My Style

今日あった事、感じた事を自分の言葉で自然体で

りんごのタルト

2005-11-28 11:08:27 | from my oven
久々にお菓子記事なりよ
(毎週、焼いているけど時間無くて

先月くらいから、りんごが一斉に店頭に並びだし
ついつい手にとってしまう自分。
買いすぎたりんご消費のため、勝手にりんご祭り開催中~


「ふじ」は私の定番りんごのサワーケーキに大量消費完了
でもって、手抜きアップルパイはこの前も作ったしなぁ~
「紅玉」がまだまだあるから、キャラメリゼしてみた。
これは、パウンドケーキに入れたり、アイスクリームに添えたり
アップルパイならカスタードクリームにもアーモンドクリームにも

今回は、アーモンドクリームにキャラメリゼしたりんごを混ぜて
タルト生地で焼いてみた。

レシピ
タルト生地と、アーモンドクリームはマロンタルトを参考に~

・りんご 2個
・グラニュー糖 大さじ3~4
・水 大さじ2
1.りんごは皮をむき好みの大きさ、形に切っておく。
2.小鍋にグラニュー糖と水を入れ、弱火にかける。
3.じんわ~りと焦げてきて・・・好みの濃さになったら
  (自分はほろ苦が好きなので結構茶色くなるまで)
  切っておいたりんごを入れて、水気が無くなるまで煮詰める。
いやはや、簡単
あとは、これを冷やしておき、アーモンドクリームの最後に
混ぜて、一緒に180度で40分ほど焼いて完成
見栄えを良くするために、粉砂糖を茶漉しでふるってみたり。

今回は小さい型でいくつか作ったけど、この分量で18センチの
タルト型1台分になるはず・・・。
上がサクサクしてて中のりんごはほろ苦で結構イケた


  


『 大停電の夜に 』

2005-11-21 12:09:11 | entertainment
『大停電の夜に』を鑑賞

停電の東京で、それぞれの胸に灯った“想い”が、
いま、それぞれの光を放ち、走り出す。こんな夜だから、
こんなイヴだからこそ、どうしても会いたくなる。
いちばん大切な“あなた”に・・・。
(HPより)

舞台は東京。時はクリスマス・イヴの夜。
特別な夜に突如見舞われた大停電。

心の奥底に秘めた想い。
大切であればあるほど、しまい込んで口にしない。
だけど、真っ暗闇になって・・・
ろうそくのやさしい灯りのなか、真実が語りだされる。


田口トモロヲ演じる遼太郎が病室で死期の迫った父から告白を受け

井川遥演じるOLが不倫相手の上司に電話しメッセージを残す・・・

ここから、物語は動き出す。

母が生きていたことを知った遼太郎は、初めて母(淡島千景)に電話をする。

それを受け、数十年連れ添った夫(宇津井健)に過去を打ち明ける。

別の場所では、元ヤクザの銀次(吉川晃司)が昔の恋人(寺島しのぶ)に会いに

さらに、かつての恋人への想いを引きずるバーのマスター木戸(豊川悦司)

その向かいのキャンドル店主で木戸に想いを寄せるのぞみ(田畑智子)

それぞれが、いろんな事情と、想いを抱えてイヴの夜を迎えようとしていた。

停電と共に、交差する男女12人のはなし。
(はしょってるけど、他にも登場人物ありよー)



ジャズが心地よく流れるバー「FOOLISH HEART」の雰囲気がとってもステキ。
そこへキャンドルがいっせいに灯って、それはもう幻想的というか。

おまけに、とっても豪華な俳優人。
宇津井夫妻の話ひとつとっても、一本の映画になりそう。
(だから、もうちょっと、それぞれを掘り下げて欲しかった気もするけど)

それにしても、人妻は強かった。

淡島千景の数十年貫き通した覚悟はすごい。
でも、本気の嘘はつきとおして墓場まで持っていって欲しいと思う反面、
気丈にも夫の帰りを待ち味噌汁を用意する姿に、行ってあげて~と思ったり。

原田知世演じる遼太郎の妻であり、木戸のかつての恋人・静江の選択も。

寺島演じる銀次の元恋人で今は別の人と結婚した礼子の銀次の子を産んだ決断も。


木戸の店でその人が現れるのを待つ間の会話も印象深い。
来ませんよ。来るかもしれないじゃないですか。私は来てほしいな。


この暗闇の中、大切な人に“あいたい”という想いに突き動かされる。
そして、灯りが戻る頃、それぞれが改めて自分の選んだ道を歩き出す。


~あなたが一緒にいたいのは、本当にその人ですか~

  
   あなたに素敵なことがありますように・・・



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ちょっと、キャンドル・ナイトを思い出した。
毎年、夏至と冬至に行われるんだけど、来月のそれが楽しみ。

