カヤツリグサ
(カヤツリッグサ科・カヤツリグサ属)
田畑の畦や道端に生える。
たまに、東京でも空き地などに、
見られるが、少なくなった。
三角の節のない茎を裂いて、
蚊帳を吊ったような形に垂れ下げて、
よく遊んだものだが・
今は
蚊帳じたいが、見られなくなったから、
「蚊帳吊草」の名前の意味さえ、
過去形になっているなと思う。
「俳句歳時記」夏
蚊帳吊草
(かやつりぐさ)
野に伏せば蚊帳吊草も頼むべし 一茶
脛痒く蚊帳吊草の中にゐる 中原道夫
終に苦しかやつりぐさの錯綜は 山口誓子
淋しさの蚊帳吊草を割きにけり 富安風生
風知ってうごく蚊帳吊ぐさばかり 大野林火
(カヤツリッグサ科・カヤツリグサ属)
田畑の畦や道端に生える。
たまに、東京でも空き地などに、
見られるが、少なくなった。
三角の節のない茎を裂いて、
蚊帳を吊ったような形に垂れ下げて、
よく遊んだものだが・
今は
蚊帳じたいが、見られなくなったから、
「蚊帳吊草」の名前の意味さえ、
過去形になっているなと思う。
「俳句歳時記」夏
蚊帳吊草
(かやつりぐさ)
野に伏せば蚊帳吊草も頼むべし 一茶
脛痒く蚊帳吊草の中にゐる 中原道夫
終に苦しかやつりぐさの錯綜は 山口誓子
淋しさの蚊帳吊草を割きにけり 富安風生
風知ってうごく蚊帳吊ぐさばかり 大野林火