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線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

名水巡り~藤原田・牛鹿

2011年12月23日 16時09分51秒 | 名水
今日は佐久方面へ行った。その沿線で名水を巡る。

まず上田市藤原田地区を通る。「藤原田の大井戸(おいど)」。ここは旧丸子町で、立科町へ向かう県道沿いの地区。その集落の真ん中辺にあった。

かつて水田にも利用された「七湧水」の1つで、水質のよさから酒造にも使われたという名水。


親水公園的な整備のされた環境になっていた。大事にされてきた井戸である。

続いて北佐久郡立科町牛鹿(うしろく)地区へ向かう。「牛鹿の下井戸」。「芦田七井」の1つであるという(他の6ヶ所へは行ったことがない…)。


県道沿いで、すぐ目立つのでいつも通りかかっていた。いろいろな看板がないので、飲んでいいのかどうかは分からず…。

清潔感ただよう石造りの井戸である。

よく探せば、いろいろな湧水があるものだ。

桜馬場の清水

2011年12月18日 16時58分58秒 | 名水
今日は埴科郡坂城町入横尾にある「桜馬場の清水」へ寄ってみた。
自分はかつて坂城町に勤務していたことがあるが、それよりも前…もう10年以上前に、ここを訪れている。

場所は、上信越道坂城I.C.にほど近い場所。久しぶりに行ってみると、まず道を間違えた。いきなり坂城のリンゴ畑に迷い込んでしまった。

気を取り直して(笑)、よく見て走ると「入横尾」という標識を見つけ、ようやく記憶もよみがえってきた道へ進む。


ああ…思い出してきた。まず池が目に入るのだ。

その上方に水場が作られている。水汲み用コップで、まず一杯。


12月のせいか、冷たさよりも暖かさのようなものを感じる水だ。

それにしても10年も経つと、記憶というものは薄らぐものだ。その場所は覚えているのだが、その途中を覚えていないのだ。

しかし流れ出る水は変わらない。

古くから知られてきた坂城の名水だ。

黒部市生地の湧水群

2011年11月04日 16時29分29秒 | 名水
黒部市に来ると、どうしても寄りたくなるのが生地。黒部川扇状地湧水地であるこの地は「名水の里」だ。「名水街道」とか「名水めぐり」という文字が、あちこちに目に入る。水マニアにとっては「聖地」のような場所だ(笑)かく言う自分も、これで4回目の訪問だ。

まず、名水めぐりの前に、魚の駅「生地」に立ち寄って、お土産を買う。ここの駐車場にも水場が作られていた。


近づいてみると、黒部のゆるキャラ「ウォー太郎」発見!作は勿論、藤子不二雄先生だ。


さて、自動車で分かりやすい場所を巡る。
まず「みどり町の清水」だ。

一見、バス停か何か?という感じ。中に入ると水がドバドバ出ている。

この水場の裏側を流れる川もすごくキレイで、魚が目視できる!

続いて「絹の清水」。

かつてこ水で豆腐を作っていたといい、絹のようななめらかな水というような意味らしい。


続いて「弘法の清水」3ヶ所。大体、弘法大師の伝説のある水場は各地にあるのだが、生地だけで3ヶ所もある!
まず、神明町西の「弘法の清水」。

土管がむき出しになっている。


続いて、神明町東の「弘法の清水」。

ここも、井戸みたいな土管に蓋がしてある。


そして、非公開の岩瀬家の隣にある「弘法の清水」。

ステンレス製の水場。本当に清潔感たっぷり。


さて、続いて「神田の清水」。

四角い石造りのところから流れ出ている。


続いて「殿様清水」。

マンガ「美味しんぼ」にも出てくる。前田公が褒めたという名水。


もう1ヶ所、「清水庵の清水」。

松尾芭蕉が名付けたという。ちなみに北陸では、湧水の意味の「清水」を「しょうず」と発音するが、ここは「しみずあんのしょうず」というらしい。日本語は難しい。


あとは今回パスしてしまったが、「神明町の共同洗い場」「前名寺の清水」「中島の清水」「源兵サの清水」「月見嶋の清水」がある。また非公開のところとして「岩瀬家の清水」「田村邸の清水」「生地温泉の清水」「生地第一温泉の清水」が、名水マップに載っている。