おっと、劇中で原田知世、ブレンディいれてたよね



3DK

2005-11-17 16:48:57 | entertainment
3DK(本に忠実に書くと三DK)
と言っても、部屋の間取りではない。

『負け犬の遠吠え』で世に“負け犬”と言う言葉を広め
流行語にまでなった
酒井順子氏の 『その人、独身?』からの言葉だ。

酒井氏の“負け犬”の定義は:(以下、本書より抜粋)
三十代以上で独身、子ナシの女の意。
どんなに美人で仕事が出来ようと世間から見ればその手の人間は
負け犬でしかない、というところから命名。
ちなみに負け犬の反対、すなわち結婚している人は、貧乏だろうと
子供がグレていようと夫婦仲が悪かろうと全て勝ち犬
、だそう。
(あまりにも負け犬という単語の印象が強く、結構な誤解をしている
 人が世間にはまだまだ多くいるようで・・・↑念のため


そして、3DKはと言うと、
「30代・独身・恋人いない」という純正負け犬 の意なんだって。

そもそも、本のタイトルの『その人、独身?』も、男性の話題になると
「その人、独身?」と聞かずにはいられないという、常套句なんだそう。


酒井氏の観察眼はそれにしても鋭く、その言い回しはシニカルにして
かなり笑える!

これ、もともとは男性誌に連載されてたものでオヤジ向けに書かれてる
きらいもあって、女性向けだったらもっと凄そう感も否めないけど・・・。



面白すぎるから、ほんの一部を紹介~~~

・女性の「こんなの初めて!」を信じるべきか?
長い独身生活の間に、色々な経験を積み過ぎて、経験値が高くなりすぎ
なのではないか、
男性はこんなの初めてと目をクリクリさせて言うような女性を好むのに
「それ、知ってます」とシレッと言うのはあまりにも可愛い気がないと。
言いながら、フグ刺しなんて既に経験済みで今回はブツ切りのフグ刺し
と、リゾット仕立てのフグ雑炊を食べ、また経験値を上げてしまった。


・「ノーパン」について考えてみました
「ノーパン」でここまで語れるのは、さすが!
「最後は隠しておいてほしい」という日本人男性の繊細な欲求~云々~
日本人がこれほどはっきり「ノー」と言えるのは、「ノーパン」という
言葉の上でくらいなものです。情けない話ではありますが、ノーパンと
日本人の縁の深さを思わずにはいられないのでした。と締めくくる。


・「天然」を信じるという、幸福
二十代前半の女の子の「天然ボケのふり」( =人工ボケ=男性向けに
アレンジされたボケ:これは男ウケするとのこと )を目の前にし、
自身のかつての悪業を思い出し、いやな汗をかいた。


・「おばさん」世界への恐怖と憧憬
若い頃は、友達が太りゆく姿を、他人の肥満は蜜の味とライバルが減った
くらいの気分だったけど、今になってみると友達の容色の衰えは、自分も
もういつあんな風におばさん化してもおかしくないという、生物としての
存在の不安と恐怖に近いものを呼び起こさせる。
それは、七十代くらいの人が友人が病気で死んでしまった時に覚える感覚
と似ていると・・・。
「もうこれでいいや」と思い、「モテたい」という煩悩などもうとうに無く、
存分に笑い、食べ、老け込むことができるおばさんを羨んだり。



それにしても、この本を読んでこんなに大笑いして共感しちゃうって、
どうよ?自分。・・・・・。

まぁ何にしても、家でゆっくり読むのがいいかな
思わず声だして笑っちゃうから、電車の中や喫茶店では、ねっ。




ぼちぼち

2005-11-14 23:51:14 | life
紅葉~!

これは、毎朝通る通勤路にある木。

日に日に色づいて、いま黄色からオレンジ~赤のグラデーションが
キレイなので、パシャリ

この木をチラリと見ながら会社に行くのが最近のお楽しみ

田舎の一本道だから、車をとめる場所もなく、
実は横着して、今朝、運転席から撮ったもの
(ガラス越しだから、キレイじゃないけど・・・)

