駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

欲張りミカン

2021年09月08日 | プライベート

5年前に庭に植えたミカンの木

今年初めて実をつけました

このミカン

まだ小さいくせに

信じられない位にたくさんの実をつけています。

多分200個はあると思います

毎日大きくなるのを楽しみに見ていたのですが

日を追う度に心配になって来ました。

なんせ枝が細いですからね

実の重さで

地面近くまで下に曲がっていました。

先日息子たちが来た時に

聞いてみた訳です

この枝折れないな?

って

すると息子たちの返事は

ミカンも馬鹿じゃないから

枝が折れると思えばそんなに実をつけないよ

でした

私もそんな物かな?

って半信半疑でしたが

しかし

外れでしたね

ミカンはバカでした。

恐れてた事が

見事に起こりました

私がおととい家に戻ると

枝が折れて

ミカンの実は地面についていました

あ~あガッカリ

って一瞬思いましたが

良く見ると

折れた所が皮一枚でつながっています。

慌てて脚立とロープで補強した訳ですが

果たして秋に美味しいミカンが食べられるのか?

微妙な所です

まぁしかし私はミカンがバカだと言いましたが

人間はミカンを笑う資格はありませんよね。

似たような話だらけです。

バブルの頃は

儲かるからと

ガンガン物件を買って

結局持ちこたえられずに破綻した不動産屋

腐るほどいました。

株も同じように

強気でガンガン買っていたら

ポキンと折れてアウト

なんて人はたくさんいます。

最近も当社の入居者で

儲かってるからと

自分が住むと言ってかりたマンションでしたが

失敗して夜逃げした後に発覚したのは

そこはキャバ嬢を囲うために借りていました

金の切れ目が縁の切れ目

社員が様子を見に行ったら

キャバ嬢のサヨナラの置手紙が

テーブルの上に置いてありました

それからこの男は行方不明です。

どうやらあっちこっちで迷惑をかけてるらしくて

ネットでも探してる書き込みがありましたから

もしかしたら最悪の結果になってるのかも知れません。

そんな訳で

食べ物もおいしいからと

毎日腹いっぱい食べてると

いつか成人病で寝たきり

なんて人はたくさんいます。

ですから

健康のためには腹八分

なんて言う訳です。

一般論はともかく

実は私は会社経営では

いつもこの事を考えています。

例えば今

仕事がたくさん来るので人手不足です

仕事が来るのであれば

規模を拡大すれば良いのですが

しかし

その結果

このミカンのような運命にならないか

いつもそれを危惧しています

かと言って

何もしないのが正解

とは言えません

年々人件費は増えていきますから

どうしても稼ぎも伸ばさなければならないのです。

迷いますよね

迷いますが

この迷いは

会社経営でいつもついて回ります。

しかし

実際には私は

もう随分前からこの事はあまり悩んでいません。

どうしてか?

理由は

自分だけで決断するのは止めたからです。

では

誰と相談して決断するのか?

それは神様です。

まぁ分かり難いですね

私は

決断に迷う時には

必ず流れ

これを見極めます

例えば

物件を買おうとしてる時に

こちらが準備万端なのに

売り主が突然亡くなった

なんて事が最近ありました

亡くなったのあれば

相続人に売って貰えば良い訳ですが

私は深追いはしません

一つの流れが見えた訳ですから

それに従うだけです。

これから先も

流れが拡大に向かうのであれば

それに乗りますし

そうでなければ

無理して進む事もしません。

私は

日ごろから神も仏も信じない

そう言っていますが

人間が作った神とか仏とか

そんな物は信じてない

って事です。

私をこの世に出した大きな力

これは間違いなく存在すると思っています

であれば

それは抗う事のできない力ですから

いつもその流れを読んで

そして進む方向を決める

これが私のやり方です。

それと

元々非力ですから

流れに抗う力も無いのです。

コメント (2)
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