世の中の二乗>75の二乗

話せば長くなる話をする。知っても特にならない話をする。

不覚ちゃん!

2005年09月30日 13時45分23秒 | Weblog
ケイタイ忘れた!
学校にいる今、ケイタイのない今の現状はなんだかすごく心細い。
連絡が取れない。
連絡が来ない。
しかも、具体的に知らせなきゃいけないことがあるのに!
ブログには書けるが、特定の相手には連絡が行かない。
人って思ったよりつながっていないらしい。
しかも、ケイタイひとつないだけで、相手の連絡先やら、相手とのコミュニケーション手段が寸断される。
ええい、ままよ!こうなったらノロシしかないのか!?飛脚しかないのか!?電報しかないのか!?花キューピットしかないのか!?
じりじりする。
連絡とりたいのに、とれない。
ああ!じれったい。
は!
こ、
これが、
これがもしかして青春のときめきってやつなのかしら。
♪大好きなあの人に~
 この思い~
 伝えたいけど伝わらない~♪
今、わかったわ。
神様は姉に味わえきれなかった青春をもう一度味わえと言っているのですね。
ああ、ありがとう神よ。
こうなったら、花キューっピットで1万本のバラとともに、末嶋さんにこの思い、届けるしか手はないのね!
今日の稽古、4時からできまっせ……って。

本物の不良は学校に行かない

2005年09月27日 12時43分27秒 | Weblog
と、いう昨今の事実がどうも末嶋さんに伝わらずにいた昨日でした。
ついで、不良は学校好きという一昔の事実を末嶋さんから聞き及び素直になんで?と思ってしまう姉なのです。
発端は末嶋さんからの「俺らの頃は学生服を加工してはいてたんだぜ」という発言からでした。
なにそれ、加工って何?
だから、ヤンキーとかとび職の人とかはいてるようなあんな感じにズボンを加工するんだ。
それって、ツッパテル人ってこと?
いや、普通の高校生男子ならみんなやっていた。
えー!?今そんな人一人もいないよ。
そっか、時代だなぁ。じゃあ、今はどうしてるんだ?
男の子はみんな、トランクス半分見せて浅ーくズボンはくよ。
みんなか。
みんな。トランクス見せてなかったらオタクだって思われるもん。
じゃあ、不良と普通のやつの違いはファッションじゃないのか?
違うよ。だってズボン加工するとか格好悪いし、第一校則違反じゃん。
えー!?校則違反が怖くてやらないのか!?
違うよ。校則違反がしたくない訳じゃなくて、校則違反してまでツッパリたくないの。
ツッパリたかったらどうすればいいんだ?

だから、ツッパリ君は学校でどうするんだ?
ホントに悪いやつは学校なんか来ないよ。
えー!?ツッパリは学校大好きだぜ。寂しい奴らなんだよ。
ううん。最近学校来なくなったよね、と思ったら暴走族はいってたりするもん。
・・・・。

こういう一連の流れから何が読み取れるかは別として
姉もこのツッパリ学校大好きだった説には興味津々である。
だから、スクールウォーズとかの世界が成り立つのか。
納得した。
妙に。

万博終わり

2005年09月25日 12時46分45秒 | Weblog
今日で愛・地球博が終わります。
ついでにOH!水木しげる展も終わります。
皆さん、お急ぎください。
この世間に疎い姉でさえ、開幕当日、そして8月と、2度も出向いてしまいました。一度目は一人で、二度目は友と。一度目は経営の心配をするほど余裕でまわれて、二度目は有名パビリオンはほとんどあきらめつつまわって。一度目はなぜか吹雪いて、二度目は当然ばり暑くて。ああ、思い返せば高知在住の癖に万博を満喫しまくったなぁ。
シアホリメンバーでは牧場さんだけ会場に行ったらしく、
あとのメンバーはモリゾーだのキッコロだののキャラクター商品で我慢していただいたわけだ。
聞くところによると、予想を700万人近く上回っての来場数だという。
すごいね、こりゃ。
よかったね、そりゃ。
多分、「万博に行った」ってことが「万博に行って○○した」より重要なんだろうね。というかすっげぇ混んでるんでしたいことがあっても、自然にぼんやり並ぶ羽目になるのだが。
もうね、歩くか、並ぶか、ベンチで休むかのどれかよ、ホント。
それでも行ってみたい、行ってみなきゃと思われるのはやっぱり力だ。パワーだ。万博万歳パワーだ。
すげぇ。
サツキとメイの家は万博が終わったら壊されます。
それは名残惜しいですね。
目玉のひとつでしかも、残しといても問題なさそうなのにね。
なんかいろいろ込み入った事情があるんでしょう。
あんなへんぴなとこにもう二度と行かないだろうしね。
いや、でも千客万来でよかったね。
ウチの芝居も千客万来でお願いします。

