴場が2300時までという制限つきなのですが、その時間に間に合うように夜景撮影へ向かった、というかたち。
鍛冶橋のあたりの夜景を、と考えたのですが、とりあえず時間もあるので市街地全体をゆっくりと夜景を撮影しつつ散策することに。転倒が怖いので戦闘靴にスパイク(ミサイルじゃない滑り止めの方)を装着して散策することに。
高山市内の風景は、京都の哲学の道を思い出す風景があり、此処が雪景色というのは貴重だと、京都市内に現在進行形で大雪が降っていなければ思うところをじっくりと夜景撮影です。
そして古い町並み、ここにしんしんと雪が降り積もる様子を三脚の上にEOS-7Dを載せて撮影です。日中は雑踏と喧騒の観光地ですが、夜が深まると此処を行き来するのは同じように夜景撮影に臨む方たちばかり。
長時間露光の写真にもしっかりと写っているのは降り積もりゆく雪の残像で、この写真を撮影している最中も降り積もり続けていました。空気が乾燥しているというか風がないことから不思議と寒さは感じません。
しかし、降雪の勢いが強くなればなるほど、写真は長時間露光ですので視界を雪が覆ってゆき、早い話が情景が雪により不明瞭になっていくのがちょっと残念だった、という。
当方と同じように夜景撮影へ臨まれる方は、自然とカメラを設置しつつ会話が生まれるもので、幾人かと御話ししていますと、意外にご近所の方がいらしていたり、も。
雪道の中を撮影し続け、そろそろ宿の門限が近づいてきましたので、雪の勢いも強くレンズに雨滴ならぬ雪滴が張り付くようになってきましたので撤収することに。
宿に戻り浴場で心の芯まで温まり、囲炉裏端にて読書を楽しみつつ、高山の夜は更けてゆきました。
北大路機関:はるな
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