世の中の二乗>75の二乗

話せば長くなる話をする。知っても特にならない話をする。

なんちゅー組み合わせ

2006年10月13日 23時38分57秒 | Weblog
予告どおりビデオを借りた。2本。究極だよ?
紅の豚。なんか無性にみたくなって、散々悩んだ末に手に取った。
今日、さっきみた。
もう全然意味わかんないけど、自分頭おかしいんじゃないのって思うけど、
空賊どもが大きな客船を襲うとこの一連のシーンで不覚にもじわっと泣けてしまう。
だって自分が死ぬかもしれないとか、それが怖いとか、何のために死ぬ思いをしなきゃいけないのかとか、全然考えてないいんだもん。そういうの全部超越したとこにいるバカ騒ぎがすごくかなしい。でも楽しい。
やっぱりみようと思った時にみたものには何かあるね。
んで、2本目。これは明日みます。
今日続けてみたら、豚の余韻が消えるし、それにこれはちゃんと気持ちを落ち着けてみなければ。そんな映画。
ピンク・フラミンゴ。イエー。
すげぇぜ、ついに出会ってしまったぜ。近所のツタヤに普通にあったぜ。
こぇよ。でもみるの。一人でもみるの。

あと、本をバカ買いした。
それも支離滅裂な感じ。
この人の話は無性に読みたくなる、中毒性があると思う。岩井志麻子「無償の愛」「べっぴんぢごく」。タイトルからしてぐっと来ます。
赤目以来のこの人も地獄語りの1人、車谷長吉「潮壺の匙」。
安部公房「カンガルー・ノート」。よく知らんが、かいわれ大根が脛にはえる話らしいよ。
これくらいきちんと持ってなくちゃ、という言い訳がましい理由で三島由紀夫「近代能楽集」。この題名をパクって土方巽が舞踏の公演をしたのに三島が怒って抗議しにいった先で土方の舞を見てこいつはすげぇってんで、両者が知り合いになったという「禁色」。もうさ、わくわくだよね、そんなエピソード。
養老孟司「解剖学教室へようこそ」。養老先生、待ってました。私はあなたの解剖学が聞きたかった。
母が好きな作家の1人、北村薫が集めた怖い話選「謎のギャラリーこわい部屋」。これはいろんなシリーズがあって、そこで紹介されているうちのひとつ、「遊びの時間は終わらない」という短編が印象に残っている。映画にもなってるが、それはあんまりよくない。
これでとうぶん退屈しないだろう。
やっぱりそろそろ本棚が必要だ。


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