次の休日こそは、近くの広い場所に車を置いて徒歩でこの木の
近くまで来ようと思いつつ、今日は悲しいかな月曜日。
今週末も、紅葉しててね~


『 IN HER SHOES 』

2005-11-13 02:45:10 | entertainment
~私たちは何度もすりむいて、自分だけの“靴”をみつける。~

昨日は半日出勤で帰りにふらっと 『イン・ハー・シューズ』 を観た。

みんな、笑顔の奥に、悩みや苦しみを抱えてる。

あんなにキレイなマギーでも、あんなに仕事の出来るローズでも
そして悠々自適な優雅な老後を送っているようにみえたエラも・・・。

話は・・・
キャメロン・ディアス演じるマギーは職も資格もお金もなく無責任。
スタイル抜群だけど、難読症を患っていて自分に自信がもてない。
トニ・コレット演じる姉のローズは弁護士として成功しているけど、
実は外見にコンプレックスを持っている。
そんな正反対の姉妹がある事件をきっかけに、居候のマギーが
ローズの部屋を追い出されることに~~~。

小さい頃亡くなった母方の祖母であるエラのもとを訪ねるマギー。

このあたりから、マギーの人間的に成長する姿が良い。
彼女のその見た目からは想像できない悩みは、コミュニティに
暮らすうち、癒されていくというか、少しずつ克服していく。
おじいちゃん教授とのシーンはスキ。
ただ甘やかすのではなくて、ありのままを受け止めてくれる存在が
必要だったのかも。
自分を認めてくれて、必要としてくれる教授の存在は大きい。
それに、エラや他のおば様たちとも心を通わせ、自分の居場所を
見つける。誰かに必要とされてるって、幸せ。


でも、やっぱりお互いのことが気になるマギーとローズ。
私もつい妹のことを考えたりして
一緒に観ればよかったかなぁ。


劇中、重要なアイテムとなっている、タイトルにもあるSHOES
いろんな靴を試すけど、自分にぴったりのものが見つからない妹と、
ジミー・チュウやマノロ・ブラニク、シャネル(目の保養になる)等
高価な靴を一度も履かないままクローゼットにしまいこんでる姉。

女性は特に経験ありだけど、自分の足にピタッとくる靴は
そう簡単には見つからない。
試着したときはよかったのに、履いていると足が痛くなったり
すりむいたり・・・
だけど傷をつくりながらもぴったりの靴探しを続ける。

このお話は、自分にぴったりの靴=自分だけの幸せを・・・
仕事や恋人、家族、生き方など自分に本当に合ったものを求めて
傷つきながらも前に進むという、靴になぞられる彼女たちの生き方。


私も、これからも靴探しは続く。
たくさん傷をつくりながらも自分らしく進んでいけるとイイのだけれど。


妹とは年子ということもあってホントに親友。姉妹っていいね



===余談===
ちょっぴり、SEX and the CITYのキャリーを思い出したりして。

「若さ」という資産が目減りしていっている「損益分岐点」が脳裏をかすめ、
もっと中身を充実させねば・・・と再確認。


今週から

2005-11-12 10:44:40 | life
来月のクリスマスの週まで、土曜・祝日も出勤。
というわけで、今日も会社。(今日はAMのみだけど)
うちの会社は、繁忙期になるらしい。
最近は、家に着くと日付が替わってたりして

今年度は、前年比200%の勢いで大躍進しているので
お米が家に届いたり、金一封頂いたり・・・
できれば、基本給UPをお願いしたいんだけどな。

それにしても一週間が、ながい・・・。

自分の時間をうまくつくって過ごさねば、
あっという間にクリスマスも過ぎ、暮れになってしまうっ!?


小さい頃は、一日がすごーく永く感じたのになぁ~。
サンタさんとか、待ち遠しかったよ
ちょっと信じてたし。
今では、「サンタクロースからの手紙」なんてのもあるのね。
ここでは、クリスマスまであと○○夜ってカウントダウンしてる。
今日は、あと43夜だそうで


みんなに、ステキなクリスマスがやって来ますように



もちもち~

2005-11-07 11:44:40 | life
Browny Bagels(ブラウニー ベーグル)

京都(北大路)にあるパンとベーグルのお店

ベーグルのなんとも、もっちもちの食感がたまらない
(写真のはクランベリー)
天然酵母を使用し生地を24時間熟成してから成型
モルトシロップをいれた熱湯で片面2分間しっかり茹でてから焼きます
とある(HPより)。これが美味しさの秘訣らしい。

私のオススメは、プレーン、シナモン、ブルーベリー、メイプルウォルナッツ
イチジクとクルミ、そしてチョコ&オレンジ&ココナッツ←激ウマ
(ベーグルの生地にココアが練りこんであって、その中に、
 チョコチップ・オレンジピール・ココナッツが入って相当イケル!)
他のもそれぞれの名前の具材がこれでもかっていう位、たっくさん入ってる

