世の中の二乗>75の二乗

話せば長くなる話をする。知っても特にならない話をする。

倒れる人

2008年04月29日 17時17分58秒 | Weblog
「はじめ人間ギャートルズ」がやっていた。
初めて見たわけではないと思うのだけど、
子供の頃見ていてわー懐かしいと言うには時代が違うし、
だからどっちかいうと初見に近いこころもちだったと思う。
有名なマンモスの輪切りが出てきて、その肉がピンク色なのに驚いたりした。
肉がピンクい。
ファンキーな色使いだ。
今日見た回は、少年が金(きん)を見つけて、わーいわーいと喜んでゴージャスに暮らすんだけど、それを妬んだ人に横取りされてしまって、最後は金を薄くのばしてその横取りした人を包んでこらしめておしまいだった。
んで、〆にちょろっと「人間、分相応な暮らしが一番」みたいなことを言う。
いやいやいや。
何もうまくないし、納得もできないよ。
ファンキーだ。
おもしろかったのは、少年がポカスカ殴られて目を回しちゃうんだけど、そのヘロヘロの状態で言ったひとこと。
「鉄コン筋クリート」。
そのひとことの後、少年はバタリと倒れる。
鉄コン筋クリートと言いながら倒れる人がいるか。
いねえよ!
しかも設定原始人だし。
もうめちゃくちゃだこのアニメ。

昨日は、次出演する劇団の顔合わせ飲み会があった。
こういうのを業界では、「うちいり」というらしいのだが、初めて聞くその言葉に四十七士しか浮かんでこなかった。
どうぞよろしくお願いしますということで、初稽古は5月10日。


お食事会

2008年04月27日 22時19分35秒 | Weblog
みゆみゆの就職祝いを池本さんとする。
中野のイタリアンで赤ワインなぞも飲んでしまう。
うまい。
近況を報告しあうが、会社勤めばかりなので全然会話が持たない。
会社の話して喜んでいるのは新入社員のみゆみゆくらいだ。
シアホリのことを聞いても空をつかむような答えしか返ってこない。
結局私ばかり話していた気がする。
でもそれはそれで楽しかったので、二人はいい聞き手だなぁと思った。

ぶらじる踊り

2008年04月25日 23時21分52秒 | Weblog
たっちーと渋谷にブラジリアンダンスを見に行く。
たっちーが割引券をくれたのだ。
「グルーポ・コルポ」という団体で、サンバでないブラジルダンスを踊ってくれる。
オーチャードホールの2階席から見下ろしながら見た↓

引き締まった筋肉が跳んだりはねたりする。
女のダンサーもかよわい感じが全くしない、力強いダンスだ。
バチンバチンと体が衝突する音が聞こえる。
がっちりしているのに、すごく滑らかな動きなのもおもしろい。
集団ダンスなのだけど、マスゲームのように何もかもぴったり揃えるのじゃなくて、ゆらゆら個々で踊っているのだけど、あるときにはピタッとあったりする。
今まで見たこともない体の動きをいっぱいしていた。
帰りにたっちーと「ああいうのはどういう風に振り付けられていくものなんだろうね」と話し合う。

ラテン系の国のダンスだからだろうか、
お客さんの反応とかも熱い。
公演後にはピューピューと指笛を鳴らして、ホーホーと歓声が上がる。
前の座席のカップルとかは、興奮してキスまでしていた。
ダンスを見てキス。
「この公演素敵だったわね」キス。
そんな文化を持つダンスとかブラジルとかに軽く嫉妬した。

書けというから

2008年04月20日 20時22分32秒 | Weblog
長沼さんとご飯を食べに行く。
自然食バイキングで、全体的にはバランスの取れたおいしい品々が並んでいるのだが、
なにかと野菜を甘い物とドッキングさせたがっているケがある。
さつまいもとクランベリーのオレンジ煮とか、とうもろこしのプリン、そら豆のプリンとか。
なかでも極めつけが、苺の代わりにプチトマトを入れた、ショートケーキ。
食べた。
やっぱやめたほうがよくね?


