駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

人が細かいと思ったら相手から見ればアナタは雑な人間

2012年06月14日 | プライベート
不動産屋とリフォーム工事はつきものですが 
 
このリフォーム工事業者の良し悪しが不動産屋の業績に大きく影響します。 
 
私たちは地域では後発ですから 
 
悪いリフォーム屋と組むと命取りになります。 
 
 
逆に言えば 
 
バックマージンにばかり気を取られ 
 
肝心の顧客の利益をおろそかにした不動産屋から流れたお客様によって 
 
当社はここまで生きて来れた部分があります。 
 
ですから当社の社員はリフォーム工事には厳しい目を持っています。 
 
仕事が甘かったり 
 
値段が高かったりすると 
 
たとえ付き合いが長くても 
 
絶縁する勢いで叱りつけてます。 
 
 
まぁそれはそれで私がそのように誘導したわけですからOKですが 
 
このリフォーム業者に厳しい目を持ってる社員達 
 
自分の仕事にも同じように厳しい目を持ち続けてればよいのですが 
 
ここが人間の不完全さ 
 
 
放っておくと自分には甘くなって行きます。 
 
どんな感じでダメになって行くかと言うと 
 
自分が犯した小さなミスは笑って済ますようになります。 
 
この段階で私は激怒します。 
 
つまり小さなミスの深刻さを徹底的に叩き込むのです。 
 
しかし入りたての社員は 
 
私が些細な事で激怒する意味が分からないようで 
 
明らかにフテ腐れた顔をする人もいます。 
 
そうなると 
 
もう絶対に許しません。 
 
徹底的に私が考えてる事を叩きこみます。 
 
 
私が小さなミスに激怒する理由 
 
これ 
 
火事と一緒だからです。 
 
つまり小さなミスはボヤです。 
 
ボヤを放置すると大火事になります。 
 
このボヤを放置するとどうなるか? 
 
私はたくさん見てきたのです。 
 
 
まず小さなミスを犯したとして 
 
それを笑って済ませるクセがつくと 
 
次は 
 
そのミスをお客様が指摘すると 
 
さもそれを指摘したのが悪いかのように 
 
“アノ客は細かくてウルさい” 
 
とかなんとか言い出します。 
 
で 
 
そのままさらに放置すると 
 
最後は仕事が雑なだけでなく 
 
お金にも雑になります。 
 
お金も雑なだけならまだ救いようがありますが 
 
そのまま放置しておくと 
 
自分の金をお客様の金も区別がつかなくなります。 
 
 
私が長く付き合って 
 
最後は破産した男がいましたが 
 
元々国立大学を出て優秀だったのに 
 
勤めた会社がいけませんでした。 
 
資産家系の会社で 
 
社長はおおらか 
 
社員をほとんど叱りません。 
 
で 
 
私は何度も取引しましたが 
 
契約のたんびに書類のミスが明らかに多くなりました。 
 
その会社はほとんどが自分の資産の切り売りでしたので 
 
私が客付です。 
 
最後はあまりにも見ていられなくて 
 
重説も契約書も調査もすべて自分で契約前にやり直すようになりました。 
 
で 
 
その会社 
 
資産を食いつぶした段階でアウトです。 
 
当然の結果でした。 
 
で 
 
会社を失ったその男 
 
別の不動産屋に転職して 
 
そこでも仕事をしましたが 
 
まぁ使い物になりませんでしたね 
 
仕事は雑で役立たず 
 
最後は解雇です。 
 
で 
 
その後も不動産屋転々としましたが 
 
その内 
 
お金に困り 
 
もう会社そっちのけで 
 
自分の金儲けだけに奔走するようになりました。 
 
仲間内では“タンボ君”とあだ名されました。 
 
で 
 
破産 
 
そして行方不明って訳です。 
 
 
その男を見て思いました。 
 
多分 
 
私のようなウルさい人間の元で社会生活がスタートできたら 
 
こんなことにはならなかったと・・ 
 
 
その意味でも経営者の責任は大きいのです。 
 
 
ですから 
 
私は 
 
気力を振り絞り 
 
毎日たくさんの書類をチェクして 
 
社員の気が緩まないようにしてるのです。 
 
この作業なくして生き残れません。 
 
 
それにしても 
 
もし生まれ変わったら 
 
もう 
 
こんな仕事はごめんです。 
 
毎日ヘトヘト 
 

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