さて、生地地区内を通ると、旋回橋として知られる「生地中橋」がある。漁船が通ると、遮断機が下りてきて、長さ38.4m、幅7m、重さ30tの橋体が回転するという、日本で最初の旋回式可動橋として知られる。

今日もたまたま、旋回するときに出くわした。
■遮断機が下りて、動き始める。


■かなり回転する。


■漁船が入っていく。



この橋の対岸に、非公開ながら清水のある「生地第一温泉」があるのだが、時間的に昼間で、温泉に入ってみよう!と思っていた。
しかし、お訪ねしてみると閑散としている。覗いてみたら「…営業は終了しました」とのこと。

ああ…止めてしまわれたのだ。残念。


本当に生地は好きな街だ。民謡《しばんば》の里でもある。
海が近く、かつて新治という村が大津波のために海に沈んでしまったという伝説もある。
今でも、海辺の街、漁港の街といった雰囲気を残している。

またゆっくりと歩いてみたい。

入善町の名水

2011年11月03日 14時52分03秒 | 名水
黒部へ向かう前に入善町へ立ち寄った。入善は黒部川扇状地湧水群のもたらした土地。

■杉沢■

ここで行ってみたかったのが「杉沢の沢スギ」だ。この杉沢とは、何とも神秘的な森なのだ。

周囲は田んぼ、前は海辺なのだが、その杉沢だけが異空間。曲がりくねった杉がにょきにょきと生えている。そんな中、あちこちから水が湧き出ている。

飲むことのできるような水場があるわけではないが、あちこちから水が湧き出している。スギの曲がり具合が不思議な感じ。


■五十里ゆう水の庭■
 杉沢から海岸沿いの道を進んでいくと、五十里(いかり)集落へ。東屋風な建物の中に水場が作られている。

 ゴボゴボと豊かな水量の水が、惜しげもなく湧き出している。周囲には池を囲んだミニ庭園風になっていて、癒しの空間だ。

■園家山ゆう水池■
 五十里から更に下ると、園家山(そのけやま)キャンプ場がある。そこから集落の方へ行くと池が見え、その脇に水場が作られている。

 ここも水量が豊かだ。大きめな石の水場は。とても清潔感たっぷり。


■高瀬ゆう水の庭■
 県道2号線へ出て、高瀬公民館を目ざすと、水場が見えてくる。

 ここは、交通の便がいいためか、水汲み族がたくさんおられた。ポリタンクをたくさん持参して汲んでいく。自分はマイコップに1杯と、写真のみ!
 しかし水量豊か!

大町の水~女清水、男清水

2011年10月28日 21時19分47秒 | 名水
先日、大町出張のとき、昼休み時間に、大町の「女清水」「男清水」を巡った。
これには、あるお話が伝わっている。

かつて「大町」集落の人々は、南北に通る道を真ん中に作ったそうな。
道の東部では、居谷里の湧水を使い、西部では、アルプス白沢の湧水を生活に使い始めたという。

月日が経つと、東の集落は女の子ばかり、西の集落は男の子ばかりが生まれたとか。いつしか村人達は東部の水を「女清水」、西部の水を「男清水」と呼ぶようになった。

しかし、これでは困るということで、東と西の村人が話し合って、南北の道に川を作り、両方の水を合わせて流すようにし、川の両側には村人達が集まるようになり、男女仲良く、暮らすようになったという。

市内にはいくつかの水場が作られている。

<女清水>

■西宮神社の水場


■いーずら大町物産館前の水場


■塩入家具前の水場


■JR信濃大町駅 交番前の水場


<男清水>

■竈神社の手水


■わちがい前の水場


■三王稲荷社境内の水場

 ※自分が行ったときは、出ていなかった…(涙)

全部廻ったつもりが、1ヶ所「大黒天」の水場(女清水)を訪ねそびれてしまった。
再び、大町へ行かねば…(笑)