我ありと 品をつくりて 枝垂れ花
かの人遠く届かぬ うつろ花
桜は満開より 少し過ぎ 一陣の風に花びらがパラパラと散り その中に身を置くのが好きである。
枝垂れ桜は そこが違う 手を伸ばしたような枝に花がいっぱいついている方がよい。
満開の姿がいいのである。
まるで自分の方に手を伸ばしてくれるような風情を感じるのである。勝手な妄想だが(またはじまった)
万葉風に云えば
この枝垂れ桜のように 想うあの人が自分に手を伸ばして欲しいが あの人は一顧だにしてくれない。
なんと哀しいことが 自分は虚ろである
こんなことになる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます