気紛れ貴婦人願望バーバの徒然草~カムイミンタラに憧れ、悠々自適人になりたい

ご訪問いただきありがとうございます。安政の探検家松浦武四郎足跡を訪ね、音楽と自然、いにしえのロマンを愛する旅人です。

静内 シベチャリの橋

2012-07-05 19:57:42 | 旅行
静内川の流域に『シベチャリの橋』がある。
松浦武四郎の「東蝦夷日誌」にシベチャリという記述がある。松浦武四郎とその橋とは関係がないが、『シビチャリブト(染退川口)渡し守壱軒、小休所有。松前家臣蠣崎・太田両家の給所なり。西岸平地、東岸赤崩平。本名シベイチャンとて鮭が卵置処の義。往昔ホマリモイと云いしが、連年不漁にて土人難渋し、神に祈りしかば、此の名を附よし霊夢を蒙りしに、其後、打續続大漁なりと云傅ふ』と記している。
静内真歌公園内にある新ひだかアイヌ資料館のパンフレットではシベチャリについて『アイヌ語のシベイチャンはシペイチャニ=鮭が卵を置くところ』とも『シペツ・チャリ=本流が散らばる』という意味ともいわれているが、本来の語源は不明・・・と記載されている。
静内川に架かる歩道専用の橋を渡った。確かに川の西側は平地で静内市街でマンションや病院家並み多く、対岸は以前、シャクシャイン像やシベチャリチャシを見るために行った真歌公園の高台と思われる。
その橋には、日高の山々の形をモニュメントにしたものや、山のレリーフが歩道に敷かれていた。
濃霧のシベチャリ河川敷からの橋

カムイエクウチカウシ山のレリーフ(標高1975m)

橋の中央くらいに馬の像があり

橋から白鳥が順番に飛び立つ・・・こういう橋は渡って楽しい。
天気が良ければ日高山脈が見えるはず・・・橋の欄干に山々の名前と標高が書かれていた。

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