■キミは ひこにゃん を知っているか!
先日、彦根城に展開した旨は既報の通りであるが、知人友人から“ひこにゃん”には会ったのか?との質問を多く得、実はちょっとした人気者であることが判明した。
馬上にて雄姿を轟かせる勇ましい銅像。写真は“ひこにゃん”ではない。
“ひこにゃん”、とは?、小生は浅学にて、こうした有名なキャラクターがいるということを知らず彦根城に展開したのであるが、彦根城にてそのキャラクターの紹介を受け、なるほど、と思った次第である。ひこにゃんとは、彦根城展開前にその大まかなキャラクター像を友人より教えてもらい、今年は彦根駅を含め目立つところには必ず展示されているはずである、との情報を得た。
彦根駅を出たらまず第一に井伊直政の銅像が目に入った。1561年に静岡県の井伊谷に生まれ幼少の頃より武道に励み、徳川四天王の一人として1600年の関ヶ原の戦いにて武功を挙げた人物である。その後、現在の位置に彦根城を移築しようとするも、病に倒れ志半ばにて1602年に41歳にて病没したが、今日の彦根市発展の礎を築いた人物として、尊敬を集めている。
“ひこにゃん”!、彦根城の入城口付近にて撮影したもので、本人(本猫?)は京都市内を含め様々なところに出向いて彦根城築城400年をアピールしているという。
さて、此処からが驚くべきことなのだが、この“ひこにゃん”は実在の猫をモデルにしているとのことである。彦根藩第二代藩主井伊直孝が雷雲に囲まれ、危険に曝された際、一匹の猫が手招きし、安全なところに招いたというのが“ひこにゃん”の発祥とされている。井伊家の赤備えの兜を身に着けたこのキャラクター自体は彦根市企画振興部彦根城築城400年祭実行委員会のマスコットであるが、一応実在ということで、いつかは大河ドラマにも出るかもしれない(冗談)。なんとなれ、この可愛らしいマスコット、今後も彦根城や京都市内などで撮影の機会があれば、改めて掲載したいと思う次第である。
HARUNA
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