なんとか前半

2005年09月24日 00時05分44秒 | Weblog
稽古である。
時間の許す限りみっちりである。
皆苦労している。
もっともっとと思っていることだろう。
姉はなんだかわからない。
つるっといっちゃい過ぎて不安である。
ああ、またこの感覚だ。
次の目標設定がなかなかできない。
こんなにのんべんだらりとやってていいはずないのだが。
まだ自役の壁にぶつからない。
ぶつかってるのか?リアルでない。
どうしよう、困った。
しかし今回はしっかり聞いていい相手がいる。
もっとも目が離せない面々を相手にしている人なのだが。
そうは言ってもその面々に姉が含まれていないはずはない。
あたしがあたしが!と言ってみるのも悪くないだろう。

と、いう感じで内部はともかく表面上はなかなかのペースで前半の区切りまで来た。
先は長いが、ひとまずホッとする。
シュウマイを、
ポテトを、
お茶を、
アメを、
そしておにぎりを皆に恵んでもらいながらの稽古である。
ありがたい。
育ちゃんのノリのよさに救われ、
agoの誠実さに安心し、
美幸さんの変わり身に期待するのである。
してからああ、自分がないって切ねぇなぁと思うのである。
何のことだかわかるまい。
それは見てのお楽しみ。
まだまだ仕掛けていかねばなるまいて。

末嶋氏より、熊本の劇団きらら番外公演「INDEX.6」なる企画公演のチラシをいただく。
演劇の枠にとどまらず、日舞やソウルダンス、粘土造形まで巻き込んで舞台にのっけてしまうその行動力や人徳や力技や根性なんてぇものを感じずにはいられなかった。
他ジャンルとガチ勝負しても揺るがないと確信できるものを持っているからできるんだろう。
それは素直にうらやましい。
まだ揺らぐもんね!姉は。胸張って言うもんじゃないけど。
ははあ、と感慨深げにチラシを見つめてしまいましたよ。
そのあとはこれからを思って根拠もなく楽しくなりましたよ。
いいチラシでした。
公演、がんばってください。
こっちも負けじと進んでまいります。

ちゃちゃっとチャット

2005年09月21日 12時43分34秒 | Weblog
久しぶりである。
すごく。
中高生時代にはまったチャットをば昨日やってみたのである。
誰と?
これはネット環境を把握している人たちにとっては愚問ですね。
情報網の世界では誰となんて、まったく意味を成さない言葉であります。
が、今回は違った。
知ってる。
チャット相手を。
はい、シアホリメンバーでした。
そろそろ他の登場人物を出さないと友達いないと思われますね。
全く、毎日顔つき合わせて稽古してる相手とチャットで何話すんだっての。
そうかな。顔つき合わせるのもチャットでも同じスよ、と言ってしまえるこの年代性よ。
そりゃ、違うけどさ、フェイストゥフェイスとは。でもさ、だってお互い並みの知ってる関係じゃない人たちなわけですよ、それが顔見えないから本音が言えるだの、言えないだのの話じゃないわけで。しゃべる内容もどうだっていい世間話だし、携帯のメールよか早く反応返ってくるし、はっきり言ってやっぱり変わらない。
まあ、しゃべくる内容が内容だったので、という前提ではあるが。
やっぱ姉はスタンドプレイに勝る感動なしだと、信じている節があるし。
やっぱ目で見んことにはどうもねぇ・・・という疑り深さという罪の深さよ。
あれだよね、ホント、Deep Loveとかで泣けたりする人はすっごく感性が鋭くて想像力が豊かなんだろうね。姉はあれを補える想像力を未だ持ち合わせていないからなぁ。いやあ、やっぱ精進だなぁ。ジャンクフードばっかり食べてちゃダメだなぁ。麦とか玄米食わないかんなぁ。


さて、そろそろ本腰で望まなければいけない次回作。
もうしっかりとチケットも店頭に並び、今回はなにやらネット予約の得点があるらしい。
そんな噂も聞きつけつつ、煙はたったが、火がおきてないという状況にならぬよう、これまた精進精進です。謝謝。