レンジで温めた後、トースターでちょっと焼くと、
皮はパリッ☆、中身はもちもち
クリームチーズやサーモン、野菜、ジャムなどと食べるのは勿論美味しいけど、
そのまま食べても大満足


あまりの美味しさに、ここ2年ちょっとくらいすっかり虜。
と言っても、気軽に買いに行ける距離ではなく通販を利用して購入。

が、これがまた曲者で、受付は4、5ヶ月に1日しかも2時間のみ。
それでもあっという間に注文はいっぱいになってしまうらしく
届くのは最長でやはり4、5ヶ月待ちということになるのかぁ。

今食べているのは、6月にオーダーして、9月下旬に届いたもの。

先月、オーダーした分は来年2月初旬予定とお知らせが来たっけ。
遅い人は、3月下旬らしい・・・。


他にもカンパーニュやおっと隠れた逸品食パンがまた半端なく美味しい!
耳の部分がなんともいえない弾力を持ち、トースターで軽く焼くと
サックサクで♪中身はもちもち~

一度に買いだめするので、届くと家の冷蔵庫と冷凍庫は大変なことになる。
でも、懲りずに毎回多めに注文。それでもすぐ底をつく。
6月は(ベーグルは3個で1セットのため)8種類に絞込み、カンパーニュを
7個、食パンを3斤に抑えたけど、やっぱ足りない。
個別包装されてるから保存もしやすいし、次回注文は(春ころかな?)


次のが届くまでに1回くらい京都のお店に買いに行きたいなぁ



===ひとりごと===

いつも、Blogに載せてる写真は携帯についてるカメラから撮ったモノ。
今回のも、ちょっとピンボケ気味・・・。
それでも便利なものだから、デジカメはそういえば最近見かけないなぁ。
買った当初(もう何年経つのか・・・)は、毎日のように自分で植えた花を
撮ってはガーデニング日記なんてのをつけてたのに


「おまけ」に弱い。
今日、コンビニでお茶を買おうとしたら伊右衛門には巾着のおまけつき!
全部で6色あるみたいで、渋めなラインナップ。
“紺”色がよかったけど、そこにはなかったから“からし”色に。
ミニペットボトルがちょうどはいるサイズらしい。早速入れてみた。
そう、買いました。メーカーの狙い通り。単純・・・。


今日から立冬。冬の気配が立つ日。暦の上では“冬”。
でも、ぽかぽかあったか~い。ちょっと嬉しいなっ




大道芸やってるよ

2005-11-05 18:29:42 | life
今日は、美容院へ
(予約した時は、週間天気予報・今日土曜は雨だったのに
 なんと、もったいないくらいの、いいお天気
 絶好のドライブ日和ガーデニング日和お洗濯日和じゃ~ん


で向かう途中、何じゃ~この人だかりは!!と思ったら

11月3日から開催されてる
『大道芸ワールドカップin静岡』HP だったのね。
もう、そんな時期か・・・。(6日まで開催)

この田舎に人が集まるのも、この時がMAXかなぁ???
そういえば、かれこれ10年以上続いているけど、
住んでいると、行かないものだね。
去年までは、会社のすぐ近くの各ポイントでやってるから
嫌でも観ちゃってたしな。


世界各国からたくさんのパフォーマーがやって来て、
街全体が会場は大袈裟か・・・市街地は一色に染まる

駿府公園や、青葉公園、静岡駅周辺の市街地、ほかにも
サテライト会場としてエスパルスドリームプラザなどでもやってる。

大勢の人がパフォーマーをぐるっと取囲み盛り上がってた。

お天気良くて、良かったっすね。
そんなわけで、私もおひさまの恵みにあやかろうと
大急ぎで帰宅後、ガーデニング

満足、満足


ちなみに、写真は静岡観光ガイドより~~~



『ALWAYS 三丁目の夕日』

2005-11-03 23:41:59 | entertainment
~携帯もパソコンもTVもなかったのに、
     どうしてあんなに楽しかったんだろう。~

というフレーズと、一緒に流れるどこか懐かしいと無性に思う映像を
予告編でチラッと観たときから、ずっとずっと惹かれるものがあった。

そして昨日、待ちに待った『ALWAYS 三丁目の夕日』の試写会へ

原作は、30年以上前から今なお週間ビッグコミックオリジナル連載中の
西岸良平氏原作の国民的人気コミック「三丁目の夕日」だそう。

チラッとみたあのシーンだけで勝手に大きく膨らみすぎた期待を裏切らず、
とってもステキな作品だった 
観ながら思いっきり笑って、たくさん泣いて・・・ 
人っていいもんだーと、じわじわ~っとやさしい気持ちになった。


