菅総理の突然の辞意表明
少しだけ驚きましたが
ただあくまで少しだけです
冷静に見れば
見馴れた光景です。
私がすぐに感じたのが安倍さんと辞め方が似てる
って事ですね。
ただ突然の辞意表明の仕方が似てる訳で
その動機は全く違うのかもしれません。
なんせ魑魅魍魎の政治の世界ですから
実際には何で辞めたか
なんて分かりようも無いのです。
分かりませんが
マスコミは書いてナンボの世界ですから
これからはあれこれ話が飛び交うんでしょうね
それと
早速いつものパターンで
野党が自民党批判をする訳ですが
枝野さんが
新型ウイルス禍に政治空白が生じる
こんな無責任な首相を選んだ自民党に
政権運営資格はない
なんて息巻いていましたね。
ただ枝野さんが自民党批判をすればするほど
国民は民主党時代の記憶が呼び起こされますので
私自身はそんな批判は逆効果
そんな風に感じます。
大体政治空白なんて言いますが
実際にはそんな物は無いんですよね
総理が死んでも
すぐに次の総理は出てくる訳で
行政機関がしっかり機能していれば
菅総理が辞意を表明したからと言って
大した影響はありません
別に首相が交代するからと言っても
ワクチン接種が止まる訳ではありませんからね。
それよりも
枝野さんの言葉で
先月沖縄で甥と話した事を思い出しましたね。
私の甥は１級建築士ですが
彼曰く
沖縄の建設業界の人材には空白地帯があるそうです。
ですから
今は大した問題にはなってませんが
将来的には大きな問題になる
そう断言していました
どうして人材の空白が生まれたかと言うと
民主党時代に
コンクリートから人へのスローガン
これを声高に叫んだために
当時の若者が
建築業界に入るのをためらう
そんな空気になったそうです。
親も学生本人も
建築業界に進むと肩身が狭い
そんな風に感じて
結果その時代の人材がスッポリ抜け落ちてるのです。
でその話をしてる時に
横にもう一人の甥がいて
設備関係の仕事をしていますが
彼曰く
この業界は
もう４０歳以下の人間は全くいないそうです。
このままでは
技術の継承が行われずに
水道管が破裂しても
直せる人がいなくなるんじゃないか？
って本気で心配してましたね。
まあその頃には私もこの世にいないので
ただ聞き流していましたが
これがまさに
私達が大衆迎合主義を選択した事のツケですよね。
政治は
国民の人気取りだけで成り立つ訳ではありません
時には
国民の反発を受け止めて
それで正しいかじ取りを行なう
これが政治です。
もうすぐまた衆議院選挙です
またこれから
国民の耳障りに良い言葉を連発する
そんな人たちが大量に出てきます。
そろそろ
甘言に惑わされて
票を入れる
なんて事は無いようにしたい物です。
特に今回は
コロナがテーマになりますから
恐らく菅政権のコロナ政策批判
これ一色になります
が
これ
実際には
誰がやっても
絶対的に正しい
なんて選択はありません
あっちに転べばこっちが成り立たず
こっちに転べばあっちが成り立たず
そんな中でのかじ取りです。
ですから
この問題に
どんな発言をするか
これを聞くだけでも
口とは裏腹に
内心は国民をバカにしてる
そんな政治家の内面も見えてきます。
そんな目で
政治家の言葉を見れば
結構選挙も楽しめたりしますから
期待しましょう。