ええもん見たぜ

2005年09月19日 00時36分22秒 | Weblog
「チャーリーとチョコレート工場」見ました。
子供の頃に原作を読んだことがあり、
それがおもしろいっ、という記憶で残っていたので映画化された今回の作品はすごく楽しみにしていきました。
結果から言いましょうか。
すっごくおもしろかったです!
すっごく。
予想を越えて。
なにがおもしろかったって、
グロいんだもの。
子供向けのようなのに、子供向けにとどまらないグロさ。
ブラックさ。
まず、ウィリー・ウォンカという人物が完全に人格破綻者である、という設定がすばらしい。そしてひどい。
ジョニー・デップがこわい。
最高。
あとは…まあ、あんまりネタをばらしてはいけないですが、
工場の中身がすばらしい。
本気で。
夢がつまっています。
中身を原作で知っていてもやっぱりワクワクさせられるなんて、すごいことだと思います。
ワクワクする。
ひっさしぶりです。
映画を見てわくわく。すごいいい気分でした。幸せでした。
そしてウィリー・ウォンカと子供たちとの怖い関係。
これは、全然仲のよくない友達同士の間に挟まってしまったどっちの子とも仲のいい子が持つ緊張感に似ています。
こえぇ。
こんな緊張感、こんな楽しい場面で味わいたくねぇ、という気持ちにさせられるすごく特殊ないい映画です。
楽しい場だからって、楽しい気分にばっかなれっかよ。リアルです。
そして端々に見て取れる大人のエゴ。
すげぇ。
ちゃんとしてる。
ちゃんとしてますよ、この映画。
気を抜いていない。
ハラハラする。
危なっかしい大人を見せ付けられてハラハラする。
そんな自分にビックリです。
子供たちの運命にドキドキする。
そんな自分にビックリです。
揚げ足取りの質問と投げやりな回答に緊張する。
良くもなく悪くもない主人公にドギマギする。
なんじゃこりゃ。
こんな映画だと思ってなかった!
おもしろい!
色んなことに驚嘆させられ、姉は賛美の言葉を惜しみません。
この映画はいい映画です!
久しぶりに映画館でいい映画に出会った。
これはすごくうれしい出会いでした。

フライヤーが飛ぶ

2005年09月17日 00時45分01秒 | Weblog
待ちに待った、
というのは語弊がありますが、
ついにやってきた!、という意味では待ちに待った、
フライヤー配りの日です。
フライヤーとはチラシの縮小版と思ってくだされば間違いないかと思います。
我がシアターホリックの次回公演「なんか、どきどきしてきた。」のフライヤーであります。
我ら役者人をフラッシュ君が撮影し、牧場氏がデザインした立派なものです。
それが何千枚と出来上がってくる喜びはひとしおであります。
それを街のショップに置かせてもらいにまわりに行く。
大事な作業であります。
前回の経験をまとめたシアホリの財産とも言うべき資料があったので、
今回は前回よりはるかにスムーズにことが運び、
昼から初めてまだ日の高いうちにほぼ配り終えておりました。
たかだか4人の力と侮るなかれ。
泣く泣く(と思われる)フライヤー配りに参加できない他のメンバーの口惜しさを一身に肩代わりし、我ら笑顔の引きつるまで!腕が腱鞘炎にかかるまで!
配って配ってやるのだった。
もはや我らを留めることは誰にも出来ない。
一気に芝居熱というか、なんかこのままじっとしててはいかん気がしてきたのだろう、今後迫り来るであろう「しなきゃいけないこと」を皮算用する。
そしたらあぁら不思議。
全くもって焦ってきたり、冷や汗落つるなり。
こりゃいかんこりゃいかんてなもんで、彼方の人に催促電話をかけまくる。
閉口しているのが受話器越しでもよう聞き取れた。
agoが鬼編集者とへんげして、美幸さんがそれにおろおろうろたえる。そんな中でもシドゥちゃんは笑みを絶やさないし、シアホリはいつからこんなおもしろい集団になったのかと抱腹して狂喜する姉が傍らで転げまわる。
結局今日はトイザラスでハロウィンのかつらを被って終わった。
そういうお話。

リーダー不在の現場

2005年09月14日 00時31分18秒 | Weblog
ということで、演出家不在の自主練の今日です。
火の国でのほほんと温泉でも浸かって馬刺しでもがっついているであろうリーダーの罪は重いと政権のニュースを横目を見つつ、思うのです。
役者の女の子だけで咲くらに蕎麦を食べに行き、ローソンで甘い物を買い込み、いざ練習場へ。
全くもって部活気取りである。
なごむ。
なごむぎゃる。
誰も知らない。
姉も知らない。
どう進めていいかわからぬが、とりあえず本読み、そして立ち稽古を一通り行う。
途中のダメ出しは差し障りない程度に姉がいたす。
末嶋演出において基本的におさえてないといけないところは、まあまあ一緒にやってきた中で分かっているつもりなのでそういうとこをくくっと責めていく。
agoや美幸さんがいかに思ったかは別だが、
美幸さんの今回の役どころにおいてのツボやagoのちょっとした癖なんかは姉でも指摘できる範囲である。
あと、小まとめごとに変化をつけることや立ち位置の確認なんかを皆でする。
もちろん稽古したぞ感はあったのだが、
如何せんシアホリの顔とも言える名物演出家がいないので、
進んだような進んでないような稽古であった。
いい意味でもそうでなくてもシアホリは末嶋ありきであるなぁと思ったのでした。
さっさと帰ってこんと、姉が乗っ取る。
そんないじいじ感もあったのでした。
はあ。
稽古してぇ。
いじいじする。

