世の中の二乗>75の二乗

話せば長くなる話をする。知っても特にならない話をする。

陽気

2006年10月28日 22時57分39秒 | Weblog
がいいので自転車で出かける。
ヤフーで地図を見て、近所にけっこう面白そうなとこが多いことを知り、地図を印刷してコースを書き込んで持って出る。
多磨霊園に行く。
秋晴れ午前11時の霊園はとても気持ちがよい。
自転車をとめて、小一時間ほど歩く。
広いし、静か。
見渡す限り、墓がある。歴史があるだけあって、植わっている木も立派。背の高い草も多い茂っている。
たまにお参りの人とのすれ違ったり、管理の人とすれ違ったり、遠くの方で機械音や車の走行音がする。あとはただただ墓石と樹木、鳥と虫、苔としめった土。
広大な霊園なので墓にも番地がある。集合住宅の中に「死んだ」がちゃんと納まっている。
温かいとも冷たいとも、歓迎されているとも阻害されているとも思わない場所である。不思議だ。
ちょっといくと飛行場がある。
驚きだが、ホントに飛行場がある。
セスナ専用のオモチャみたいな場所だ。セスナ自体も本物をはじめて見たが、オモチャみたいだった。でもしっかり飛べていた。けっこうバリバリ音がする。
蕎麦が有名な寺がある。
偶然にも今日が蕎麦祭りの日で、七五三とも重なって人がいっぱいいた。
蕎麦を出す茶屋が寺の周りにたくさんある。
蕎麦まんじゅうやそばクレープ、おやきやせんべい、団子、ソフトクリームなど店先で売っていて一気に観光地観光地したとこである。
記念だと思って蕎麦を食べたが、味があるようなないような感じだった。やはりうどんの方がおいしい。
それから坂を駆け上って家着。
4時間ほどだったが気持ちよかった。帰って昼寝してご飯食べた。

芝居

2006年10月27日 23時53分01秒 | Weblog
をみてきました。阿佐ヶ谷です。いや、スパイダーズはないです。
騒動舎という劇団です。
こないだワタクシが大変気に入りましたむっちりみえっぱりのメンバー、マオさんが長年好きでたまらず、ついに自分も入っちゃったという劇団なのです。
こりゃ、面白くないわけがなかろうと思い、みにいきました。
この騒動舎、明治大学のサークル劇団ででして、でも大学側と色々あったらしく、今はなぜか早稲田大学のサークル劇団。だからっていうのかわからないけど、劇団員は全て学生。いや、もとい、マオさんは私よかお姉さんなので、マオさん以外全部学生。出演者も脚本家も演出家も受付嬢も学生。いうなれば、客もほぼ学生。みな学生であるからして、卒業や年度ごとに人が入れ替わり立ち代るのも常。にもかかわらず、マオさんの話では騒動舎の芝居は人が変わってもそのすばらしさは変わらない、とのこと。そこらの劇団よりも歴史は長く、今回で137回公演目。単純計算でもン十年、やってます。
どんなんなのかすごく興味しんしんで向かいました。
小さな劇場というか、貸スタジオに入ると、そこは画面いっぱいに映し出されるセーラームーンのアニメ動画。しかも音なし。しかし、第1話目と2話目だとわかってしまうこの世代さよ。
オープニング映像で、メンバーがぶどう畑で踊っている。あんたら、これ、親睦会としてぶどう狩りに行っただけやろ~!そのときの記念8ミリ、芝居用にちょちょいと作り変えただけやろ~!
ぐっときた。
あとはもう、あまりのばかばかしさに笑うしかない。
すばらしい。
おもしろい。
これはシアホリメンバーがいたらぜひすっげぇから!といって引っぱってみさせる。
とにかくおもしろいから。
もう、下手でいい!ごり押しすればいい!おもしろい!
自信と肝っ玉さえあれば全部おもしろさに変えられます。すばらしい。
ばっかだなぁ、ほんと。くだらねぇ。
でも、これが笑えなくなったらおしまいだな、わたし。
騒動舎、要チャックです。次あったらまた見に行きます。
マオさんは28ですが、今年の4月に入団したということで新入生として扱われているらしいです。だからあと3年は騒動舎にいるの。
なんだそりゃ。そんなことも含め、たのしい出来事でした。

オーディションには案の定落ちてました。
また探します。

オーディション2 次

2006年10月21日 17時01分20秒 | Weblog
を受けてきました。埼玉県に初上陸です。
埼玉は街の雰囲気が地元に似ています。
電車を乗り継いで45分、こじんまりした駅をでてさらに市内循環バスに乗ること約8分。
田園風景の中に異彩な現代的建造物が。
そこが今回のオーディション会場であり、受かれば公演会場となる劇場。
うちの地元も高いお金をかけて周辺から浮きまくっている市役所を保有しているのですごい親近感。
帰りには会場近くにある野菜裁断工場前の路上で売られていた野菜が気になる。
人参3本100円をおもわず購入。
それがもうほくほくで、あんまりオーディション内容が思い出せない。

