ミーシャのひとりごと

数あるブログの中 訪問してくれてありがとう。
蒜山高原や大山などの風景写真を撮りながら
田舎暮らしを楽しんでいます。

加賀の潜戸

2010-07-13 08:30:48 | 海・海岸



梅雨の中休み
前日はよい天気だったのに 当日は朝から霧が出て
こんな天気では日本海はどうかと気にはなりましたが
雨にはならないようなので、予定通りドライブに出かけました。
いつもの簡単おにぎり弁当を持ってね。


今回のドライブコースは
「加賀の潜戸」と天空の岬「多古鼻」を中心に
松江北から島根半島の日本海側の眺めを楽しむドライブにしました。

島根半島は日本海の荒波で海食崖が長く続き見所の多い所。
まず先に「加賀の潜戸」に関係のある「佐太神社」に参拝してから出発。
「佐太神社」は昨年の11月にも参拝しましたが
写真はその内 アップしたいと思います。

           


須々海海岸の眺め
海岸に広がる海食台には、黒い層と白い層の繰り返しが
みごとなコントラストを作り出しています。
画像が暗くて残念ですが、景観は素晴らしく
車から降りてしばらく眺めました。
人が少なく交通量も少ない山陰は 何処へ出かけても 
のんびり ゆっくり出来て
高齢の両親を連れてのドライブには最適ですね。




海中に板を重ねたように岩が並び
宮崎の日南海岸の鬼の洗濯板に匹敵する景観。
出っ張っているのは白い色をした砂岩層で
へこんでいるのは黒い色をした泥岩層だそうです。
1,400万年もの長い年月をかけて
深い海でたまった地層が地表に持ち上げられ
侵食作用を受けて このような洗濯岩が出来上がったそうです。




写真は島根ジオサイト100選より転写
天気がよかったら
こんな青い海が撮れたのにね~~残念です。




オレンジ色のカンナ
今にもクズに巻きつかれそう。





松江市街地から日本海を目指して北上すると
複雑な地形のリアス式海岸が現れます。
断崖絶壁の岬、切り込んだ入り江
ゴツゴツとした岩場が延々と続く島根半島の海岸線は
大山隠岐国立公園に指定されている絶景スポット。

       






          


岩場に1本の松と鳥居が見えます
海の安全を願う神様を祀っているようです。






37号線「マリンゲイトしまね」前の野波海浜公園

海水の透明度が高く、とても綺麗な浜でした。
曇り空で写真の写りの悪いのが残念。
海を眺めながら大きな石のベンチに座り持って昼食です。
心地よい潮風に吹かれ 
海を眺めながら食べるおにぎりは美味しいね。
おしゃべりは弾み、楽しいひと時でした。




向こうの島はキャンプ場のある桂島かしらね。






ドライブ順路
鹿島町方面から須々海海岸→37号線(マリンショップしまね)→
加賀(マリンプラザしまね)→チェリーロード→天空の岬(マリンパーク多古岬)
→沖泊→北浦→中海堤防道路→米子へ




マリンプラザしまねの潜戸観光遊覧船(グラスボート)
乗船する予定でしたが、やはり心配していたように
薄く靄がかかり、眺めも良くないようなので諦めました。

・・・ってことで、写真だけでもと
以下 ↓ 島根観光Webより写真をお借りしました。



新潜戸、旧潜戸へ向かう潜戸観光遊覧船

「加賀の潜戸」(カカノクケド) は
地殻変動と海蝕作用で生じた洞窟で、「潜戸」とは「洞窟」のこと。
安山岩、凝灰岩の岩盤が地殻変動に伴って断層や亀裂を発生させ
その割れ目に沿い、長い歳月をかけて日本海の荒波や強風が岩盤を
浸食して形成されたものです。
         
           


新潜戸
新潜戸は3つの入り口があり、
中がトンネルのように連結された全長200メートルの海中洞窟になっています。
洞内は広く、波が穏やかな日はグラスボートでの探勝が可能。
この新潜戸は『出雲国風土記』によると佐太大神の生誕地と記されています。




そのため 古くは加賀神社が鎮座し、神域となっていたようです。
現在でもこの洞窟の中に旧社地を示す祠が設けられ
洞門は大神誕生の際 母神が金の矢を射通して作ったと言われています。
新潜戸の「新」は「神」という意味で、出雲の四大神の一人である
佐太大神がこの窟(いわや)で誕生したことに由来しており
昔は「神潜戸(かみくけど)」と呼ばれていたそうです。

            


旧潜戸
旧潜戸は、狭隘な入り口(幅5.5m)を持つ洞穴です。
内部が広大なのが特徴で、中には仏になった子供らが
親を慕い小石を積み上げたと伝えられる賽の河原があります。
遊覧船を降りて散策できます。

新潜戸が神様の潜戸であるのに対し、旧潜戸は仏様の潜戸。
 
           


島根町 町道沿の桜並木(チェリーロード)

平成6年「新・日本街路樹百景」に選ばれたそうです。




毎年4月上旬頃には加賀~野波間の県道沿いに
約700本の桜が5kmに渡って続き、淡いピンク色の桜トンネルと
日本海のブルーのコントラストが絶景のドライビングコースだそうです。
途中にある2か所のビューポイントの展望所では霧が出て 
残念ながら眼下の日本海は見えませんでした。
















マリンパーク多古鼻
15棟のキャビンがあります。
さまざまな場所から表情の違う日本海や
水平線から登る朝日、沈む夕日が楽しめるでしょうね。




薄ピンクのアサガオが1輪咲いてました。
夏にゆっくりと宿泊するのもいいかもね。
でも、旅先に来てまで食事を作るのはねぇ~
この歳になると上げ膳 据え膳でなくちゃ~疲れるよね。



 
ガスがかかって奇麗な日本海が見えません






高い岬のとっ先に建ち並ぶキャビン
眼下に広がる日本海の大パノラマ
まさに 天空の岬ですね。





梅雨が明けると
眼下は一面のエメラルドグリーンの海
遠くに目をやると 紺碧の日本海が広がっています。





観光Webより写真をお借りしましたが
天気の良い日には
隠岐の島がくっきりと見えるようですよ~♪

長くなるので続きは次回にしますね。
          

         

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