練習はジャスミン緑茶の味

2005年09月13日 01時30分25秒 | Weblog
ついに、シアホリvol.6公演「なんか、どきどきしてきた。」の練習が始まりました。
久しぶりの立ち稽古。
これからウンザリするくらい続くんですが、それでもやっぱり最初はうれしくワクワクするものです。
今回は劇作家末嶋氏も演出家末嶋氏も気合いが入りまくっている作品でありまして、
じゃあ、今までは気合いが入ってなかったのかよ、と言われるといや違うと言わざるを得ないのですが、
要はオレの隠してた部分ってやつを今回は一気にさらけ出してやるぜ、オレ、今まで女子大生相手にふんわり芝居ばっかりつくってきてると思われがちだけどもさ、実はこんなことも考えつく破廉恥人間なんだぜ、そんなオレでも愛してくれるかい、ベイベー♪
という、愛の賛歌であるわけなんですよ。
さすが、サンボマスターを先生と慕う氏のことである。
と、いうわけで。
練習どしょっぱつの昨日今日でも熱が入っていた。
別に激しく叱咤するわけじゃないんだけど、いつもなら「最初だから」と大まかな指示しか出さぬ氏が、いきなり一つのセリフの意味についてつっこんでくる。
その勢いは今まで甘やかされてきた美幸さんが早々に音を上げるほど。
はぇよ。
が、それもそのはずで、
今回のキーパーソンである美幸さんには一皮剥けた役者になってもらわないと成り立たない、あ、それはagoも新人シドゥちゃんも同じなのだが、
そのための早期情操教育なのである。
多分姉もやられる。
いやいや、とにかく鼻息の荒い演出家にがうんがうんと引きずられつつ進まっていく感じである。

といっても、その猛牛は明日からまるっと1週間練習に出てこないのだが。
どういうこったい、こりゃ。

荒くれる演出家とそこに渦巻かれ引き付けられた役者人が右手に鞭を左手に飴を持ち、操りつつ泣き笑い、恋し歌い踊るスペクタクル練習の幕が今、始まる。
多分、ほとんど上記には該当しない。

食べること

2005年09月08日 20時51分12秒 | Weblog
姉は日頃から自分は食べることが大好きだ、と思っていました。
量を食べなくても、厳選されたものだけを食べなくても大抵幸せという、あんまりこだわりを持たない傾向にはあるのですが、
しかし、おいしいものを食べることは好きだし、
おいしいものが食べたいといつも思っているし、
食べたものはほとんどおいしくいただきます。
食べてるときは幸せです。
食べ物のことを考えてるときも幸せであります。
しかし、
上がいた。
agoではない。
確かにagoの食への食いつきやその豪快な喰いっぷりは姉より上だが。
いたよ。
他にも。
それもめちゃくちゃたくさん。
昨日今日とバイトで出かけた某食品会社のイベントで。
見つけたよ。
食べることが大好きで仕方ない人たち。
試食品を自分で作る。
自分で食べる。
仲間に食べさせる。
仲間の作ったのも食べる。
試食予定にないものを作り出す。
その場で商品開発しはじめる。
出来たものを仲間に食べさせる。
意外にうまい。
そうこうしているうちにお昼来る。
がっつり弁当食べる。
また試食食べる。
おやつ持ってくる。
おやつ、分け分けする。
お腹いっぱい。
これ2日。
一日中。
姉は前半でギブでした。
試食させてもらった分だけで満腹でした。
食への愛し方や興味がやっぱり違う、と深く感じ入ったのです。
好きこそ物の、とはよく言いますが、
さすが食品会社に所属しているだけあって皆さん並みの「好き」ではありません。
まいった!降参!
いやいや。
まいったのはこれだけじゃぁ、ない。
食は人間をつなぎます。
バイトと社員さんとの間が、
高知と神戸と青森の差が、
埋まります。
食べ物がそばにあるだけで。
すばらしい。
いや、偉大だ。
パワーを感じる。
最終日の今日、
腕に抱えるほどのサンプルの余りをお土産にほくほくで帰宅。
牡蠣フライを山のように黙々と揚げ続ける間、
山芋フリークからの山芋レクチャー。
おばちゃん2人の青森弁に寺山世界を思い出し、
うどんの湯で上がりを舌で確認。
いい仕事でした。