世の中の二乗>75の二乗

話せば長くなる話をする。知っても特にならない話をする。

成長

2008年12月31日 21時33分55秒 | Weblog
実家に帰ると弟が車を買っていた。
冬のボーナスを頭金にしたという黒のキューブは新車でぺかぺかで、
こいつ今年働き出したばっかりなのにもうあと買うものといったら結婚指輪と家くらいしかないじゃないかという王道の会社員になっていた。
そしてそのあと二つの目標も彼は近年中にどうやら叶えるつもりらしく、
なにも知らない姉ばかりがひえーといって驚いている。
今日なんて、会社で配っている卓上カレンダーを渡されて、
「富士通の製品は買うな」とか言うし(弟の就職先はNECなので)、
一年前は大学生でぽやぽやしていたのに
人というのは社会に出るとこうも変わるかというほどに変わっていた。
たぶんこういうのを成長といって、親親族は喜んでいるのだが、
姉ばかりが「おぬし誰だ」と人見知りしている。
夕飯の席で、
「この車の売れない時代によくぞ買っていただきました」と言って販売店でもらったという竹炭ボディーソープセットをもらった。
コバンザメの気持ち。
居間で寝てるし。

ぺったん

2008年12月28日 19時51分56秒 | Weblog
年賀状をこさえる。
ナンシー関ばりに消しゴムにカッターで判子を切りだす。
年賀状はめんどくさいがいい習慣だ。
じじばば孝行のつもりも含め。

「下妻物語」を見た。
おもしろかった。
正月は映画をいっぱいテレビでやるからいいな。

ハイブリット渾沌忘年会

2008年12月27日 19時27分06秒 | Weblog
夏に出演した劇団の忘年会にお呼ばれした。
夏にやった公演は第4回公演で、私はこの劇団に出るのは初めてだったのだけど、
今日の忘年会は旗揚げ公演からかかわった出演者スタッフ全てに声をかけたらしく、しかも第4回公演で共演した人たちは帰省だったり金欠だったりインフルエンザだったりしてほとんど参加しておらず、なんかとてつもなく知らない人たちの中での忘年会だった。
しかし、
新宿のタイ料理屋でやったのだけど、
ここがめちゃくちゃおいしいとこで、
大人数だったからたくさんの種類の料理が食べれた。
ので、結果よかった。
あそこはいい店だ。また行きたい。
2次会で、隣り合った人は宗教学を仙台の大学院でやってる人で、
ある宗教団体にずっとついてフィールドワークしているそうだ。
いかにも研究者の卵らしい人で、
「気安く『どんなこと研究してるんですか?』なんて質問してくんじゃねえよそんなことお前に説明すんのには軽く2、3時間かかんだよそんでもいいのかよいいよじゃあ聞かせてやんよでもそのかわり今から俺とおめぇの勝負だかんなそこんとこわかってんのかいい加減なこと言いやがったら叩きつぶすぞこのド素人が」
という感じで、つばきを飛ばしながらたいへん熱心に語ってくれた。
私は、演劇も宗教みたいな側面がありますよねと言ったのだけど、「じゃあ逆に宗教みたいじゃないものってなに?」と返されてしまって、
そうか、と納得する反面、私は議論じゃなくてお話がしたいのだけどなあと思ってしまった。
会話を成り立たせることよりも、自分の主張を貫く、相手の矛盾をつく、
たぶん私に足りないものはこういうところなんじゃないかと思う。

甘もの会忘年会

2008年12月26日 19時11分12秒 | Weblog
夜7時からあやちゃんちではじまり、
あや特製のおいしいメニューがわんさか出てきた。

おいしいメニューについては、
「最低3ヶ月に一度の更新くらいしといたほうがいいんじゃない?」ということになった、甘もの会のHPに更新しました。
なので、ここでは忘年会で供された飲み物について。
あやちゃんが、サングリアを作ってくれていた。
ワインにこれでもかと生の果物を漬けている。
すっごくおいしかった。
おっしゃれー。
甘もの会でお手伝いしてくれたたまちゃんが、
赤のスパークリングワインを持ってきてくれる。
めずらしい。
そしてとてもおいしかった。
イタリア産のやつで、とても覚えきれない名前がついていた。
たまちゃんが熱燗専用の日本酒を持ってきてくれる。
ついでにとっくりとおちょこも持ってきてくれる。
ついでに燗もつけてくれる。
ぼっちりな熱さだった。
「いやあ、ぼっちりぞね~」という若村真由美の土佐鶴のCMを思い出す。
あとは、お茶各種と珈琲。
ゆっくりゆっくり過ごせた。