さてさて、舞台は昭和33年の東京下町・夕日町三丁目。

昭和33年と言えば・・・

長島茂雄が巨人軍に入団した年

東京タワーが完成した年

私の母でさえまだほんの子どもだった時代。
なのに、どうしてこの風景をこんなにも懐かしく感じるんだろうか・・・。


冒頭、子どもたちが飛ばしたゴム動力の紙飛行機が空に向かって高く高く飛ぶ様が
未来に向かって一生懸命生きたその時代の人々の姿そのものにもみえた。

今のように便利な時代ではなかったけれど、毎日を明るく懸命に生きる人々。
すっごいエネルギーを感じる。
それと“人情”って、こういうんだよーっと心があたたかくなる。

劇中、東京タワーがどんどん空に向かって伸びていくのも、なんだか嬉しい


下町に暮らす人々の日常を描いたものだけど、どの場面も顔がほころんでしまう。

小学生の一平が学校から帰ってきて、ランドセルを放り投げながら
“ただいま~、いってきまーす”って、飛び出してくところや
まわっている扇風機に顔を近づけて“あ~~~っ”なんていうところは、
自分の子どもの頃とダブってしまう

小さな自動車修理工場・鈴木オートを営む一家とお向かいの駄菓子屋・茶川を中心に
繰りひろげられる夕日町三丁目の住人たちのお話~~♪

鈴木オートに、集団就職で上京した六子(堀北真希)がやってきた。
小さな工場にがっかりした様子の彼女を、やんちゃ坊主の一平が
“もうすぐ家にテレビがやって来る”と元気づける。
一方、飲み屋のおかみヒロミ(小雪)に淡い想いをよせるお向かいの
小説家志望の茶川はひょんなことから少年淳之介を預かることになる。


堤真一演じる鈴木オート主人則文はもうハマり役。短気だけど情に厚く、そして熱い!
でも、一旦キレると・・・それをなだめる薬師丸ひろ子演じる妻との掛け合いは最高
こんなあたたかい家族っていいなぁ
昔は、こんな風にどこの家庭でもみんなでワイワイ賑やかに暮らしてたんだろう。

それから、お向かいの吉岡秀隆演じる茶川竜之介は、これまた個性的で面白い

最初はイヤイヤだった淳之介との生活は、やがてどんどん深まっていく強い絆が

ヒロミとの恋は、とってもせつなくて


ろくちゃんにしても、淳之介にしても、自分の身内でもないのにみんなが
本気で自分のことのように親身になって心配してくれる
貧しいけれど、ハートフルな人たちがいっぱい住むステキな町だった。


高度成長期に「電気冷蔵庫、電気洗濯機、白黒テレビ」が日本神話にちなんで
「三種の神器」と呼ばれたこの時代。
鈴木家にも初めてテレビがやってくる日、近所はもうお祭り騒ぎ
1台のテレビをご近所さんみんなで囲み、最初に写ったのが“力道山”!!
(汐菱Qさん、ありがとうございました

それを観ながら、みんなであのチョップをするシーンは圧巻。
未来への活力に溢れるみんなのパワーに、自分も引き込まれそうになる。

それから、はじめて冷蔵庫が届いた日。
一平のみならず、則文も冷蔵庫に頭を突っ込んではしゃぐ(?)!


気が付けば、場内のみんなは一緒に声を出して笑い、そして涙した。

自分が生まれるずっと前の話なのに、故郷にもどった気分だ。



“豊かではなかったけれど、明日への夢があった

 あなたの心の、いちばん暖かい場所へ”

でも、本当の意味での豊かさはその頃の人たちが持っていたものだよ。

今日の夕日も、10年後、50年後も変わらないキレイな夕日が見れるといいな。



そろそろ

2005-11-01 23:20:30 | life
今朝、会社のカレンダーをめくったら絵柄がすっかり冬景色に。
えっ、もう?と思ったけど
会社のカレンダーは2ヶ月で1頁だから12月を意識したのかい?

今日から11月。
秋も深まって、紅葉&ドライブ=3=3もいいな

この前年明けたと思ってたのに、気が付けば今年ものこり2ヶ月

そうだ、来年の手帳
仕事専用に「ほぼにち手帳」をオーダーしたんだった。
今月から発送開始ってあったから、ちょっと楽しみ♪

でも、いよいよ寒くなってくるな~
朝、父や弟を玄関まで出て見送るのがだんだん辛くなる
今朝、温度計を見たら7℃。見ちゃうと余計寒いよ~。

そろそろ、お花も冬支度にしなくては。
ビオラの苗を植えて~、耐寒性の植物にチェンジ

軒下のローズマリーは、元気いっぱい咲いてた