ほほけきょけきょ

2008年04月20日 11時09分32秒 | Weblog
大原にいく。
思ったより山の中だった。
バスが曲がりくねった山道を行って少し酔う。
ただでさえバスで、横向きの座席は酔うでしょうよ。
関西の人は三半規管が強くできているのだろうか。
鴨川の菜の花などを見て必死に耐えること50分。
「♪きょーぉとおおはらさんぜんいん」の三千院には目もくれず、行きたかった宝泉院へ。
額におさまった絵に見立てられた庭を見る。
これぞ借景の極み。すごくよかった。
また今が春なので、花が咲き誇っている。
うぐいすがほほけきょけきょと鳴いている。
モンシロチョウが飛んでいる。
竹の葉がくるくるまわりながら落ちてくる。
最後のほうは春も京都もあまり関係ないけど、折角なのでわーすごいすごいと喜んで、オプションの抹茶と和菓子をゆっくりいただいた。
んで、さっさと帰る。
お昼を長沼さんと食べる約束があるのだ。

きょうとととうきょう

2008年04月20日 08時26分05秒 | Weblog
京都にくる。
といっても今回は一泊二日。
肥田さんの脚本を鈴木さんと浅井君とエミちゃんが演出してそれに宮部さんや駒田さんや長沼さんや尾方さんや野津ちゃんが出演するのだ。関わってる人ほぼ全員知り合いだ。
さらに示し合わせたわけではないのだが、前田さんとさっちんとまやさんとたっちーが見に来ていた。アウェー感ゼロ。気楽に楽しめた。

芝居の会場がこじんまりしたバーのような喫茶店のような場所で、
メフィストを思い出した。
メフィストは高知でずっと公演をしていた喫茶店の中の劇場で、大きな窓からの景色がすごくいい。
今からは新緑の季節だから、さらに綺麗になるはずだ。
いいとこでやれていたんだなあと思う。

芝居はおもしろかった。
演出が違うのでそれぞれ別物なのだが、こだわりポイントがここまで違うかと思うほど違う。
野津ちゃんは相変わらずのびのび芝居していていいなあと思う。
鈴木さんの被虐的な演出にこの人ホントはMなんじゃないかと疑う。
エミちゃんのつくるものは初めて見たが、知らない一面を知った気になる。
その他もろもろ思う。

公演後はその場で打ち上げ。
夜中までだべる。
みんな東京にいたときより元気でよかった。
やはり帰る家があるのは大事だ。

2本目

2008年04月18日 21時02分54秒 | Weblog
今日2本目の傘が旅立った。
強風をともなう雨のせいだ。
4月にはいって2本目だ。
骨が飛び出て痛ましい姿になっていた。
なので出社と同時に「燃えないゴミ」となった。黙祷。
傘がないので帰りは濡れながら帰った。
雨に打たれながらなんだか喪に服している気分だった。


ひとはだ

2008年04月17日 22時02分27秒 | Weblog
お願いをされる。
私はドSなので、たいていのお願いは聞く。
みうらじゅん先生も言っているが、SはサービスのSだからだ。
自分は都合のいい女であると思う。
たまにそんなに都合よく私が言うこときくと思うなよと思うときもあるが、
ドSなので結局はきいてしまう。
たぶん、そういう自分が好きなんだろうなんだかんだ言って。
お願いとかされるの好きなんだろう、はっきり言って。
そう考えると自分がいやなヤツに思えてくるので、
あんまそのへんのことは考えないようにしよう。
自己愛と自己否定の混合なんてめんどくさいもんね。
めんどうなものはきらいだ。
今日も一肌脱ぐ。明日も。

もうすぐ京都行き。
こんどこそ母に五色豆を買わなくては。

不意打ち

2008年04月12日 21時14分25秒 | Weblog
紀香がCMでまじめなことを言っていた。
そうでなくてもたいがい、紀香というやつはまじめなことを言う。
しかし、まじめなことを言う紀香に私は前々から疑問を持っていた。
紀香にはどこかしらまじめを装っているところがある。
ホントはこの人、ただのコテコテ関西人なのぢゃないか。
世間一般の紀香に対するスマートなイメージ、私はどうもあやしいと思っている。
と、いう紀香が、CMでまじめなことを言った。
よくある類の身のないまじめ話だ。
たんすにごんごん。
そしたら最後に紀香が、あの紀香が、一言。
しばらく笑いやまず.
矛盾した2要素を内包する紀香の起用に万歳。