ごめん、M1あるから帰るわ

2008年12月21日 23時04分51秒 | Weblog
ガッツの芝居を見に行く。
おもしろかった。
ガッツはうまいなあ。
しかしガッツは用松亮という名前なのになぜガッツなんだろう。
いまだ知らない。
男の人たちの関係の話で、
女にはないさっぱり感や妙なプライドが入り混じり、
例えるならポツドールとカクスコを足して2で割ったような話だった。
作り方もそうなんだろうけど、
やっぱり男同士っていうのが大きいと思うんだけど、
けっこう直接的な性の表現もあるのだけど、なぜかそれが後を引かない。
からりと揚がっている感じ。
しかし、「ここに女の人が出てくるととたんにどろどろしてくるね」
終演後ガッツが言っていた。
卵とじにしちゃうと急に重くなるというようなことか。
とはいうものの、コンドーム(使用済み)が出てくるシーンでは
真ん前に座っていた6歳くらいの女の子が気が気じゃなくなった。
その子はもちろん母親に連れられたお客さんなんだけど、
理解できたのか?というよりは、すごくアウェー感を味わったことだろう。
でも乳児にいきなりトンカツ食わすまねはできぬからなあ。
使用前コンドームを「ラビオリ」って例える芝居内容は説明できないよ。

その後、自宅でM1を見た。
順当な結果だった。
番組の中でも言っていたけど、
「今、いちばんおもしろい」芸人を選ぶ大会においては、
その場でどんだけおもしろいかが重要で、
決勝進出コンビの中にはひいきの芸人もいたんだけど、
でもやっぱり「おもしろさ」でいったら今回のチャンプがダントツだった。
あと、やはり違うネタをもう一回見るという意味も大きかった。
まぐれじゃない、確かな技術が確認できた。
正当な結果だと思った。
正当性のある怪物のようなお笑い番組だ。
しかし正当性というものはそれゆえに怖いとも思う。

今日の出来事

2008年12月19日 00時21分37秒 | Weblog
仕事していたらなんの脈絡もなく、
「そうか!『大日本人』のカトキチの広告はうどんのコシにかけて腰についていたのか!」
と思い至りました。
そしてそのエスプリに吹き出してしまいました。
もう今年が終わろうとしているのに去年の映画を思いだし笑い。
かなりの時間差で爆発しました笑いの時限爆弾。
そんないい映画です「大日本人」。

知ってた?

2008年12月18日 14時51分13秒 | Weblog
神奈川の女の子って自分のこと「ウチ」って呼ぶよ。
私はこないだ初めて知りました。
微妙に関西とは違う「ウチ」。
もとからなのか、ネオ方言なのか。

結露

2008年12月15日 22時00分55秒 | Weblog
また喉にきはじめたのでマスクをする。
マスクを通すと呼吸回数が多くなる。
さらに吐いた空気が逃げないので水蒸気がこもる。
マスクの内側にみっちり玉雫。
ひとりでひっそりおかしがる。
おかげで喉はだいぶ楽に。

ウェルカム

2008年12月14日 14時09分41秒 | Weblog
あなピグモ捕獲団の芝居を見に行く。
もうセミホームといっても過言ではないくらいウェルカムに迎えられる。
非常にうれしかった。
芝居もおもしろかった。
もともとメタファーにまみれた芝居なのだが、
今回はそれがうまく作用しあっていたように思う。
公演後の飲みの席で、つい口を滑らせてむかし山さんという人が言っていた猥談などしてしまう。
すまん、高知の山さん。あなたの性癖、東京でばらしたよ。
帰りに「メリークリスマスとあけましておめでとう」とずいぶん気の早いあいさつをされた。
そのせいか、こっちまで「今年はお世話になりました」という気になった。
わははあどんちゃくどんちゃく
ゆっくり年の瀬がやってきている。