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『 世界最速のインディアン 』

2007-02-05 10:32:21 | entertainment
世界最速のインディアン 』鑑賞。

ニュージーランドの最南端から、とてつもない男がやってきた。
バート・マンロー、63歳。若くはないし、金もない。
しかし彼には愛するマシン“インディアン”と、
誰にも負けない情熱があった。
これは、奇跡のような大記録に挑戦した男の、
型破りで、愛すべき人生を描いた〈真実の物語〉である。



アンソニー・ホプキンス演じる実在の人物バート・マンローの魅力的なこと。

21歳のときに出会った'20年型インディアン・スカウトをひたすら愛し続け、
劇中の台詞にあったように、“顔にしわはあっても心は18歳のまま”の
純粋に夢を追いかける、そして誇り高く生きている姿に、応援せずには
いられない。




あらすじは・・・
ニュージーランド南端の町、インバカーギルで、バートは
40年以上も前に買ったバイクを自分の手で改造、ひたすら
速く走ることに人生を捧げてきた。夢は世界最速を目指す
ライダーの聖地、アメリカ、ユタ州のボンヌヴィルで世界記録に
挑戦すること。
速度計さえついていないそのバイクが一体何キロ出せるのか、
どうしても知りたいが、わずかな年金で暮らすバートには
渡米など夢のような話だった。
しかし60歳を過ぎ、身体にもガタがきていることを実感すると、
このまま夢で終わらせてはならないと一念発起。
貨物船に乗り込み海路アメリカを目指す。上陸地、ロサンゼルス
から大切なバイクを牽引してネバダの砂漠を越え遥かユタ州まで。
資金も乏しく、右も左もわからない彼は出会った人々に助けられつつ、
ようやくの思いでボンヌヴィルにたどり着く。
“1920年型インディアン・スカウト”と持病の薬、そして「走りたい」
という熱い想いだけではるばる地球の裏側からやって来たのだ。
だがここで最大の危機が訪れる。愛するマシンが安全性テストで
「前代未聞のポンコツ」と笑い飛ばされ、出走資格なし、と宣告されて
しまったのだ。何十年も追い続けてきた夢を、ここまで来て
あきらめなくてはならないのか?
果たしてバートと愛車“インディアン”は夢をかなえることができるのか。
                   ~~~オフィシャルサイトより~~~
           




彼の隣のおうちのトムも可愛かった。
こんなおじいさんが近くにいたら、毎日遊びに着たくなっちゃうよね。

トムの両親はバートのことよく思っていないのかと思っていたら、逆で、
アメリカに発つ彼を心配してコレクトコールをするように言ってくれたり
まわりのみんなが温かな良いところ、良い時代だったのかな。




ほんの僅かな年金暮らしで、マシンの改良にも廃品を利用しているけれど、
インディアンへの愛情はとても深いとひしひしと伝わってくる。
アメリカで、トレーラーの車輪が外れたとき、愛車に向かって語りかける
バートの様子は、相棒と話しているみたいだった。


お金なんか無くても、ポンコツと言われようとも、彼は誇り高きライダー

行く先々で、いろんな人と出会い、助けられるのだけど、それはこの彼の
人柄をもってしての事だろうと思う。

憧れの地で、愛車に乗る彼は、本当にかっこよかった
速度計もパラシュートも無い、服だって結婚式に着たウールのズボンだけど
誰よりも速く走ったのだ=3=3
そうそう、靴下はズボンの裾に突っ込むのが、またステキ


もう一回観たいかも



驚くことに、この映画で描かれた1962年、アメリカのボンヌヴィル塩平原で
世界記録に初挑戦し、世界記録を達成した以降も、彼は70歳過ぎまで
毎年のようにかの地に戻り、1967年1000cc以下のクラスで世界最速記録を
樹立する。そして、すごいのは、この記録は未だに破られていないのだそう。






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6 コメント

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わぉ☆ (きんぎょ)
2007-02-05 20:41:13
うちのハンニバルくんがこんな映画にっっ!!!

いえ、彼の存在を知ったのは羊たちの沈黙で、まだ学生だったあたしはあわてて本を買って読みました。
んで、前後作も全て買って、続編も買って読みましたよ~~~。
でも今回はなんともほほえましい役で(笑


ニュージーランド、いつか行きたいものです☆
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ニュージーランド (happy-clover)
2007-02-06 09:10:48
私も、ニュージーランド行ってみたいです。とても。。。
ニュージーランド航空は利用したのですが、フィジーで降りてしまった私です。
ゆっくり滞在して、堪能したいです

ところで、“うちのハンニバルくん”ってのが、きんぎょさんが
仰ると妙にしっくりくるんですね~^^
ふふふ、この役はとてもとてもピタッときて良かったですよ

バート・マンローの型破りなのになぜか愛おしい人柄に
アンソニー・ホプキンスの笑顔が
(変質者や神経質な人間を演じているのにうんざりと言っていたようですし)

機会があったらぜひ見て欲しいです

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Unknown (yuki)
2007-02-07 07:28:58
私のウイリアムくんもこんな所に~。笑

えぇ、、、私も彼の存在を知ったのは羊達の沈黙ですけど、何か?笑
ウイリアムくんの時のタキシード姿がたまりません(> _ <)ワナワナ・・・

この映画も観なければ!!!マリーを見てウィルを観た後に。。
遠いなぁ~~~(T ∀ T)

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yukiさん (happy-clover)
2007-02-08 08:55:31
こんにちは~

私は羊たちの沈黙の予告編で既に衝撃を受け、
実は怖くていまだに本編観てないんです

この役は、とってもとっても魅力的でしたよ

yukiさん、映画スケジュールだいぶ立て込んできましたね

私的には、この映画が好きです。。。

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こんばんは~ (八ちゃん)
2007-02-25 20:49:24
TBありがとうございます~
本当にいい映画でした。後回しにして凄く後悔しています。早くに観にいったら絶対リピートしていただろうなぁ~と思っています!
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八ちゃんさん (happy-clover)
2007-02-26 09:14:05
こちらこそ2回もTBいただき、ありがとうございます^^

良かったですよね~
私は劇場で予告編を見て、すでにウルッときました、この作品。
試写会にも当たらず、公開初日を待って観にいきました♪
ふふふ、DVD発売したら欲しいですね
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