ハフハフ

2006年10月21日 12時06分46秒 | Weblog
長芋といえば!
私は短冊切りした上に醤油、あとはとろろ汁だ。
変り種をあげれば、きりはないが私にとっての長芋定番メニューはその2種。
生まれた時からそうだった。
それがこないだ、宮部に「実家から長芋が届くよ」と言ったら、開口一番「じゃあ、お好み焼きができるね」と言った。
ああそうか!
そういや、長芋をお好み焼きに入れることってあるね!
そうだそうか。全然思いつかなかった。
しかも長芋=すぐお好み焼きって発想すごいな。
さすが関西だね。
と純粋に言ったら、えーえーどうせわたしゃ関西ですよ関西圏をあんまりなめんじゃないよみたいな顔でにらまれたので、ばつが悪かった。
それはそれとして、今日のお昼は長芋平焼き。
すりおろした長芋とネギ、小麦粉のみのシンプルお好み焼き的なもの。味付けは醤油ベースで。
うまかった。わさびつけたら味がまた少し味が変わっていける。

テレビをつけたら、幼少のころのマリー・アントワネットが噴水の中で蝶を追いかけていた。
無垢なものの描写として、噴水の中で蝶を追いかけさせようと思った人は天才だと思った。
さすがベルバラは世界に誇れる名作だ。

エリス・レジーナという歌手を知る。
とてもいい。一気に引き込まれた。
でも知ったのがタモリ倶楽部の空耳アワーだってのは誰にも言えないな。

必殺!

2006年10月20日 22時46分27秒 | Weblog
新しいレシピを開発した。
セロリ餃子。ナス入り。
すっげぇうまいが、できれば夏に思いつくべきだった。
セロリ一本128円。それはちょっとあんまりだ。

久々に仕事仲間と飲みに行く。
少人数精鋭の会である。ほぼみんなが同世代なのも気軽。
私が割とオンオフがはっきりしている性格で、
仕事場ではきゃいきゃい話に加わることもあまりなく、黙々と自分の作業をしているので、
素をはじめて見た同僚は「誰だこいつ」「もう酔ってるよこの人」など言いたい放題だった。
やっぱり一歩歩くたびに物語をつむぎ出す化け物が仲間内に1人いると、その集団は大いに盛り上がる。今回はそのいい見本だった。
仕事の仲間とは思えない屈託のないいい感じの飲みで楽しかった。
「でもどうせ深見さんは明日仕事に出てきたら、今日の馴れ合いなんてなかったみたいになるんでしょ」。
その通りだね。でもあんたたちのことは大好きだぜ。

父から芋が届いた。
「採れたから」ということだ。
それにしても長芋2本。さつまいも6本はちと多い。
ダンボール開けたらびっしり芋まみれ。
芋2種の色は紅白めでたいね。




今度は

2006年10月15日 20時53分16秒 | Weblog
お誘いがあって、宮部さんと品川でやってるフリマにいく。
毎週開かれていてけっこう有名だというそのフリマの開場横でかなり大きなイベントが開かれていて、そっちかと思ったら、違った。
間違えて入った大きなイベントは食肉のイベントで、みんなキロ単位で肉を買ったり、試食肉に行列をなしたりしていた。みんな肉が大好きだ。
フリマは予想以上に楽しく、掘り出し物がいっぱい。
一目ぼれした革の肩掛け鞄、「いくらですか」と聞いたら「1000円」だという。「安いけど1000円かぁ」と言ったら、「じゃあ、800円」。買っちゃいました。
あと、200えんのセーターとか、100円の布地とか。とかく安く、大満足であった。
根気と執念があれば、フリマの方がいいものが安く手に入る。
でも根気も執念もそんなにないから、私にとってフリマはやっぱりたまにいくだけのイベント買い物なのだ。
その後、宮部さんの部屋に行って「昼寝するわ」と言ってアイマスクして寝る彼女の横で黙々読書。読み終えたころにヤツは起きた。
それから五反田団の稽古を見せてもらう。
こんどのもそうとう面白くなりそうだった。何度も笑った。
家に宅配が届くことをすっかり忘れていたのに、ようやく気付いて稽古途中だったけど、お暇する。
今度はみんなでご飯を食べる。ぜったい。
んで、帰宅。今から風呂。んで寝る。

そうとうひどい

2006年10月15日 00時34分02秒 | Weblog
劇団チャリT企画「アベベのベ」をみてきました。
ココはちょっと異色の劇団で、世情を反映させた作品を集中してつくっているとこです。
んで、どんなものやらちょっと興味ありましてみにいきました。
今回はズバリ、アベ内閣総理大臣の話。いや、本人もそっくりさんも出ないんですけどね。
アベさんが総理になった5年後の話。場所は一見政治とは関係ないコンビニのバックボーン。
と、ここまで話してなんですが、私はこの芝居怖かったです。
なぜか。
あまりにも政治的に直接的な意見が述べられていたから。
もちろん芝居として面白くないわけではないんだけど、
いろんな立場の人の色んな意見が織り交ぜられていたとは思うけど、
でも、政治団体の芝居を見に来たわけじゃないんだから。
なんか、もっと政治でも世の中でも馬鹿にしちゃえばいいのに。
世の中のことを真剣に考えているんだなぁ、この人たちは。えらいなぁ。
でもそんなのはちょっと怖い。
戦争が、とか言っちゃうのはいいけど、それを噛み砕けていない芝居は怖い。
どこへ行くかもしれないから。それこそ戦争しちゃうほうにもさ。

