花々楽しい日

布合わせを楽しみながら キュートで物語のある布小物を作っています

目指せ!和菓子職人

2006-09-03 | others

すみません
タイトルは大げさでした(笑)

コドモたちの夏休みの自由研究を「何にする~?」って話している時に
和菓子職人である姫の友達のお父さんから
「和菓子作りを体験しませんか?」と声をかけていただきました

コドモたちを差し置いて
私が1番興味津々

めちゃくちゃやってみた~~いっ!

てなわけで
8月の暑い吉日(?)に
私とコドモの3人は和菓子屋さんに1日入門して来ました

これが達人の作品です

上段左より『団扇』『蟹』『朝顔』 下段左から『萩』『向日葵』『金魚』

今回私たちがチャレンジしたのは
上の『夏楓』と 右の『姫菊』


この↑写真がメールで届いた時
「できないよ~!」と3人で悲鳴をあげながら笑いました
だいたい「練りきりの和菓子」なんてどうやって作っっているのか
さっぱりわかりませんでしたし…

まず 『夏楓』から挑戦


準備していただいていた
「牛皮(白玉粉を練った物)入りのあんこ」と「こしあん(茶色い方)」

 
白い方に緑色を付けてこねます


「白のままで色をつけないもの」と「あんこ」も分量を量り丸めます(3個分の材料)

  
みどりと白を重ねて平らにして

  
白側から緑側へ親指で擦り ぼかしを入れます(はりぼかし)


中にあんこをつつむ様に入れます


楓はこの↑木型を使います
職人さんの手で一つ一つ彫られた高級品

   
ぼかしを入れた方を下にして木型へ入れ ギュッギュッと押し込みます

  
型をトントントン としてから 手の上に出します
(この2枚の写真は姫の手 姫の作品です)

できた!できた!と3人で感動しました!
あの不器用のブーチャンの若もちゃ~んとできていました


 

次はちょっと難しい『姫菊』に挑戦

「夏楓」と同じ要領で 色を付け分量を量り丸めます(3個分)


平たくした白の上に 平たくしたピンクを乗せ 包み込み丸めると
ほんのりピンクが見えます(つつみぼかし)

  
   
ヘラで模様を入れます

 
小さな木型(右の型を使用)に黄色の練りきりを入れて ぐっと押し付けます


『姫菊』完成!(これは達人の作品です)

私が作ったのはコレです

ジャジャ~ン


どうよ!どうよ!
ちゃんとできてるでしょ~~~!
「3個ずつ作っているはずなのに2個ずつしかない」って?
はい それは1個目はミテクレが悪かったので
写真をカットしたからであります

予想以上に楽しかった和菓子作り体験でした

でも和菓子を作っているところ(工場)って
クーラーなどないから暑いんですよ~
蒸し物をすると「地獄のようだ」と達人が言っておられました

ひとつの作業を終えると手を洗いきれいなタオルで拭く
これを何度も何度も繰り返すので
「冬なんて手が荒れてしまうだろうな~」と思って聞いてみると
「職人さんは手が命!」
入念にお手入れするそうです
私は手を洗った後 ちゃんと拭き終わらないうちに
カメラのシャッターを切ったので
OLDカメラくんが機嫌を損ねてしまったのです
その時の様子はコチラ

もちろんこの「和菓子職人体験」は
姫が(正確には姫と私が)自由研究としてまとめて
学校に提出しました


和菓子職人(達人!)のMさん
この度は大変お世話になりました
あのう…
娘が「大きくなったら和菓子屋さんになろうかなぁ」などと申しております
移り気なのでいつまで気持ちが持続するかは母にもわかりませんが…
その時は是非よろしくお願いします(笑)

とっても楽しかったので
是非企画化してみて下さいよ~!
夏休みの「自由研究」にもいいし
そうでなくても
みんな1度は「やってみた~い!」って思いますよ!
是非!是非!

コメント (6)
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