芭屋框組(はなや かまちぐみ)

残しておきたい情報や、知っておきたい事

同世代への旅 -1937年とその周辺-

2011-12-18 17:23:18 | 心に残った話、出来事
1937年(昭和12年)は私の父の生まれた年。

前回、前々回の祖父、曽祖父の時代は殆ど歴史上の人物が多く

100年以上前の話なので、すでに亡くなっている方がほぼ大半を占めていたが、

今回はまだ74年前の話なので、まだまだ現役で活躍されている方が多い。

私の幼少の頃の記憶と合わせて、この世代の人たちがどのような時代を

生きてこられたのか、少し振り返りたい。

1950年頃から、1973年のオイルショックまで続いた高度経済成長にど真ん中で

恩恵を受けていたのではないだろうか。当時の池田内閣が打ち出した

所得倍増計画で、本当に10年間で国民の平均月給が2.3倍になってしまい、

「東洋の奇跡」と世界を驚かせたのもこの頃である。

家庭を省みずモーレツに働くのが美徳とされていた。

一流学校を卒業して、大企業に入社するか医者、弁護士、銀行マンになることが

幸せな生活を送れると誰もが思っていた時代からか、未だにこの世代の人に

職人仕事に対する偏見が強いように感じる。

同年生まれの人物としては長島茂雄や美空ひばりといったスーパースターを

始め、阿久悠、コシノヒロコ、浅井慎平、桐島洋子、養老孟司、緒方拳、等々

そうそうたるメンバーだ。

1936年(昭和11年)生まれと1938年(昭和13年)生まれの人々はこんな感じ。