題名でひどいといってるのは、実は今日みた芝居ではなくて。
最低映画「ピンク・フラミンゴ」、
でもなかったりする。
いやぁ、ピンク・フラミンゴはおもしろいよ!すっごいおもしろい。
笑った笑った。痛快だった。
それでいいんじゃねぇの?
愉快痛快。モラルとか思想とか、そういうのはこの映画にはいらないんでないの?
だからすっごくおもしろかった。
何にも考えなくていいでしょ。うへへって見れるじゃん。
これはおもしろい映画です。
心底笑える映画です。

んで、ひどいのは芝居のチラシの束にはさまっていた一枚。
すげぇな、おい。
面食らった。
一応、画像引っぱりますけど、あんま見るのおすすめしません。
でも、私はこの芝居見に行くと思います。
だって気になるじゃん。怖いけど。ひどいな、こりゃ。
心してみてね。東京にはこんな芝居やってる人もいるよ。

今日はなんだか凄いものを色々目撃したね。

なんちゅー組み合わせ

2006年10月13日 23時38分57秒 | Weblog
予告どおりビデオを借りた。2本。究極だよ?
紅の豚。なんか無性にみたくなって、散々悩んだ末に手に取った。
今日、さっきみた。
もう全然意味わかんないけど、自分頭おかしいんじゃないのって思うけど、
空賊どもが大きな客船を襲うとこの一連のシーンで不覚にもじわっと泣けてしまう。
だって自分が死ぬかもしれないとか、それが怖いとか、何のために死ぬ思いをしなきゃいけないのかとか、全然考えてないいんだもん。そういうの全部超越したとこにいるバカ騒ぎがすごくかなしい。でも楽しい。
やっぱりみようと思った時にみたものには何かあるね。
んで、2本目。これは明日みます。
今日続けてみたら、豚の余韻が消えるし、それにこれはちゃんと気持ちを落ち着けてみなければ。そんな映画。
ピンク・フラミンゴ。イエー。
すげぇぜ、ついに出会ってしまったぜ。近所のツタヤに普通にあったぜ。
こぇよ。でもみるの。一人でもみるの。

あと、本をバカ買いした。
それも支離滅裂な感じ。
この人の話は無性に読みたくなる、中毒性があると思う。岩井志麻子「無償の愛」「べっぴんぢごく」。タイトルからしてぐっと来ます。
赤目以来のこの人も地獄語りの1人、車谷長吉「潮壺の匙」。
安部公房「カンガルー・ノート」。よく知らんが、かいわれ大根が脛にはえる話らしいよ。
これくらいきちんと持ってなくちゃ、という言い訳がましい理由で三島由紀夫「近代能楽集」。この題名をパクって土方巽が舞踏の公演をしたのに三島が怒って抗議しにいった先で土方の舞を見てこいつはすげぇってんで、両者が知り合いになったという「禁色」。もうさ、わくわくだよね、そんなエピソード。
養老孟司「解剖学教室へようこそ」。養老先生、待ってました。私はあなたの解剖学が聞きたかった。
母が好きな作家の1人、北村薫が集めた怖い話選「謎のギャラリーこわい部屋」。これはいろんなシリーズがあって、そこで紹介されているうちのひとつ、「遊びの時間は終わらない」という短編が印象に残っている。映画にもなってるが、それはあんまりよくない。
これでとうぶん退屈しないだろう。
やっぱりそろそろ本棚が必要だ。


2006年10月12日 22時48分37秒 | Weblog
早寝の習慣がつきはじめた。
夜10時には眠い。
あんまり寝すぎると死ぬよと言われた。
近頃の高校生は寝すぎていて体力がなくなっているのだという。
小学生が寝なさすぎて精神的に不安定になったり、学力が落ちたりしているというのに。
世の中はとてもとても不公平だ。
明日は週末だし、何か古い映画でも借りてきて夜更かしを決め込もうか。
今日の4時、職場の窓から外を見たら光の加減ではっとするほど景色がくっきりして見えた。
「わるんだけどもうね、この世界終わりだよん」と言われているみたいだった。
「ノルウェイの森」を上だけ読んで、またほっぽった。
あと何年かしたらまた読み出すかもしれない。わからない。
セロリのスープや炒め物が食べたい。
コート類をクリーニングに出した。職場へ向かい途中のクリーニング店だ。
朝8時半からやっている。家族で経営していてていねいな対応。私の今年の防寒着は彼らに任せた!
色々なことが少し動いた日だった。
変化する予兆のようなものがあった。
この予兆が外れたら、一度実家に帰ってみようかとも思う。
夏にろくに帰れなかったし、正月はこっちで過ごすつもりだし。
久しぶりに母とすっごい甘いのにすっごい辛いカレーを出す店に行きたくなった。
父とドライブに行ってもいい。
早急に本屋に行かなければ。次読む本がない。