W杯

始めてTVでワールドカップを見たのは、39年前1974年の西ドイツ大会だった。

決勝戦は、皇帝ベッケンバウアー・爆撃機ミューラーを率いる西ドイツと

トータルフットボールを提唱し、超人クライフ率いるオランダだった。

分けが分らなかったが、トータルフットボールと言うのがかっこよく、

オランダのオレンジの14番は、かっこよかった。

その後、クライフやライカールトなどによって、「トータルフットボール」はバルサへ

移植されていった。

当時の日本リーグは、客席に客はいなくカンコウ鳥が鳴いていた。

TV放映は、日韓定期戦と岡野さんと金子さんのダイヤモンドサッカーくらい。

そう、当時の日本リーグに参戦していたトヨタ自工（現グランパス）のキャプテンは、

田中さん。高山出身・それも斐太実業だった。

Jリーグが開幕しTVで放送されたり、国際試合が頻繁に放送されるようになり、

日本がワールドカップに出場するなんて、こんな時代になるとは思いもよらなかった。

良い時代になった。

こよなくサッカーを愛し、サッカーを続けてきて良かったと改めて思う。